2000/9月日記




◆9月日記◆

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◆恋愛バイブル
at 2000 09/01

深夜の再放送のドラマ
「愛してると言ってくれ」

渋いなぁ。豊川悦司。

それにしても常磐貴子の役は
なぜいつもこうなの。

心を閉ざしたひねくれ男の心を
とぼけた天真爛漫さでつかみ
やがてものする。

が、幸せな時間もつかの間
突然ナーバスな小難しい女へと変身。
男を振り回したあげく大ゲンカ。

悲しみのあまり他の男によろめくが
追いかけてきた男が忘れられず
よりを戻すかに見える。

が、よろめきの事実を素直に告白。
そんな自分を許せないと走りだし
2人それぞれ別の場所で泣く。

が、結局うまくいく。

なんなの。
真似していいの。

そんなのでほんとに
キムタクが看病してくれるの。

真似してみようとする前に
逃げられるような。

まともな男なら。


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◆日記に飢える夜 at 2000 09/03 ときどき無性に訪れる なんでもいいから他人の日記を 手当たり次第に読みたい夜。 求めるものってなんだ。 手に汗をにぎるような ドラマチックなできごとなんて 簡単にあるはずもないのに。 なはは。 君はいつも楽しそうで 一緒にいると元気が出るなぁ。 なるほど。 君はふざけてるけど頭がいいね。 いろいろ語ってみたいなぁ。 いやはや。 君の毒舌ぶりは魅力だなぁ。 でも怖いから近づけないなぁ。 楽しかったよ。また来るね。 やましい気持ちはないからね。 似てますね。 仕事に疲れた男の人が 飲み屋を開拓する気持ちと。

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◆優雅な挑戦 at 2000 09/04 順調に伸びた髪。 鏡を見ながら嬉しさのあまり 鼻の前で結んでみたくなる。 今まではせいぜい肩止まり。 それを今回耐えるのは 誰かの好みだからじゃなく。 優雅でソフトな雰囲気だとか お蝶婦人ばりの縦巻きだとか 憧れ続けて挫折し続けた 自分への挑戦。 でも慣れない。 首筋にまとわりつく髪や じゅうたんに落ちる長い髪。 ここで負けちゃだめだ。 美しく歳をとりたいんだ。 萬田久子のように。 ここで耐えられなかったら きっと将来カリアゲる。

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◆あなたを占います at 2000 09/05 ようこそ。 あなたの性格を占います。 頭の中で「好きなくだもの」を 3つ選んでお待ち下さい。 よいですか。  【 診断開始 】 あなたは どちらかというと理系より文系で 活字を読んだり書いたりすることを あまり苦にしないタイプです。 人間関係においては相手次第であり ときには積極的、ときには消極的 柔軟で臨機応変な人と言えるでしょう。 しかしその一方 物事に対し強く思うことがあっても 感情的になる自分を抑えようとする傾向があり 顔で笑って心で殴るような腹黒さがあります。 そんな自分の本当のあり方について 悩むこともしばしばでしょう。  * * * * * * *  一見マイペースまたはクールに見えますが 実際はかなりの寂しがり屋であり甘えん坊です。 しかし、束縛を嫌い孤独を好む傾向も強く こんな自分は他人に何を求めるのか 悩むこともしばしばでしょう。  * * * * * * * あなたは恋人や配偶者に 穏やかな優しさと愛情を望む一方で 政治や経済や「ここが変だよ日本人」について 意見を述べたり深く語り合えるような 知的な関係を求める傾向があります。 しかし、そんなあなたの中には 自分の考えを人に認められたいという 強い自己顕示欲が潜んでいるため ときとして傲慢な印象を与えがちです。 気をつけましょう。 そんなあなたはたぶん 日記を書いてるでしょう。

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◆こだわる訳 at 2000 09/06 ・こんな日記は嫌いです ・字が小さい・改行が多い そんな日記を見るたびに ひええ!と少ししょぼくれる。 そうだよなぁ。 のりみもたまに疲れるもの。 こないだの健康診断で 視力も落ちちゃってたし。 疲れることはわかっていても フォントを変えるということは なぜだか勇気がいることで。 例えば「おなら」と書いたとしても それは単なるクリアで透明な物体であり なんだか許されそうな気がする。 けれど「おなら出た」と書くと 一気にリアルで生々しい物体となり けして許されないような気がする。 なんて恐ろしい。 同じおならなのに。 誰かの日記を読むならば 読みやすいほうがいい。 自分自身が書く上で その存在感が邪魔という わがままでありこだわりで。 可愛く見せたい訳ではないです。 例えに「おなら」を出す時点で そんなのどうでもいいんです。

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◆大嫌い at 2000 09/06 仕事が回らない。 営業の人達が自分でやるはずの 書類の書き漏れや提出漏れの穴埋めで 毎日残業なんておかしすぎる。 強く注意しようと思っても かよわいのりみの立場では 頼まれればやらざるをえない。 ここは寅の威を借りるべく 事務班親分・Y代理に相談。 「なによ。俺忙しいんだ」 「でも困ってるんです」 「なによ」 「え〜ここが〜あれでこうなって〜」 「言ってることが全然わからん」 出た。 いかにも自分は正しくて お前の説明が変だというような その人を見下した態度。 一生懸命話してるのに そうやって鼻で笑う訳ですね。 「もういいです」 「なによ」 「いいですってば」 「だからなによ〜」 もう頼りになんかしない。 パチンコの勝った話をしても 絶対笑ってなんかやらない。 日替わり弁当のおかずを聞かれても 絶対教えてなんかやらない。 もう知らない。

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◆邪魔なもの at 2000 09/07 のりみの気迫に押し出され 弱々しいY代理の呼びかけの中 急遽開かれた部内会議。 はいどうぞ。 僕らは営業なのだから 販売するのが仕事だし 他に稼動はかけたくないし。 それって必要あるのかな。 事務の仕事でないのかな。 なるほど。 約束事が守られず 守りませんかとお願いすれば そんな約束おかしいと。 あなたはそう言うの。 はいどうぞ。 大変なのはわかるけど 中途半端に投げ出すことが 当たり前って変ですよ。 忙しいけどお互いが できる範囲のことをして 初めて支えあえるのですよ。 言えません。 年齢。性別。地位。人望。 目線や態度や話し方。 正しい正しくないじゃなく それ以前に左右されるなにか。 邪魔なんだもの。

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◆男同志 at 2000 09/09 気まぐれ友達のT君から 落ち込みを見透かしたように 久しぶりの電話。 「お〜生きてたの」 「それはお前だ」 お互いの近況話をした後 お前は絶対自分から電話しないと 嫌味たらしく指摘される。 だって携帯トイレに落としたんだもん。 番号全部消えちゃったんだもん。 「マジ。いつよ」 「え〜去年の冬かな〜」 「・・・」 これでいいのだろうか。 男女に限らず薄すぎる 最近の交友関係。 今度遊ぼうね! うん絶対ね! そんな約束をしながらも 気が進まないのはなぜ。 遊ぶってなにするの。 誰かの家でお菓子を食べつつ 延々とおしゃべりするの。 最近どう? 別にぃ〜○○ちゃんは? 私なんてぜんぜ〜ん。 うーん。 考えただけで落ち着かない。 畳にのの字を書きそうである。 なんでしょう。 大事に思っているけれど それとこれとは別であり。 薄情。出不精。 もしかして臆病。 それで用事はなんなのさと ためらいもなく言える存在。 気楽でもあり貴重でもあり。

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◆ラブミーテンダー at 2000 09/010 嫌がるT君を引きずり やってきたカラオケ。 新曲なんて知らんと騒ぐT君に 歌の本から目を離さないまま なげやりな助言をする。 あれ。あの歌いいじゃん。 スマップの「らいおんハート」 別に彼らのファンではないけれど しいていうならゴロちゃんだけど 最近耳から離れないあの曲。 君を守るため生まれてきたと。 失ったものは埋めてあげると。 かー。 暗い部屋でひとり聞き続けていると その想われぶりになぜだかせつなくなり そんな自分の寂しさに再びせつなくなる。 理想ではないの。 たとえ臭いと言われても 好きな人にそう想われるのは。 しかし君は友達。 そしてこの密室。 そんな歌を歌ってくれと頼むのは 松田聖子の「抱いて」を熱唱するぐらい 誤解を招きそうな気がする。 惜しい。

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◆日記のできるまで at 2000 09/012 あれは9月10日の朝。 コーヒー片手に会社にて 自分の日記をのぞいた瞬間 トムとジェリー並に目が飛び出る。 ぎゃあ! たぶん人それぞれの日記の書き方。 のりみの場合は 思いついたフレーズを書き殴り とりあえず仮のファイルに保存。 それを後から見直して 隙間を埋めたりつなげたりした後 本物ファイルにコピーしUPする。 それはさながらパズルのような。 広瀬香美の作曲法のような。 組み立てる気力のないあの夜 いつものように仮ファイルに保存し 安らかに眠りについたはずなのに。 保存したのは 本物ファイルだったの〜。 見られた方。 わけのわからない羅列に さぞかし驚かれたでしょうね。 赤面でした。 ハイレグ姿で登場前の むだ毛処理を見られたようで。

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◆献血バトル at 2000 09/013 職場にやってきた献血車。 半強制的だった以前の職場とは違い 今の会社はそうでもないため できれば避けていたのだけれど。 いいことなのはわかっていても 痛い&血を見るのは怖い。 でも知らないうちに 白血球が増えてるのも怖い。 おどおどと受付するのりみに 笑顔で質問し続ける ソフトな人当たりの男性。 「体調はいかがです?」 「いいです」 「んじゃ400mlどうです」 い、いやじゃ〜。 200mlでも嫌なのに〜。 「や。後がつらそうなので」 「全然大丈夫ですよ〜」 「や。仕事も忙しいので」 「すぐ終わりますよ〜」 うーん。しぶとい。 どうやって切りぬけようかと悩んでいたら なにやら小箱を差し出される。 「今日で10回目なので記念品です」 「あらあら」 「で400mlどうです?」 いやじゃ〜。 頑固に断り続けた今 風呂あがりの缶ビール。 血に思えて怖い。

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◆不倫願望 at 2000 09/14 憧れなんだとF課長が騒ぐ 隣の課のS美さんをお誘いし 3人で飲みに出かける。 今年30歳。未婚。 完璧なスタイルと大人の色気を持ちながら 性格はとても姉御肌なS美さん。 今年38歳。既婚。妻子あり。 マダムに人気の少年くささを残しながら どこか計算的な匂いのするF課長。 3人で飲んだくれるうち 話題は不倫についてとなり。 「やっぱり課長も憧れちゃう訳ですか」 「そりゃあるさ。男だもの。ねー」 S美さんに同意を求めるが あいまいに微笑み返される。 「なんていうかなぁ。  自分がまだ男として魅力があるのか  試してみたいっていうかさぁ」 「ふーん」「へー」 次第に冷めてく空気に気づかず 話を続けるごきげんF課長。 「でもな、怖いしなぁ」 「なにがです」 「相手にマジになられるのが」 殺気立つ女2人。 「んじゃなんですか。女も割り切れと」 「けどよ〜お前は結婚したからって  誰かを好きにならない自信あるのか」 それはないとは言えないけれど 全然話が違うでしょう。 俺、君が好きなんだよね。 でも妻も子供もいるんだよね。 それでもいいならカモーン。 そういう誘い方が 汚いって言ってんの。 「なによ〜わかったって。  そんなにいじめるな。ねー。」 もう微笑まないS美さん。

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◆3連休の過ごし方 at 2000 09/016 のんびりと起きた朝 窓からお天気をチェックし 秋物の洋服を買いにお出かけ。 あれこれとお店をのぞくうち 気に入ったブティックを見つけ 素敵な店員さんと仲良しに。 そのうちお腹がすいたので おしゃれなカフェで1人でランチ。 そんな自分にうっとり。 夜はビデオでも見よう。 2回目の「ローマの休日」 ヘップバーンはやっぱり綺麗。 ********* いそいそと起きた朝 新しいパチンコ雑誌をチェックし パチンコ屋の開店に並ぶ。 あれこれと台を移るうち その1台がバカスカ出始め 隣のおっさんと仲良しに。 そのうちお腹がすいたので 店中の食堂で1人かしわそば。 そんな自分を誰も見るな。 夜はテレビでも見よう。 2回目の「フードファイト」 佐野史郎はやっぱり狂ってる。

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◆猿人系日記の謎 at 2000 09/17 ある筋では有名らしい 日記批評家さんがいるらしく。 このページも批評されてましたと とある方からメールを頂き のぞきに行ったらコメントが 「女性の方によるつまらない猿人系日記です」 ひええ! そうですね。 為になるものでもないし 波乱万丈な毎日でもないし。 おならとかハイレグ姿とか アホな例えばかりだし。 ただですね。 猿人系日記ってどんなのなの。 日記猿人というリンク集に 登録しているとそうなるの。 登録してる人意外には わかりづらい事を書いてるので つまんないという意味なんだろか。 そんなの書いたっけ。 なんとかさんヤッホーとか。 もしかして。 説明するのも面倒で 思わずお茶を濁すほど つまらないのかもしれない。

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◆追記 at 2000 09/18 昨日の日記の反響に とても驚いているのですけど。 あのー。 別にその方に対して 恨んでやる!覚えてろよ!と 包丁を砥いでいる訳でもなく もう日記なんて止めるもん どうせつまんないもーんと いじけてる訳でもないです。 自分の好きなように それでいいではないの。 そう思いながらも どこかで批評を望むから ページを公開する訳で。 好意的な意見。あら嬉しいわ。 批判的な意見。あら残念だわ。 結局は自分にとって都合のいい解釈。 でもそれでたぶん正解。 解釈しようとしたけれど あまりになんじゃらほいなので 今回書いたというだけであり。 そんな訳で。 お便り&掲示板の方々 みんなどうもサンクスね! これからも頑張るよ! そんな路線は死ぬほど嫌いなので とりあえずどうもどうも。 また日常に戻ります。 お騒がせしました。

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◆漬物のススメ at 2000 09/19 たまには料理でもしようかと スーパーへ買い物に。 なぬ。 きゅうりが10本で100円。 これは安いんじゃないの。 めらめらと湧き上がる 漬物作りへの挑戦心。 ぶつ切りにしたきゅうりに 大量の塩と味の素を振りかけ タッパにつめて押しつぶす。 30分後。 これはなんなの。 たかだか268円の浅漬けの素を ケチってしまった自分が悲しいと 引き締まった歯ぐきで笑う。 負けるものか。 料理は創作と工夫。 うろうろと旨み成分を探すうち 引出しの隅から発見したのは 永○園の「お茶漬け海苔」 小鉢にあけたその粉末から 振るえる箸でアラレをとりのぞく。 叩きながら浮いてきた海苔に 息を吹きかけ飛ばしながら セキセイインコを思い出す。 30分後。 おお〜! ぜひお試しください。 この漬物で食べるお茶漬けは きっとお茶漬けの味がする。

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◆素敵な人生論 at 2000 09/20 無理するな。 今日やれることは今日やる。 明日やれることは明日やる。 なにを急ぐ必要があるの。 余った時間をぼやーっと過ごす。 そんな時間があるから頑張れる。 たとえ明日が辛くても たとえしわ寄せが寄っても またその時に考えればいい。 とにかくもっと今を 見えない未来なんて気にせずに この瞬間を大切にしよう。 素晴らしい。 そんなポリシーを貫いた結果 また資源ごみの日に寝坊。 さようなら収集車。 こんにちわ空き缶の山。

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◆力になれない訳 at 2000 09/21 うん。今の彼氏とはね 付き合いもわりと長くてね。 だけど煮え切らない人で あんまり好きとか言わないし 結婚なんて話もでないし。 私ばっかり好きみたい。 悔しい。疲れた。わかんない。 「愛する人」と「愛される人」 1度決まった役割は たぶん一生変わらないよ。 それに一生耐えられるの。 もっと楽だと思える人が 他にいる気がするけどな。 でも言えない。 人に言われれば言われるほど 嫌いになれないことを知っているから。 待ってることが辛いなら 見栄とかプライド気にせずに 気持ちをぶつけてみればいいよ。 どうせだめだと思うなら ケンカしたっていいじゃない。 でも言えない。 どうして待てなかったんだろうと 後悔することを知っているから。 跳ね返る記憶。 困ったねぇ。

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◆すれ違い母娘 at 2000 09/22 母ちゃんの誕生日。 お祝いFAXを送ったのに うんともすんとも言ってこず ほっとくこと3日後の電話。 「もしもし・・」 「あら、どこ行ってたの」 どこか沈んだ声である。 「お母さんね、誕生日だったんだ・・」 「知ってるよ」 「お父さんがなんて薄情な娘だって・・」 「なんでさ!FAX送ったしょ」 絵が書いてるやつだよ。 のりみがドル箱差し出してる。 「え〜来てないよ」 「送ったってば」 「あ、裏に落ちてた」 プレゼントも送ったんだけど。 その次の日ぐらいに。 「うそ。届いてないよ」 「また〜。送ったってば会社から」 「あ、不在届け来てた」 憎い演出は相手を選ぼう。 それより今度は電話しよう。 ごめんごめん。

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◆強くなれ at 2000 09/23 物事に動じることのない 冷静な人間に憧れる。 ささいな地震にも騒ぐことなく 人前での発言にも震えることなく もしかしてあなたには 緊張や不安や恐怖という 神経が足りないんじゃないの そんな人に憧れる。 例え今は無理だとしても 例え今は取り乱したとしても 恥ずかしくなんてないんだ。 今は練習。今は訓練。 経験を積み重ねて強くなる。 それが明日へ繋がるのだ。 飛行機での帰省。 激しく揺れる機内の中 雑誌片手に平静を装おい 心の中で祈る。 神様。 格好悪いままでもいいから もう見栄なんて張らないから 助けて〜。

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◆洗面所から愛を込めて at 2000 09/24 空港に迎えに来た母ちゃんに もう嫌、もうこないなどと 文句をたれながら実家へ到着。 「なんなの」 居間の壁に張られているのは のりみの送ったお誕生日FAX。 「小学生じゃないんだからさ」 「だって嬉しかったんだもん」 いくら嬉しかったって 色まで塗らないで。 洗面所にスタンバイ中なのは 誕生日プレゼントとして送った 最新型電動歯ブラシ。 それで使い心地はどうなの。 「はじめは血が出てね」 「あらら」 「それに振動でよだれがたれるの」 「あらら」 でも高かったんだよ。 父ちゃん用に入れといた 付け替え歯ブラシだけで3千円だよ。 「でもお父さんはだめみたい」 「くすぐったいってかい」 「ううん。おええ〜ってなるの」 そういえば普通の歯ブラシ姿でも そんな光景を見たような。 「でもお姉ちゃんには内緒にしとけって」 「ふーん」 使ってくれたんだね。 おええ〜となるのをわかっていても チャレンジしてくれたんだね。 父の涙目姿を想像しながら しんみりする娘。

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◆説教娘 at 2000 09/25 帰省2日目。 まったりと起きた朝 首に感じる激しい痛み。 うう。寝違えた。 夕べは気づかなかったけど この米俵のような枕はなんなの。 殿様じゃないんだから。 「それねぇ古くなったそば殻枕を  お母さんがひとつにまとめたの」 詰めすぎだってばよ。 仕事に出掛ける父ちゃんを見送り 2人で近くのパチンコ屋へ。 快調なのりみとは対照的に 弱気な背後霊と化した母ちゃん。 共有可能な店なので出玉を分けてあげる。 「え〜負けるからいいよ」 「いいの!2人で勝つの!」 「だって悪いもん〜」 「いいの!」 バカスカと減っていく2人分の玉に ここで踏ん張らなければと頑張るが 見事に無くなりうなだれる。 4箱もあったのに。 「も〜だからいいっていったのに」 「なんだと」 無くなったのはどうでもいいの。 精一杯やってみたけどだめならば それは仕方のないことなの。 今更そうやって渋々と ほんとはやだったのにと言わんばかりの 開き直った態度が気に食わないんじゃ〜。 うそうそ。いいの。 喜ぶ顔が見たかっただけ。

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