2000/6月日記




◆6月日記◆

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◆謎のでこぼこ
at 2000 06/01

疑問があるのです。
考え出すと混乱するのです。

歯医者に行きますね。
かぶせものを作るとしますね。
ゴムのようなもので型を取りますね。

削った歯は凹型なので、
当然ゴムは凸型になります。

でも凹の歯に詰める凸は
金属にならなければ困るのです。

凸の型から凸の詰め物を
どうやって作るのですか。

謎なのです。


◆わかりあえない2人 at 2000 06/03 「なにやってんの」 「電話」 のりみのさわやかな休日の朝を しつこい電話のベルで起こしたのは 気まぐれ友達のT君である。 新しい車を見に行きたいので 付き合わないかとのお誘いらしい。 「また買うのかい。  おととし買ったばっかりでしょや」 のりみなんて中古で買った軽自動車を 大事に大事に乗り続けているというのに。 こないだマフラーに空いた穴を直したら 3万とられて泣いたのに。 T君に言わせると 古くなるうちに下取りに出すのが 賢い車の乗り方だと言う。 それでも残金増えるのに。 「月々の支払い額はそのままで」なんてのは のりみの会社の営業マンも良く使う リース組替えのトリックである。 そして店に到着。 T君が欲しいという車。 なんていうんでしょう。 ワンボックスカーといいますか ミニバンといいますか。 とにかく父ちゃんかっこいいのである。 「君は独り者なのにどこに8人乗りの意味があるの」 「いいの。このゆとり感がいいの」 「後ろの一列で30万ぐらいするんでないの」 「そういう問題じゃないの」 乗ってみれば良さがわかるとすすめられ 運転席に座ってみるのりみ。 「なにこのタクシーみたいなギアは」 「こんなの車庫入れ無理」 文句つけ放題の君は妻なのか。 そして店を出たのりみは 駐車場に展示してある中古車のうち 1台の軽自動車にひきよせられる。 「ちょっと。これ35万だって。」 「でも貨物だよ」 「ギア、5速までついてる。いいな〜」 「・・お前、どんなの乗ってんの」 わからないだろう。 君にこのよさは。
◆イバラの道 at 2000 06/05 お昼休みの歯医者通いは続く。 古い詰め物を新しいものに取り替えるその作業は 気の遠くなるような時間のかかり方である。 虫歯じゃないのに。 このままでも十分生活できるのに。 どうしてこんなに険しい道を選ばなくてはいけないの。 どうしてびしばし麻酔を打たれなくてはいけないの。 そんな疑問から逃げ出そうかと思った日々。 しかし、慣れてしまった今では 妙な快感さえ生まれつつある。 だって ある瞬間の痛みさえ乗り越えれば 後はきれいになるだけなのですよ。 待っているのは「美」なのです。 まるで、つらく苦しい減食生活を乗り越え 順調に体重が減っていくかのような そんなすがすがしい気分に似ている。 今日だって。 ほら見て。 この肉感的でセクシーな ナオミキャンベルみたいな下唇。

◆合併のお知らせ at 2000 06/06 先日からのサーバートラブルにより 2つのサイトをまとめました。 「のりみちゃんち」からこられた方。 素顔のままってなんじゃらほいと思わないで下さい。 「まま館」からこられた方。 複雑な2重人格に倒れないで下さい。 「日記猿人」からこられた方。 改名したことだけわかって下さい。

◆秘密の隠し場所 at 2000 06/08 雑誌のヘア特集をめくる今日この頃。 2度のカットで親睦を深めた 敷居の高いおしゃれサロンにて 今度はパーマをかけようかと思うのです。 この辺は内巻きにもわっとした感じにし この辺からはうねうねっとした柔らかい感じ。 といってもさっぱり想像できないように 言葉でイメージを伝えるのは難しく。 だから切りぬきを持っていこうかと。 そこでひとつ問題が。 そのおしゃれサロンさんは 受付で荷物を預けられてしまうのです。 そして待合室の前を横切り お席に案内されてしまうのです。 いったいなにが問題なのか。 「切りぬきをひらめかせながら  席まで歩くのが恥ずかしい」 美容師さんとの打ち合わせも終盤にさしかかる頃 「あ、こんなのも持ってきたんですけど」と さりげなくとどめに出したいのに。 バックは受付。 切りぬきを隠す場所などどこにもない。 ポッケのついた服なんてのもない。 どうする。 ブラのすきまにはさめるか。 突然胸をまさぐりだす客。 のけぞる店員。 おもしろすぎる。

◆栄光と挫折 at 2000 06/09 パソコンの技術というのは 階段を登るようなもので。 ネットをはじめたばかりの頃は 知り合いもほとんどいない寂しい毎日に 思いきってメル友を募集したりする。 そしてなにも考えず「のりみ」名で、 しかも複数のサイトに登録してしまった為 押し寄せるメールの波に恐怖を味わったりする。 どうしてあなたと 沖縄に行かなくてはいけないの。 毎日毎日返事を書きながら これでいいのだろうかと悩み始めた頃 ふとたどり着いたHP作成。 はじめて画像が張れたとき。 はじめてのTABLEタグが成功したとき。 あの感動と達成感。 着実にステップアップしている自分にほれぼれし のりみの中ではいつもあの曲が流れた。   ♪大人の階段の〜ぼる〜♪(HO) あの頃、ヘッダの意味もわからず 不気味な分析メールにおびえていたのりみも ダウンロードしたモーニング娘の曲をBGMに ICQで「ヒャッホウ」と呼ばれるまでになるなんて。 しかし、そうやってうかれていると 突き落とされるのがネットなのです。 トップページが英語サイトに変更され 覚えのないお気に入りがどかどか増え メールにはあやしい署名が挿入されるのです。 恐るべしMP3。

◆優柔不断と呼ばないで at 2000 06/12 昼休み歯医者。 かぶせもの装着日につき 心身ともに余裕である。 完成した右奥歯のそれを仮ではめ、 助手さんは言いました。 「噛んで下さい。どうです〜高いです〜?」 「(カチカチ)んー少し高いような」 かみ合わせは大切です。 のりみの返事にすかさずとりはずし 調整の削りを入れるお姉さん。 今思えば楽勝だった。 はっきりと違いのわかる2回目までは。 3回目。 「今度はどうです〜?」 「(カチカチ)うーん」 まだ高いといえば高いような。 これでいいといえばいいような。 4回目。 「どうです〜?」 「ええと〜(カチカチカチ)」 のぞきこむ彼女の視線を下から見上げ のりみのカチカチ速度はアップする。 まだ高いような。 いや、もう高くないのか。 ところでどっちが高いの。 ぎゃあ。 わかるのですか。 みなさん即決できるのですか。 こんなの新しい靴を買いに行き 2、3歩下がってターンして そのままレジに向かうようなものである。 のりみはそのためし履きのまま 売り場を3周ぐらい歩きたいんだ。 「どうです〜」 「う〜ん(カチカチカチ)」 むなしく響き渡るその音と共に 貴重な昼休みは消えた。

◆狂った歯車 at 2000 06/13 寒気は夜更けから発熱に変わり うなされた夜を過ごす。 目覚めた朝。 熱は下がったようだけど体がだるい。 休みの連絡をしようと電話に手を伸ばしかけ 急ぎの仕事があったことを思い出す。 とりあえず会社に行こう。 仕事を済ませて昼から帰ろう。 「どした。風邪か」 よろけるように席についたのりみに 優しい声をかけてくれるS課長。 そうなんです。風邪なんです。 夕べは熱が38度も出たんです。 桃の天然水しか口にしてないんです。 そう訴えるほどの元気もなく 弱々しい微笑みで答えるのりみ。 「俺も風邪気味でよ〜」 そこで自分の話に持っていくのですね。 もうすぐ昼休み。仕事も片付いた。 そろそろ言い出さなくてはと思っていた頃 事務班部隊親分のY代理は言う。 「俺と部長、午後から会議だから」 まじですか。 なぜ今日なのですか。 あなた達がいないということは のりみは留守番確定なのですよ。 こんなはずじゃなかったのに。 今頃は布団の中で枕を高くし ワイドショーを見ていたはずなのに。 誰もいない事務室。 なぜこうなったのかを振り返り 机に突っ伏す長い午後。

◆投票はできないけれど at 2000 06/14 日記リンク・日記猿人に登録してから にょろにょろと伸び続ける のりみの「お気に入り」(IE) 会社ではのぞき見専門。 自宅では投票&空メール。 2台のパソコンを使い分ける事により 発生するのが「お気に入りの不一致」 ええと。 こないだのあれ、なんだっけ。 新作リストでみつけたの。 ない。会社で見たんだった。 確かこんなタイトルのような。 むー全然違う。 でもおもろいからお気に入り。 こうやって増えていく。 あっちもこっちもにょろにょろと。 きっとまためぐり逢えますね。 きっとまた見つけ出しますね。

◆DESTINY at 2000 06/14 空っぽの冷蔵庫を埋めるべく ヨーカドーへ立ち寄る。 店内の垂れ幕。 そういえば父の日だっけ。 衣料品の特設コーナーをさまよい 肌着売り場で見つけたのは 藍染めのジンベエ。 父ちゃんかっこいいぞ。 スイカが似合うぞ。 おまけとして5本指靴下も買う。 カウンターで箱詰めにしてもらい 地方発送の手続きをしていると 後ろから声をかける女性が。 あわわわ。 ま、まきちゃん。 5ヶ月ぶりに会う女友達。 前よりきれいになっていた。 スーツも化粧も決まってた。 それにひきかえのりみの姿。 ぼろぼろな顔は病み上がりのせいなの。 適当な服も病み上がりのせいなの。 いつもは割といけてるの。 どうしてなの〜。 今日に限って〜。

◆ゴージャスな争い at 2000 06/15 昼休みの歯医者通いも ようやく今日で終了。 長かった。 会社の引出しをあけ 今までの領収書を足してみる。 9回で1万8450円。 保険が効くからいいけれど この額は普通なのでしょうか。 2割負担だからいいけれど もしそうじゃなかったら。 そうじゃなかったら。 「あの〜代理〜」 「なによ」 かくかくしかじかな説明に 机から電卓を取り出すY代理。 そして宙を見る。 あなたも浮かばないのですね。 計算式が浮かばないのですね。 負けるもんか。 のりみの闘争心に火がつく。 ええと2割ということは8割で。 だめだ。懐かしのXにしよう。 Xに0.2かけると1万8450円。 そうだ。割るんだ。0.2で。 「9・・」 「9万2250円」 くそ。負けた。 こんなにゴージャスなのに負けた。 「あの〜代理〜」 「なによ」 「ちなみに税抜きだとすると」 負けるもんか。

◆カニ倒れ at 2000 06/16 本店の営業部長がやってきて 居酒屋さんにて歓迎飲み会。 飲み物ありますか。小皿は。 あらま、水割りがお好きで。 すいません氷〜。ビールも2つ〜。 まめまめしく働くのは 女子事務員の定めなのですね。 よし。さて食べよう。 腰を落ち着けたとたん なぜか重くなるまわりの空気。 営業のなんたるかを熱く語りだした 体育会系の営業部長。 ああ。もう言えない。 そこの豚串とって下さいなんて。 手持ちぶさたなのりみの前に あるのはカニの盛り合わせ。 食べるしかないでしょう。 飲むしかないでしょう。 そして腹痛。 すみません。 お先に失礼します。

◆無敵の人望 at 2000 06/18 年齢・性別にかかわらず なぜか惹きつけられる人はいて。 「この人に好かれたいな」 「この人の力になりたいな」 自分のそんな能力に 気づいているのか無意識なのか 謙虚過ぎずに傲慢過ぎず。 「だまされるもんか」とひねくれて 冷ややかな観察を続けてみたものの 結局は一目置かずにはいられない人。 そういう人のまわりには 自然にたくさん人が集まり その中に混ざりたいという人が またまたたくさん集っていく。 無敵の人生。 その最たる人が政治家で。 それだけで投票しては いけないのですけど。

◆ランキングの意味 at 2000 06/19 卒業文集を作るとき 配られたアンケート。 「3年C組あんたが大将」という ふざけたタイトルのそれは 「ジャージが似合う人NO1」 「早く結婚しそうな人NO1」 「尻にしかれそうな男子NO1」等 そういったいろいろな項目に クラスの誰かを投票し集計するという よくありがちなものでした。 「ほんとは好きでしたNO1」 できあがった文集が配られ ばらけた結果のその他1票部門に 自分の名前を見つけたみんなは騒然である。 誰だ。誰なんだ。 放課後、のりみを含む数名で 文集委員である藤原君を待ち伏せし 漫画家志望だった彼から 奪い出したアンケートの束。 おお。 確かに書いてある。 自分の名前が書いてある。 無記名のため、誰なのかはわかるはずもなく それでも荒々しい字体を確認することで 幸せな気分になったあの感覚。 ランキングに参加するとか 空メールボタンをつける事って そういうことかもしれない。 ありがとうございます。 玉の輿に乗りそうな女NO1ですが 今後ともよろしく。

◆危険な遊び at 2000 06/20 お弁当を食べ終えた昼休み ネットをさまよう幸せのひととき。 ジャワティの500mlペットを口にあて 意味もなくベコボコ真空にさせながら ブックマークを巡回するのりみ。 ペットボトル内の圧力が 限界に達したときそれは起こった。 ぷぷぅ〜 でええ! 唇からもれた空気音。 まるでおならじゃないですか。 一瞬静まり返ったようなまわりの空気に おそるおそる様子をうかがう。 が。すぐ後ろの応接セットに固まり NHKの再放送ドラマをみているみんなに 誰一人として変わった様子はない。 もしかしてそれは のりみへの気遣いなのですか。 おならだと信じているのですか。 違うんだ違うんだ。 口からもれた音なんです。 気遣いなんて不要なんです。 証明して見せるから。 もう1度出して見せるから ベコボコベコボコ。

◆疑惑の真相 at 2000 06/21 寝る前の歯磨きをしながら ぼんやりテレビを見る。 プロレス。 この競技の正しい見方がわからなく いつも混乱してしまうのりみ。 あんなに技はキレイに決まるものなのか。 飛び降りられるとき、なぜ転がって逃げないんだ。 2人がかりの攻撃をどうして見逃すの。 そんな疑惑が頭をよぎり 不自然な行動や大げさリアクションに 知らず知らず顔がにやける。 だめだ。疑っちゃ。 こんなに痛そうで苦しそうなのに。 そう思い顔を引き締めるものの 途中の「みちのくプロレス巡業CM」で ロープの上を歩いて逃げる選手が映されると やっぱり顔はゆるんでしまう。 いったいどっちなの。 プロレス好きの男友達に聞いてみても 「あれはショーだから」と悟った人もいれば 「違うよ、バカやろう」とムキになる人もいて ますますわけがわからない。 あれですか。 技に対し、研究と開発を重ねた末 結果がああなるだけですか。 くるくる舞の海みたいな。

◆日記における自分表現法 at 2000 06/22 日記を書くときの一人称。 それによって文章のイメージも がらりと変わってしまうのですね。 女の筆者が自分を名前であらわすこと 例えば、のりみが自分のことを 「のりみ」と表現するということ。 わかっています。 書き方を一歩間違えると 同性から石を投げられそうな そんな危険な行為だと承知しています。 しっとりさせるつもりも 知的さをただよわせるつもりもないこの日記に 「私」という表現はどこかためらいがあり。 それならばただの固有名詞を使い イメージをゆだねてみるべし。 そんな選択のまま 今日まできたわけですが。 「アタシ」 最近よく見るこれ。 おしゃれさを感じさせながら 世の中を斜めに見ているような それでいて寂しがり屋のような 路地裏の子猫のような かっこいい。 そんな手もあったのか。 憧れる最近のアタシ。

◆喜びの<PRE>タグ at 2000 06/22 このHPのタグは手打ちなのです。 改行のタグ<BR>を打つのがだるい為 手動改行が生きる<PRE>タグに逃げていたのですが どうやらIEで見た場合のみ フォントサイズが小さくなるらしく。 のりみは「こんなかんじ」のつもりでいるのに ネスケだと「こんなかんじ」。 読めることには変わらない。 でも、鏡で見る自分は右分けなのに 人が見る自分は左分け、そんな違和感。 なんとかしようと規定値に <FONT SIZE=2>を指定してみれば IEだと「こんなかんじ」になる。 なんなんだよ。ワオ! やっぱり<BR>打たなきゃいけないの。 未整理の過去日記5か月分 全て打たなくてはいけないの。 死にます。 気づかなかったことにしよう。 そんな結論を出しかけたそのとき 会社で突然のひらめき。 <PRE>指定の後にフォント指定すれば。 できた。おお〜。 改めましてネスケさん 右分けののりみはどうですか。

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◆ホテル技 at 2000 06/23 「飯おごってやる。降りて来い」 あと少しで昼休みという頃 S課長からお誘いの電話を受け いそいそと駐車場に降りていく。 「あら。他の人は」 「いないど」 誤解させないように言いますが S課長は父ちゃんよりも年上である。 その温厚な性格とドラえもんのような体格で 毎月トップクラスの営業成績を誇る 我が課のムードメーカー的お方なのである。 けしてふしだらな気持ちではなく 純粋な気配りで誘っていただいたのはわかっている。 しかし2人きりの食事。うーん。 「駐車場空いてないなぁ」 ホテルのランチバイキングに行くことになり 車を向かわせたものの駐車場は満車。 しかたなく地下の駐車場に降りていく車。 うおおお。ホ、ホテルの地下。 思わず助手席でずりさがるのりみ。 眺めのいいレストランにて てんこもりの料理を前に向かい合い 会話もなぜかはずまない。 「これはホタテだな」 「ホタテですね」 「これはトマトかな」 「トマトですね」 なんなの。 なにを意識しているの。 「パチンコ、最近どうですか」 話を振るのだ。 相手の得意分野に話を振るのだ。 社会の波にもまれ培ったテクである。 「おう。こないだは5箱取ったど」 「すごいですねぇ」 「座ったらすぐ来てそれから続いてよ」 「すごいですねぇ」 忘れていました。 パチンコでの勝ち話は止まらないことを。 それを聞くのはとてもつまらないことも。

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◆ミラクルワールド(前編) at 2000 06/24 のりみの課・N課長のお客様が ゴルフ場を経営しているらしい。 「土曜日行かないかい」 そんなF課長との会話に 首をつっこむ木曜日。 クラブ?持ってますよ。 母ちゃんのおさがりですけどね。 コース?出たことありますよ。 ふはは。 朝7時にお迎え。 そんな約束をしておきながら 当日前夜、チャットにはまる深夜1時。 ついに、誘っておきながら 自分から解散を告げるという ひどすぎる行動をとる。 ごめんね。 計画性ゼロののりみが悪いの。 心の中で手を合わせ ゴルフバックを探し出す。 あった。でも靴はどこ。 押入れの突っ張り棒。 つるされた洋服をかき分けると そこはミラクルワールド。 忘年会の景品・セラミック鍋。 スキー板。ファミコン。水着とゴーグル。 布団乾燥機。通販で買ったミシン。 突然、習字カバンがでてきても けして不思議ではない空間。 見つけ出した頃には 午前2時をまわっており。 もう寝よう。 行く前から疲れているのはなぜ。 (中編へ続く)

◆計算外(中編) at 2000 06/24 気合をいれて起きた朝。 6時。えらい。 ええと。 ゴルフセットは昨日用意した。 あとは着るものだけですね。 ゴルフといったらポロシャツでしょう。 襟を立てなきゃだめでしょう。 それに去年のキュロットと ハイソックスで決まりでしょう。 頭の中で着るものも決まり なんだか余裕じゃないですか。 とりあえずなんか食べよう。 そしてケロッグが 程よくふやけはじめた時気づく。 待てよ。 まだ衣替えしてないんだった。 てことは夏物は押入れの中。 てことは収納ボックスのどこか。 この箱か。違う。この箱か。違う。 どこなの〜ポロシャツ〜。 「おはようございま〜す」 華麗なファッションに身を固めたのりみの すさまじい部屋を彼らは知らない。 (後編へ続く)

◆そして(後編) at 2000 06/24 快適な天候に恵まれ ゴルフ場目指してドライブの一行。 「のりみ、ヘタですから」 「2年ぐらいやってないですから」 事前の前置きも忘れない。 そんなこと言っときながら実はうまい。 う〜ん。最高のあらすじ。 奇跡よ。起こってくれ。 「あ、プレー代っていくらでしたっけ」 慎重な運転のN課長に 後部座席から問いかける。 「電話したらね、2千円でいいって」 2千円? いくらお客さんの紹介だからって いまどき2千円って。 そうですか。 ショートコースなんですか。 どうりで土ばっかりですね。 運動靴の人もいますね。 Tシャツの人もいますね。 のりみのあの時間は なんだったんでしょうね。 冬場はスキー場らしいこのコース。 打った球はゴロゴロと転がり 後ろの組は待っている。 止まっているリフトを横目で見ながら すさまじい起伏の斜面を 必死でかけあがるのりみ。 これは登山ですか。 ハイキングですか。 また誘ってくださいね。 次回は歩いてみせますね。

◆不向きな週末 at 2000 06/25 日曜日。 D君と釣りの約束。 眠い。しかし約束は約束。 込み合っている防波堤に 並んで腰かけ糸をたらすが 静かに時だけが過ぎていく。 うう。つまらない。 リーチのかからないパチンコのよう。 ビールを取りだし 休憩することにする。 だいたい釣りなんてのは 人間のエゴまるだしの趣味なんだ。 魚が食いたいなら魚屋で買え! わざわざ逃がすなら釣るな! 釣れないひがみを胸に テトラポットでたそがれる。 そして熟睡。 「ほれ。潮良くなってきたって」 D君に起こされ再トライ。 おお?おお〜釣れた。 む。ここで甘えちゃだめだ。 自分で釣った以上 自分ではずさなくては。 そう決意し軍手をはめる。 な、なにこのグロテスクな魚。 そして口からはみ出たイソメ。 きえええ。 「やっぱり取ってぇぇ〜(ぶいーんぶいーん)」 「竿立てろって!」 「だってぇぇ〜(ぶいーんぶいーん)」 ごめんね。 可哀想なお魚さん。 可哀想なまわりの人。

◆該当者なし at 2000 06/26 選挙について書かれた日記を いろいろと読んでみたのですが。 投票することが当然 投票しないのは問題。 そうは思わないんですね。 来たけどわかんない。 まあいいや。この人。 次、比例区? ってなに。 うーん。今書いた人は どこの政党なんだろう。 わからん。適当。 そんなあいまいな考えのまま ぼよんと投じてしまう1票も 多分にある訳で。 誰かを選ぶのではなく かえって消去法にするとか。 こいつは許せないと思う人に×。 よくわからない人は無印。 ×が少ない人が当選。 むー。結果が出るまで えらい時間がかかりますな。 抵抗の白票。 けれど、せっかくの意思表示も 取り上げられなきゃ意味がない。 だから数字がちゃんと出る 「不投票」はわからなくもない。 本当は候補者名以外にも 選択肢も用意しとくべきなんだ。 〜開票情報、北海道○区です〜        (開票率8%)  山○良○    300票  ○田○子    200票  該当者なし  1000票  わかりません  800票   すごいぞ。伝わるぞ。 田原総一郎が騒ぐぞ。 そんなこと考える前に もっと勉強しなさい。 はい。

◆本音と建て前 at 2000 06/27 来場記念空メール。 届くたびいつも 心温まる毎日です。 メルアドしかわからなくても 遠くから見守られているような。 一休さんの母上のような。 感謝の思いを伝えたく お返事メールを考える。  えーのりみでございます。  この度はなんといっていいのか  どうもどうも。では。 違う。なぜ固いの。 伝えたいのはそうじゃないのに。 両手を広げて飛び込みたいのに。 だからといって初めての返信に  うわい。のりみだにょろ〜。  嬉しいにょろ〜。ブヒヒ。 うーん。 かなりデンジャラス。 その途端ぷつりと連絡が途絶えた日には 枕をたたいて後悔しそうである。 段階。マナー。 無難にいくということは もどかしいものですね。

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◆永遠の乙女 at 2000 06/28 初夏の日差しにさらされた アウトドア三昧の週末。 ようやくほてりの鎮まった肌は なんだかくすんで見える。 私ってぇ日に焼けないんですぅ。 赤くなって終わりなんですぅ。 クス。 そんな可憐な色白女を 演出するつもりだったのに。 今の自分はいったい 幾つに見えるんだろう。 飲み屋でふざけて聞いたとしても 正解をはぐらかし殴られる今 確かめるすべはない。 セーラー服はもう無理なのか。 いや。まだごまかせるのでは。 大人びた3年生ぐらいには。 甘やかすな。化粧品に頼るな。 自己回復力を鍛えるんだ。 そうやってびしばし育てた肌。 私の教育方針は間違っていたの。 過保護なぐらいがよかったの。 お母さん、悲しい。

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◆決定的瞬間 at 2000 06/29 N課長が撮ってくれた へっぽこゴルフの写真ができた。 (6/24日記参照) 「どれどれ」 お昼休み、みんなで回覧。 これじゃスライスしたべやと どんぶりの跡がついた新聞をにぎり フォームを教えたがるS課長。 それ以前に転がるんですけど。 「これどこよ」 「・・・」 腰まで生い茂る草むらに埋もれ 悲しくクラブを振りかざしているのは まぎれもなくのりみである。 あるホール。 めずらしく打ちあがったティショットは やがて突然見えなくなり。 近づいていくにつれ判明。 池ですね。水のない。 「あ、打てる打てる」 「良かったね。水なくて」 のんきな2人の声を後ろに 池のほとりで立ち止まる。 あのー。 すごく深いんですけど。 1.5mぐらいあるんですけど。 荒れ放題の草むらに飛びこみ わさわさと突き進むのりみは 目玉焼きの黄身の気分。 「これなによ」 「だから池です」 鼻をつまんで飛びこんだ おちゃめで貴重な瞬間です。

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◆いじけた夜 at 2000 06/30 月末恒例の残業。 ビアガーデンに行くぞという 営業の人たちの誘いに 一瞬心が揺らぐ。 暑いですもんね。 おいしいでしょうね。 でも行っちゃうと 休日出勤なんですよね。 大きな商談の打ち合わせといい 夕方から外出してしまった Y代理は帰ってこない。 あなた事務職なのにね。 商談なんて変ですね。 「直帰するから適当にやめれ」 なんだか計画的ですね。 気づいてましたけどね。 コンビニ。 こんな時間じゃなんにもないですね。 もう食欲もないんですけどね。 とかいいながら 小分けそばとスタミナ丼って なんなんでしょうね。 美味しんぼ立ち読み。 栗田さん、子供が生まれたんですね。 良かったですね。 双子ってとこがいかにも漫画ですね。 のりみさん。 こんな時間に昨日の日記って あなた今まで寝てましたね。 図星ですね。

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