これは、私が高校生の時の同級生だった友達の話です。
彼女は、大変霊感が強く姿はおろか、色々な霊現象にも遭遇していました。
彼女が霊の存在に気づいたのは、小さい頃だったらしく、その頃住んでいた場所には古い家が建っていて、その家にまだ居た頃、和室の天井一面に手形の黒い沁みが有ったそうです。
それまでにも何回もお払いを行ったことがあったのですが、あまり改善されなかったと言ってました。ある時、ご近所のおじいさんのお通夜に両親が出かけていた夜のこと、2階の窓からぼーっと外を見ていたら、その亡くなった本人がヒョコヒョコと外を跳ぶように歩いていたそうです。死に装束を着て・・・。
またある時は、夜中、決まって午前2時頃に目が開いて、金縛りに有ったそうですが、両足首をつかまれ、ズズーッと下方に引きずられたそうです。頭は枕から落ちて、声を上げたのでその場は引きずられただけで済みました。
その時の状況は、ベッドで寝ていたのですが、足下は壁になっていて ベッドと壁には人が入れるようなスペースは無く、やはり霊の仕業だったのでしょう。お盆に海で泳ぐと足を引っ張られると言いますが、あれは昔の人がクラゲに刺されないようにするための注意だと思ってました。
しかし、彼女の話を聞いて泳ぐのは止めようと思いました。それは、彼女がフェリーに乗って四国へ渡ったときの事です。
お盆の15日送りの日です。
日が暮れてきた夕方、甲板にあがってびっくり。海一面に人、人、人・・・。
みんなには見えないのですが、彼女だけに見えたのです。やはりお盆に海で泳いだら、あの世に帰る霊たちに連れ去られてしまいますね。そんな彼女も結婚してから、霊はあまり出てこなくなったと言ってましたから、安心です。
でも、もっと驚いたのは、彼女のお母さんなんですが、人の死期が分かるのです。そのお母さんが「あの人もうじき亡くなるよ」と言うと大体1週間ぐらいで本当に亡くなってしまうらしいのです。
なんでも死相が出ているそうで、それが分かるそうです。それは病死、事故死に関係ないそうです。
霊体質は受け継ぐのでしょうか。