2000年スノボツアー

初日

遭難?

ホテルにて

熊,現る

初日

2000年の1月31日から2月の3日にかけて、サークル《メロンぱん》として、蔵王に、スノボに行ってきた。

メンバーは11人。男子7名、女子4名。もう一人男子がいたのだが、出発の前日に、熱を出したと言って

休む事になった。出発当日に、彼の家に行くと、彼は完全に ねちゅ は下がっていたが、「のどが痛い」

と言う理由で 休むと 主張しつづけ、しかも「親が休めって言っているから、親が・・、親が・・」と

言い続けられたので、呆れて物も言えないとは この事なんだなぁ、と思いつつ彼の家を後にした。

友達の家で髪を切ってもらい、朝風呂対策は ばっちりになった。

夜の9時半に 新宿駅の西口に集まった。酒を買って、バスに乗りこんだ。

何日も前から、自分の後ろは、自分のグループになるような席に座ろうと決めていた。

その方が遠慮無く背もたれが倒せるからだ。心理ゲームをやっていたが、消灯時間になった

ので、すぐ寝た。

 起きたら そこは銀世界だった。バスを降り、ホテルに向かい、10時前に、ついにボードを履いた。

両足が固定されていて、非常に動きづらい。何とか立ち上がったが、思った方向に進まない。

重力に逆らう事ができず、真っ直ぐに下りていくのだ。ホテルからリフト券売り場まで行くのに、

20回ほどコケ、何とか たどり着いた。2日券を買い、午前中はホテルの前のゲレンデで練習を続けた。

身体が山側に滑るのはかなり怖い。この状態で 後頭部の方からコケると、致命傷になるからだ。

おいらは、頭に爆弾を抱えているから、特に注意しなければならない。そんな事を続けていると、

昼飯の時間になった。20%引きの券を持っていたのに使うのを忘れていた。

おいらは朝飯の残りのパンを食べた。

遭難?

 昼食を食べた後、「蔵王に来たからには、樹氷を見なきゃ」ってことで、頂上に行く事になった。

これが間違いだった。ケーブルを使って上に上がるにつれて、どんどん気候が悪くなっていった。

頂上に上るためには、全部で4つのリフトを使うのだが、1つ1つが少し離れていて、非常に不便だ。

しかも 坂が なだらか過ぎて 全く進めないため、片足で漕いだ。 また、あと3メートルで坂だからと、

両足を固定したまま手で漕いだり、腰で動かしたりしていたら、ものすごく疲れた。

最後のリフトに乗る頃には、2つ先の椅子が見えないほどの吹雪になっていった。

頂上についたが、「樹氷は?」って感じで何にも見えない。

そんな事よりも、これからどうやって下まで降りるかだ。地図を見ながら、上った者 全員で

ゆっくり降りて行った。「次の分岐点を右」 と言っても,視界が無いに等しいので、

誰も気がつかずに,どんどん間違った方向へ進んで行った。おいらは,途中で 膝を 激しく 板にぶつけ、

何分か動けなくなっていると,人が視界から消え,声も聞こえなくなった。

「これはマジでヤバイ」と,思い切って立ち上がり、全力で降りて行くと、人の声が聞こえてきた。危なかった。

みんなで降りて行くと、崖から落ちそうになった人がいた。1度は下にコースがあったから,もし落ちても

大丈夫だったが、もう1回は森だったから、一瞬マジであせった。

五時半になった。あと30分もすれば,日は沈みナイター設備の無いところは真っ暗になるだろう。

そうしたら,もう身動きはとれない。慎重だが休むことなく降りた。すると,やっとナイターの明かりが見えてきた。

その光を見たときに 「お兄チャ〜ン 生きてるじゃ〜ん」 と、テリドリ風に喜んだ。

しかし,またコースを間違えた。ホテルのあるゲレンデの隣に行ってしまったのだ。

コース脇の,リフトの下を横断して,やっとのことで ホテルにたどり着いた。

ホテルにて

 ホテルに着いて,飯を食べた。去年の飯は冷えたブリの照り焼きだったが,今年はなべだった。

テーブルに着くと,2つ鍋が有ったが、男6人が一つの鍋に固まってしまったので、

壮絶な奪い合いとなった。肉を取る事に 全身全霊を傾けた。足りなくなったので,ご飯を鍋にぶちこみ、

おかゆにして食べた。去年より高い金を払った甲斐があり、大満足だった。

風呂に入った。入ってから気がついたのだが、温泉の入る場所は2箇所あり、

淡水と,硫黄泉とに分かれていて、おいら達は淡水のほうに入った。早くも首のあたりが筋肉痛だったので、

よくマッサージをしていると、人が誰もいなくなってしまった。

窓の外にはゲレンデが広がり、リフトに乗った人が良く見える。

部屋に戻ってしばらくのんびりしていると、飲み会が始まった。酒の絶対量が少ないので、

ウィスキーなどのアルコールの高い酒を選んで飲んだ。けつを写真に撮られてしまった。

全員で、まったりと飲んでいると、11時半を回った。オールとか言っていたけど、誰もその元気は無く、寝た。

熊,現る

 7時ごろ一人で目が覚める。普段 家じゃ起きれないけど なんか目が覚めてしまった。

寒かったので、昨日は入れなかった硫黄の温泉に入った。

男湯にはおいら1人だったが,女湯の方に一人誰かが入っていた。

「どんな人が入っているんだろう?」 と ちょっと思ったりしていると、「かーっ ぺっ」

と,たんを吐く音が聞こえたので,一気に幻滅した。

部屋に戻ると、誰もいなかった。おいらを置いて 朝食を摂りに行ったらしいので、おいらも行った。

朝食も去年とは違い,ありがたい気持ちで いっぱい になった。

ゲレンデに行こうとしたが,身体中がダルイ&筋肉痛で、結局10時までだらだらしていた。

本当はぜんぜん滑る気はしなかったけど、ここまで来て,しかも2日券を買ってしまったので、

仕方なくゲレンデに行った。下のゲレンデは混んでいたので,大平コースまで行くことにした。

ゴンドラに乗っていると,恐るべき物を発見してしまった。

コースから100メートルほどしか離れていない森に,熊が2頭もいたのだ。

本気でビビッてその近くのコースは通らない様にした。結局,熊が出たと言う放送はなかったが。

今日は昨日と違って、滑れるようになった。調子に乗ってスピードを上げて滑ったら、

転んだときに肺を強打して、息ができなくなったから、あまり派手にやるのはやめておいた。

視界も 昨日よりはぜんぜんよく、分岐点も見えたので,迷うことはなかった。

やっとスノボの楽しさが分かったところで,終わりの時間になってしまった。

7時半から,花火があがるらしかったのだが、下山してしまったので、見る事ができなかった。

花火フリークとしては 少し悔やまれた。行きも帰りのバスも,寝ているとあまり,良い心地がしない。

行きは なぜか うなされ、帰りは大量の汗をかいた。

ココを快適に過ごせたら、ツアーマスターになれるであろう。

来年は,湿布とバスでの安眠グッツを 持って行こう。