名前 どこまでも 進む


 血液型 B型

 趣味 料理

 特技 そろばん 水泳

 好きな色 赤

 パート ベース

 生息地 東武ストア

 好きな食べ物 キシリトール配合のガム 回鍋肉

 嫌いな食べ物 みょうが

 天誅の腕前 白河の門前払い

 口癖 今日レポートあんだよなー

 福島出身のヤンチャボーイ。出会った当初、彼の話す強烈な福島弁は理解に苦しんだ。意味不明なので、聞き取れないときはとりあえず「そうなんだー」と言ってごまかしていた。
 普段彼はおとなしい性格であるが、飲み会で酒を飲みすぎると暴走し、物凄く暴力的になる。意外と筋肉質なので、止めることが出来ないからたちが悪い。看病した人達はこう語る。「マジ切れそうになった」と……翌日になると、「何かひじが痛いんだよね〜」と悠長なことを言っていた。困ったものだ。


 2005年春。彼は風邪をこじらせる。その風邪が非常に直りがわるく困っているらしい。彼は死を覚悟しているらしい。

でも大丈夫だよ、どこまでも進む君。君は僕が守る、君を絶対に死なせはしない。というか、僕が守る以前に、風邪じゃそう簡単に死なないと思うよ!がんばれ進む!

 2006年2月末日。彼は故郷、福島に帰った。家に帰るため、旧友と再会するため、どれも否である。彼は山奥で就職活動をしていた。証明写真の彼は鬼のような形相、中国マフィアのような風貌。特に何をしたというわけではないが、彼は追われる身となっていた。福島の山奥は雪がつもり、凍えるような寒さであった。
そんな中、雪男が現れた。雪男の身長は2メートルをゆうに超えていた。しかし、彼は笑っていた。そしてこうつぶやいた。

「そうこなくっちゃ」

彼はコナカで購入したカバンを武器に戦った。雪男との戦いは困難を極めた。企画外のリーチ、企画外の腕力。すべてが企画外であった。彼は雪男に致命傷を与えたものの、それ以上に自分のダメージが大きかった。彼は倒れた。

「これまでか」

薄れ行く記憶の中でカスカに声が聞こえてきた。

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」

彼は立ち上がった。唯一の武器であるコナカのカバンを捨て、彼は言った。

「古くから進む家に伝わる呪文があるんだ。それ決して使っちゃだめだよって御婆ちゃんによく言われていた。だが、この呪文を使うときがきた見たいだな。いくぜ」







「バルス!!」


そのとき、雪を降らせていた雲が、彼の頭上から広がり、一筋の光をのぞかせた。そして、その光の線はじょじょに大きさをましてき、雪男をも包み込んだ。そして、どこから共なく天空の城ラピュタのテーマソング、「君をのせて」のベースラインだけが流れてきた。
ボンボンボンボンボンボンボンボン。
雪男は悶絶した。

光とベース音が収まり、彼は倒れた雪男の元に歩み寄った。雪男は初めて口を開いた。
「合格おめでとう」
雪男は試験官であった。そして彼は見事、第一志望の企業の内定をもらったそうな。