このことを書くと どこのホテルか ばれちゃうかもしれないと思ったけど せっかくなので書きたいと思います。

ある日 買い物をしていて見るものもなくなり さあ帰ろうかなと ふとテレビコーナーを見ると、見覚えのあるビルが 全てのテレビに映っていました.。

「あ、うちのバイト先が映ってる」。 ダッシュでテレビの前に行くと、アナウンサーが 「今日の10時ごろ、ホテルÒÒÒÒÒの5ÖÖ号室で火事があり、女性が死亡 男性も怪我をしています.」と言っていたので すぐにバイト先に行きました。

火事といっても 燃えてしまったのは1室だけで、ビル全てが燃えてしまったわけではないので 見た目はいつもとあまり変わっていませんでした。

しかし中に入ると 火事の後の独特のにおいが たちこめ、4階の控え室は真っ暗の中に非常灯が ぽつんと付いていて 異様な雰囲気になっていました。

燃えた部屋の下の部屋の前を通ったときに (ぽつぽつ)と 音がしたので 中に入ってみると放水の水が垂れているだけでした。かなりびびりました。

5階に行こうとしたのですが 警察の黄色いテープが張られていて 入れませんでした。

普通は火事を起こした店は1ヶ月の営業停止らしいのですが 今回のはちょっと理由が違っていたので 停止にはならず 次の日から営業していました。

なぜかというと この男が部屋に火をつけたからです。

この男(50歳)が女(20歳)と知り合ったのはその日の夜。カラオケ店で意気投合しそのままホテルへ。ここまでだと普通の話だけれど、こっからがやばい!

男は白い粉を持っていたのです。男は普段から使ってたので 平気ですが、女は初めてだったらしく、容量を間違え ショック死してしまったのです。

男はこれを見て、ラリッてるし、パニクッテいて 「白い粉で死んだのがばれたらやばい。焼死ということにしてしまおう」 と、自分は風呂場に避難して、部屋に火を放ったのです。

そのころフロントでは、火災警報が鳴ったのでとりあえず社員が 部屋まで見に行きましたが、異常が無くそのまま引き返してきたのです。

信じられない話ですが、警報ランプが付いたのは 隣の部屋だったのです。社員も「空室で火事が起こるはずが無い」 と、すぐに引き返した。 

戻って見ると、今度は2階の貸し店舗のランプが付いた。また社員が見に行ったが、なにもない。誤報かと思っていると 6階の客が「下の階の窓から煙が出てる」と言われて初めてわかったのです。

社員は慌てて消火器を持ってその部屋にいきました。彼は<踊る大捜査線the movie>が大好き人間だったので ”バン”とドアを開け 30センチ先も見えない中に突っ込んでいったのです。

しかし さすがに救出することはできず このような結果になりました。

一番驚いたのは 警報装置が役に立たないことがわかり、安全を守る手段がないのに 次の日から営業してることです。

今回だって普通はラブホテルの板付きの窓なんて開けないのに たまたま上の階の人が開けたから 発覚したわけで、本来なら フロア丸ごと燃えたって不思議  じゃぁなかった。

何日かして 部屋に入りベットなどを撤去した。ベットは燃えてしまっていたが 部屋の壁なんかはぜんぜん燃えていませんでしたが 真っ黒でした。廃墟のような部屋で作業しているとSM雑誌のかすなどがでてきました。 (燃えていなくても掃除は大変だっただろうな)

社員がマネージャーに「部屋に花を添えましょう」と言ったら「そんなものは必要無い」と言い放ったそうです。