おそうじ中に・・・


目が見えなくて聞こえないという
じーさんの部屋を掃除していた
彼はなにやら機嫌が悪いらしい
ブツブツ文句をいいながらジュースを飲んでいた

俺は掃除をすることを理解してもらうために
掃除機を触ってもらった

いつもならこれだけでわかってくれるハズなのだが
今日はなんだかわからないまま
また機嫌が悪くなってしまった

それでも俺は構わずに掃除を始めた
彼の行動に注意しながら
ぶつかったりしなければ分らないかと思い
ベッドに座っている彼に
背中を向けてはなれたところを
掃除していたときだった

なんと彼は飲み終ったジュースの空き缶を
みごと俺のケツにぶつけたのだ
そしてまだ文句を言っている

文句を言いたいのは俺の方だ

俺は思う
彼の目は見えているし
聞こえてるんじゃないか?
偶然にしては出来過ぎてる話しじゃないか

次の話し

寮父さんのひとりごと
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