どこでもそうかもしれませんが、この辺は特に冬は何もすることがないせいかクラフトなどする人が多いです。編み物、パッチワークを始め、毛糸を作ったり、織物したり。2001年2月16日金曜日のメイン州日誌(修正)より、
フェルト作りについて。
2001年2月休み(19日の一週間お休み)の前の金曜日ってことで高校ではウィンターカーニバルがありました。友達がフェルトを使ってミトンを作るのをやってたのでそれに参加した。
普段は理科室だけど、この日はフェルト教室と化した。まるで濡れた羊のいる納屋のような匂いだった。先生達5人くらいと生徒10人くらいで9時ごろから早速取り掛かった。まずは手型を取る。それも2、3cm大きめに書いてそれを片側に折り目がくるように折り、ミトンとミトンを合せたような型紙を作った。型紙をビニールの下に引き見えるように置いてその上に羊毛の繊維を薄く、同じ方向に横長に敷く。羊の繊維は毛糸より硬い感じで、その上自然のオイルがまだ付いてるのでねっとりした感じ。石鹸水を振り掛けて、二層目は縦長に敷く。それを二度繰り返して石鹸水をもっと振って羊毛を押す。最初、毛が手にくっついてきてしょうがない。まるで濡れた犬を撫でてる感じである。一番上の層が手にくっついたりするがそのうち何もくっつかなくなる。
この段階はすごい汚い。べちゃべちゃやってるから石鹸水が飛ぶ飛ぶ。友達とワイワイやりながら、生徒に「先生ら私らみたいな生徒を持ってストレスたまっとるけん、いいストレス解消になるね」なんて冗談言いながらフェルトをたたいてみたりする。何度も何度も押してフェルトが出来るまで約30分。指で引っ張ってみると見事に全部の層がまとまっていつのまにかフェルトになっている。感激ぃ。ミトン型のビニールをフェルトの片面に置き、反対側のフェルトをその上に置き端を薄くしながら上に重ね、その部分をフェルトにするように揉みながら押す。うまくいけば縫う必要全く無し。さすが第一作品はなかなかうまくいかなかった。円をかくようにくるくると撫でる。石鹸水も泡がたっててきもちがいい、スウェードを撫でてる感じ。なかなかくっつかなかったが、ここまでやって駄目なら応急処置で縫うしかないと、最終段階へ入る。熱めのお湯で石鹸を洗い流し、冷たい水でしめる。それを何度か繰り返しタオルで挟んで絞ったりしてどんどん縮めていく。最後の最後に手にはめ、お湯と冷水を入ったり来たりして、手にそぐわせて出来上がり。それを二度もしなきゃいけないのでずいぶん疲れた(片方だけじゃ意味無いもんね)。
第一作品としてはまあまあの出来かな。でも、片方のミトン、ちょっと長いんだよね。(^^;一番最初は壁飾りとか揃えなくてもいいものを作った方がよかったかも知れん。でも、いい経験させてもらってよかった。忍耐必要だけど、ストレス発散にはいいわぁ。それいしても、なんで手作りのフェルト細工が高いかこれで分かった。
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