夜中に出てくる理由


窓を見るのが好きなじーさんが
最近窓を見なくなった
別な楽しみを見つけてしまったからだ

その楽しみとは・・・
夜中消灯過ぎてから必ず廊下に出てきてしまうのだ
昼間廊下にソファーを置いて
年寄りが座れるようにしてあるのだが
決ってそこに出てきては横になる

年寄りというのは生活のリズムが赤ちゃんのように
変ってくるらしいのだ というのも
一日何回かに分けて昼寝をし
ご飯も赤ちゃんのように一日3回では
済まないというのだ
一度に沢山食べられないということなんだなきっと

そのため 夜中に出てくる人にはバナナやおにぎり
ホットミルクなんか出してやると
おちついて寝てしまうということがよくある
だから同じようにそのじーさんにもバナナをあげて
自分のベッドに戻ってもらおうとしたときだった

彼:こうやってなんかもらえるなら
わしゃ〜毎日出てくるかな(笑)

ニヤニヤしてこう言うのだった
日誌を読み返すとなんと彼は毎日夜中に出てきては
おにぎりなりバナナなりもらっていたのだ
そしてまた今夜もたくらんでいるに違いない・・・

余談ではあるが彼はこのあいだ
ソファーでそのまま寝入ってしまい
寝返りを打った途端にソファーから落ちたらしい(笑)
幸い外傷は無かったものの彼はそそくさと
自分のベッドに帰っていったという・・・

次の話

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