■ アリゾナキッド MESA AZ Summer
Purbunks Arprt jump
Native New Yorker jump
Great Sending Party jump 7/9更新
Penecal peak / Cut the Tie Jump 7/16更新
Drive to the Lake / The Camping Jump 7/24更新
Sedona / Red rock mountain Jump 8/7更新
Ra-men Jump 8/14更新
Bye Arizona Jump 8/21更新
Bye Arizona2Jump 8/27更新
Epilog Jump9/4更新
−Purbunks International Arprt AZ−
パーバンクス国際空港、アリゾナ州都 フェニックスの空の玄関、
空港には カウボーイハットスタイルが目立つ
空港ロビーを出ると強烈な熱気
「あ、どうも、お疲れ様でした」
1週間前に先行していた Jack が 迎えにくる「番さん、全然違和感が無いですねえ」
「どういう意味じゃ?」
「いや、なんとなく雰囲気が・・・」
(そりゃそうだ、英語にゃ自信がある・・・発音だけだけど、
それにアメリカンムービーだってよく見てるし・・・)「じゃ、行きましょうか、食事はどうします?」
「そう、飛行機の中で何回も食ったからなあ、軽いの行こう、軽いの」
「軽いのというと・・・・Seafoodはどうですか?」
「ああ、良いんじゃない」「前菜は・・・Spinach・・ほうれん草か、これいってみよう」
おひたしを想像していた、しかし・・・
生のほうれん草、それも特大のやつが大量に出て来た、
さらに、日本の感覚でいつも通り2品オーダーしていた、、
とても食べられる量 ではなかった。
前菜のパスタだけでほぼ満腹、
ほうれん草は手付かず、メインディッシュは殆ど残す事になる。「疲れたでしょう、そろそろホテルに行きましょうか」
Superstition Free Way を5分程走る
Hotel holiday Mesa に到着
寝室には馬鹿でかいベット、4人は寝られる、クーラーは音だけであまり冷えない
リビングには簡単な流し台があるが、レンジは無い。アリゾナ1日目、特大ベッドで眠りにつく。
−Native New Yorker−金曜日は "Native New Yorker" へ
Dan、Jack、それに俺
6時迄はHappy hour、Chikin wingが 食べ放題だ
「どうだ辛いだろう」
Danが言う
「え、どれ、ん、普通だね、こりゃ」
韓国の唐辛子になれた基準では並みの辛さであった。今日はなぜかお客サービスでT-シャツが一人一枚
T-シャツにはビール会社のロゴがプリントされている
「ねえ、そのCoors、あたしのBudと換えてくんない?」
「いいよ」
日本ではバドワイザーが有名だが、ここではCoorsの方が人気が有るようだ、
特に若者の間では。Native New Yorkerは Dan行き付けの Beer House いつも大繁盛で活気がある
Danはカウンターのお兄さんとお気に入りのラグビーチームについて自慢し合っている
「Ban、お前の気に入りのチームはどこだ?」
(よわったよなあ、おれラグビー、良く解んねえもんなあ)
「んー、Dan、日本じゃ ラグビーあんまりはやってないからなあ、解んねえ」
「そうか、それじゃ野球はどうだ、野球?」
(野球も知らねえんだよなあ)
「俺の家の決まりで野球は見ない事になってるんだ、House Rule、分る?」
Danは俺とのSportsに関する会話を諦め、隣のおじさんと話しはじめた。
「おい、Ban、彼、電気会社のTechnicianだってよ、同業だぜ」
おじさんと名刺の交換
「もし、またMesaに来る機会があったらぜひ家によって下さい、これが住所と
電話です」
年を聞いたらおじさんではなく同年輩だった。暫く飲み続け俺とDanはほろ酔い、Jackは酩酊。
「ヘイ、Jack、お前、今日はちょい飲み過ぎだな、危ないから運転止めとけ」
Danが引き止め、俺も引き止める
Jackはきかず走り始める、
「Jackのけつの穴め、あいつは全くけつの穴だ」
Danが去っていくJackの車に向け中指を立てる。
(この時は幸運にも大丈夫であったが、数年後Jackはアリゾナで事故を起こす)
中指を立てたDANだったが、心配なのだろう、すぐ後を追う
「Ban、お前は大丈夫だと思うが、酒が入っている、もしコップに停められたら
とにかく何も言うな、ただ停めて黙っていろ、後は俺が何とかする」心優しい Dan は酔っ払い Jack の車が Apart に到着するまで、後ろから
Followしたのだった。
Jackを見送り、Danが振り向いた、
「Ban、どうする、もう一件行くか?」
「もちろん!」
次の店は少し違った、女の二人づれが結構いたりする。
「Dan、ナンパはどうやるんだ」
「簡単だ、気に入った女の前に行ってこう言えば良いいのさ、踊らないかってね」
「Dan、見本を見せてくれ」
「待ってろ」
・・・・・
・・・・・
「何だ、出来ないのか?」
「いや、気に入った娘がいないのさ」
「・・・・・・」
行動を起こさないDanであった。
- Great Sending Party / Drop into the pool-
DoneとCacyが研修で日本に行く事になった
今日はその送別会だ−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
The Invitation (案内状)−こぞって来たれ Done、Cacy 日本への大送別会へ!−
ご存知の通りDone、Cacy両名が約1ヶ月、日本に出発する
真夏の一日、彼等を送り出すパーティを楽しもうではないか!日時:8月15日 10:00 AM
会場:Risaの家* 当日はビール飲み放題、バーベキュー食べ放題
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−Risa邸は一度来たことがあるが、その時おいらは完全酩酊、その上
誰かの車に載せられて連れて来られ、更にビールをしこたま飲まされ、
どうやってHOTELに帰り着いたかも分からない状態だった。
しかしアリゾナの道は分かり易い、10分程でRisaの家に到着Risaの家には、DanとDone、それにTommy竹田が来ていた。
「ハーイBan、すぐ分かった?」Risaが声をかけてきた。
「ハーイRisa、地図さえあれば、おいらに行けない所はないのさ」「モーニングBan、調子はどうだね今日は?」
「ハーイDan、元気もりもりだね」「オハヨゴザイマスBanさん!」Doneが日本語のあいさつ
「おはよっすDone、元気?」「おはようございます、番さん、すぐわかりました?」Tommy竹田
「うん、分かり易いね、アメリカの道は、碁盤の目だもんね」「さてと・・・・ビール、ビール」Danが勝手に冷蔵庫を開け
ビールを取り出す。
「何してんの、Ban、お前も行けよビール」
「行っちゃおうか、ビール」
「カンパーイ!」
「旨えなあ、昼間のビールは、最高!」「ちょっとBan、来てみな、お前に珍しい物見せてやるよ」
Danがプールサイドで呼んでいる
「え、何、珍しい物って?」
「こっちだよ、ほら、この水の所さ」
言われるとおりプールサイドに立ち、プールを覗きこんだ。
一瞬何が起こったのか分からなかった、気が付くと水の中だった、
「わーっはっはっはー、良い格好だぜ、Ban !」
「くそー、くそったれDan、覚えてろよ!」
隙をみつけてDanに仕返しをしてあげたのはいうまでもない。「ハーイ Risa、こんちわ」
日本人らしき女性がやってきた
日本語で話かけてみた
「こんちわ」
「・・・・・?」
英語に切り替える
「あの、日本人では・・・・ないですね」
「あ、Korean、名前はスミンよ、よろしく」
「どうも、番です、アンニョンハセヨ」
「あら、ハングル上手いじゃない」
「ああ、韓国も担当してて、良く行ってたもんすから、韓国に」ビールの空缶が並び、バーベキューを楽しみ、そしてまた何人かが
Danの被害に会いGreat Sending Party は陽気に盛り上がった。プールサイドの片隅のテーブル
ずぶぬれになったスミン、酩酊状態のTommy竹田、そしてこの上なく
Happyな気分のおいら、の3人で話こんでいた、
話題が、本日欠席のJack石井に及んだ
「Jackはあほだね」
「え、Jack、あの Crazy Jack?」
「そう、Crazy Jack」
「ああ、あの子は真正だね」
「真正・・・何?」
「真正・けつの穴だ」Tommy竹田
「Tommy、レディーの前だぜ、けつの穴はねえだろ」
「そうか、けつの穴はまずいか」
「そう、やっぱり、けつの穴はまずい!」
「あのねえ、ふたりとも・・・」スミン
「は?」
「ったく、こんな美人を前にしてさ、けつの穴、けつの穴ってさ
そんなことより、Sedona 行った事ある?」
「Sedona、知らないなあ」
「赤い岩山でさ、とっても良い所よ、ねえ、あたしが連れてってあげるからさ
一緒に行かない?」
「へえ、楽しそうだね、行こうか、Tommy」
「うん、いいよ」
「じゃ、来週の土曜日、迎えに行くよ、Banのホテルと、Tommyのアパート」プールサイドで歓声が上がった、
Danが何度めかの復讐をうけたようだ。
−Penecal peak / Cut the Tie−「番さん、明日夜何か予定はいってます?」
Jack伊藤
「俺はいつだってひまさ」
「よかった、実は明日、Rogerさん達から招待されてるんですよ
Penecal peakのレストランに行かないかって」
「いいよ、行くよ」
「で、番さん、一応ネクタイ着用ってことで」
「へえ、ネクタイねえ、有ったかなあ、探してみるわ」
「あ、あの、あまり良いやつじゃない方が・・・」
「ん?なんじゃそりゃ・・・ま、いいか」
「じゃ、明日6時出発ってことで」
「わかった、6時だね」我々のお客さんであるP社のチーフエンジニア、Rogerさんの
サンダーバードは猛烈な加速で Penecal peak の展望レストランへ向かった。展望レストランには、既にP社のエンジニアやテクニシャンの大半が到着していた。
「飲み物は何が?」
「ビールを」
カンパイが終わり前菜をつまみながらビールを楽しんでいると、
ボーイが近寄って来た、
「失礼!」言うなり、ボーイは私のネクタイを引っ張り、懐から取り出した
大きなはさみでバッサリ半分に切りとった。
「へ?」
「おめでとうございます、お客様、当店の1万3527番目のVIPメンバーで
ございます、お名詞を頂戴できますか?」
あわれ、切り取られた私のネクタイの半分は名詞と一緒に壁に飾られる事になった。
よく見れば、壁には見覚えのある私の会社の名詞も何枚か見つけられた、その中には
なんとJack伊藤の名詞もあるのだった。
「Jack!、おい、伊藤!お前ぐるか?」
「はは、すいません、ま、軽い冗談と言う事で。」
どうも、アリゾナ流のユーモアで「ネクタイなんか外してリラックスしましょうや」
と言う事らしい。次週やって来た若いエンジニア、東田が私と同じ目にあったのは言うまでもない。
- Drive to the Lake / The Camping -「Ban、週末の予定は?」
Danからの電話
「日曜に約束がある、スミンとSedonaへ行くんだ」
「そうか、では土曜は?」
「土曜は何もない」
「キャンプはどうだ、Done達が2週間、湖に行ってるんで合流しようかと
思ってるんだが」
「キャンプか、良いなあ、行く、行くよ。」
「じゃあ土曜日12時ころHOTELに迎えに行くから。」土曜日、Danが正確に12時に迎えに来る、
「俺の車ポンコツだからここに置いてお前の車で行こう」
Danの車はムスタング、しかし ギアが5速に入らない
最近4速も怪しい、入る時と入らない時がある。「Ban お前、道が分からないだろうから俺が運転するよ」
Danの運転は結構慎重だ、自分の車ではないので気を使っている様だ。
「買い物して行かなくちゃな」
スーパーに寄る
ビール一箱、それに Ice Box 発砲スチロールの使い捨てtype、氷は外の自動販売機
一抱えで99セント、安い。
「よし、これでOKだ、さあ行こうぜ!」2時間程走る、Done達のキャンプは人造湖のほとり
「ハーイ Done!」
「ハーイ Ban 早かったじゃないか」
湖にはDone、奥さんのKate、Doneの友人のJohn 、それにJohn ジュニア
「おお、いいなあ、キャンピングカーじゃねえか、キャンプっつうからテント
担いで来てるのかと思ったよ。」
「日本じゃキャンピングカー無いか?」
「うん、無い事はないが、まだ金持ち専用だな」「Ban、トイレとシャワーは車の中にあるからな、自由に使ってくれ。」
「Ban、Horse Shooやるか?」
Horse Shooとは馬の靴、即ち蹄鉄の事で、砂場に棒をたて、
その棒目掛け蹄鉄を投げる遊びで、輪投げの様なものである。
結構楽しい。ビールを何本も飲み、世間話をしながら続ける。
「俺は頭に来んだよな、あいつら俺達の事全部無視だもんな」
会社での愚痴をこぼすDan
「まあそう言う事もあるけど私なんかもっとひどいわよ」
KateがなだめるHorse Shooに飽きるころ、そろそろ暗くなる、
キャンプファイヤー、薪も持参だ
火を囲みビールを飲みながら色々な話題が提供される、
この手の会話になるとおいらの英語力では半分理解するのがやっとだ。雑談から一人づつまとまった話をする事になった。
おいらの番になった
「日本ではこんな時は恐い話をするのだが、良いか?」
"のっぺらぼう"の話をする、「で、のっぺらぼうから逃げてきた男は屋台蕎麦を見つけたんだ」
「お、おやじ、今そこで大変な物を見ちまったんだ」
「ほう、それはこんな物かな」
「振り向いた屋台蕎麦のおやじの顔ものっぺらぼうだった。」
「・・・・・・・」
「それで終わりか、Ban?」
「終わりだ」
「ひゅー、恐え〜〜〜」
うまく怖がらせるのは日本語でさえ難しい、ましてや馴れない英語
どう反応すれば分からないながら、何とか場をつなぐやさしい彼等だあった。「でBan、今夜はどうするんだ、泊って行けよ」、Done
「いや、明日はスミンとの約束があるから」
「そうか、約束は大事だ、分かった、気をつけて帰れ帰りは別の道
「Ban、このまま帰るか?」
「今日は別に用事もないから、何処か行くなら行っても良いぜ。」
「それじゃ、Johnの家でも行くか?」
窓枠の下のkeyでドアを開けJohnの家へ、勝手知ったる他人の家。「これ、これ。」
勝手に冷蔵庫からビールを取り出し、VTRにビデオを差し込むDan
モザイク無しの本場物を見る事3本
さすがにこれだけ大量に見せられると、もう "感動"はない「・・・・帰るか」
ホテルのロビーでDanと別れ、部屋に戻るとメッセージ
「Tommy伊藤に電話されたし」「あ、番さん、明日ちょっといけなくなっちゃった」
「なんだ、おいデートか?」
「ま、その辺は、ご想像におまかせってことで・・・」スミンに電話
「スミン、Tommyが行けないって言うんだけど、どうしよう?」
「・・・・良いわよ、Ban、あなただけでも、どうせ・・・」
「え?」
「なんでもない、忘れて」
−Sedona / Red rock mountain−「Ru・RU・ruru〜〜〜」
「・・・・・・」
「Ru・RU・ruru〜〜〜」「・・・・ハイ」
「あ、Ban、わたしよ、スミン」
「おはよう、スミン。」「今朝はご機嫌いかが、Ban?」
「おー、バリバリさ」
「ん、何それ?」
「元気っつう事さ、日本語で」
「えー本当?」
「うそ」
「Ban!」「で、元気、スミン?」
「わたしはいつも快眠、快便よ」
「何じゃ、そりゃ」「ま、そう言う事でこれから出るけど、OK?」
「OK、じゃ9時にロビーで」Great Sending Partyで会ったスミンはキャリアウーマンだったが
今日はジーンズ、これも中々良い「・・・・・」
「どうしたのBan?」
「ジーンズが似合うなあって」
「あたしはカジュアルも似合う女なの」
「うん、惚れなおした」
「何言ってんのよ、・・でも・・・」
「何?」「Ban、珍しいよ」
「へ?」
「だって、あたしの知ってる日本人って、みんな暗くって
はっきり話さないし、第一、目を見て話さないんだ
だから何考えてんだか分からないのよ、Banだけだよそんなに
陽気な日本人は。」「ま、おいらは能天気だからなあ」
「ノーテンキ、何それ?」
「ま、あほって事かな」
「ははは、あほなのか、Ban?」
「あのなあ・・・・・まいいか」馬鹿話で2時間、Sedonaに到着
なるほど見事な赤い岩山だ「おお、凄え、まるで西部劇見てるみてえだ!」
「Goodでしょ?」
「エクセレントだね」昼食、メキシカンレストラン
「クワッカモリはどう?」
「へ、わかもり?」
「ぷっ、発音が少し違うけど、ま、そんなもんね」
「なんじゃ、わかもり?」
「豆をボイルした料理よ」
「おお、煮豆か?」メキシカン煮豆とコーンでつくったピリ辛メキシカンせんべい
ビールが進む壁に Wild Tour の張り紙
"4WDでSedonaをWildに楽しもうぜい!'
「おお、ワイルドツアー、良いねえ、行ってみようぜ」
「でも、このツアー高いよ」
「問題ない、ケーキのひとかけらだ、おいらはリッチなのさ」年代物のウイリージープはSedonaの赤い岩をぬって駆ける
もちろんフルオープンだから砂ぼこりがもうもう
しかし気分は「最高!」Wild tourの後は特大ソフトクリーム、並みの大きさではない、
口の周りをべたべたにしてにかぶりつく
これはアリゾナ風だ「さあて、帰ろうか」
途中のガススタンドでビールを仕入れる
「ここでは飲みながら運転してOKなの?」
「外から見えなければOKよ」
スミンは缶ビールをダッシュボードの脇の Drink Standに収める
これもアリゾナ風だBanble bee 、Flag staff を通りHotelに到着
「とっても楽しかったよ、ありがとうスミン」
「あたしもよ、Ban」
「じゃ、おやすみ」
「おやすみ、Ban」・・・・・・・・
ううっ、何かが違う、映画と違うぞ
しかし・・・・
まっいいかMidnight Runのロバートデニーロは Sedonaで悲惨だったが
おいらはスミンちゃんとジープ で Wild tour
よしとしよう。
Ra-men
「RRRR・・・RRRRR」
「はい番です」
「あ、どうも、山田です」
山田は今オレゴンにいる
「どう、オレゴンは?」
「いやあ、中々良いですよ、そんなに暑くないし、最高!」
「いいなあ、こっちは暑いぜ43度」
「冬は雨季らしいですけどね」
「そうか、こっちは冬は暖かくて良いみたいだね、
だから金持ちは、冬アリゾナにやって来るみたい
で、それをスノーバードって言うんだってさ」
「はは、スノーバード、ですか」
「で、今何やってんの?」
「あ、今ラーメン食べてます」
「何、ラーメン、そんな高級料理を」
「旨い、うまいなあ、ラーメン」
「くくっ、喰いてえ〜〜〜ラーメン」
「そういえば、近くにOriental Food のスーパーが有ったような気が・・・
俺ラーメン買ってくる、じゃあね」
「どうも」
Superstition Free Way を渡り、2ブロックの角
見つけた、Oriental Food のスーパー!
そして、有った、xxxx一番醤油ラーメン
キャベツも買ってと・・・・・・・
米もあるではないか
・・・・・なべ
それに流しはあるがレンジはない・・・・
と言う事は・・・・ 電熱器
簡易厨房の出来上がり
ラーメンライスにキャベツきゅうりの塩もみ
アリゾナ生活2週間で最高のメニューであった。
教訓、アメリカに行って喰いたくなるのは
すし、刺し身ではなく、実にラーメンだったのだ。
アリゾナの夏
連日40度以上の猛暑。
日本の夏が不快ならアリゾナの夏は強烈だ。
強烈だが不快ではない、湿度が低いせいだろう。一ヶ月半程のこの暑さとも今日であさらばだ
週末は、やる事も無く、もっぱらドライブだった
Mesaの南北と西は行ける所まで行った、今日は残りの東に向かうGASは殆ど無い、GSに寄る
"PRE-PAY" の表示だ通常 GASは自分で勝手に入れ、その後カウンターで支払うのだが
"PRE-PAY"なら先に金を払うのだろう
今日一日走れれば良いから、2ドルも入れておこうカウンターで2ドル払い、GASを入れはじめる
・・・・・
・・・・・・・何か変だ、2ドル分なら、もう止る筈、まだ入る、
とうとう、満杯「ま、良いか」
走り始めた
5分ほど走る、不安になってきた「やっぱりおかしいよな」
「おかしい、戻ろう」Uターン、スタンドに戻る
「あの、2ドル分にしては多すぎたような・・・」
たっぷり太ったカウンターのおねえさん
「あんた正直者ね、今コップに電話したとこよ」言いながらキャンセルの電話を掛けはじめた
残りの金を払いスタンドを出る1ブロック程走るとパトカーとすれ違った
運転しているのはアメリカ映画でおなじみのコップ火汗、一瞬の差だった
ホールドアップされている光景が浮かんだ気を取り直し、東に向け、走り始める
南に岩山、アリゾナらしい岩山だ
進入路が一直線に伸びていた、入ってみる
、
道の左右には これもアリゾナ風の住宅が点在し Mailbox が並んでいる。定規で引いた様な直線道路を、ひたすら走る、
山は土が岩に変わる寸前まで道路が伸び、終点は広場だ。広場からは、突然岩山が立ち上がっている、突然だ。
サソリ、毒蛇、毒蜘、その他毒虫、いずれも人に危険な者が潜んでいるに違いない
私は軟弱だから、危険な雰囲気だけを堪能し広場で U-turn。帰りの Freewayが珍しくラッシュ、模範運転のアメリカ市民が一変
日本の様な我先運転で家路に急いでいる。Hotelに帰り着く、待っていた様にスミンからの電話
Bye Arizona-Part 2
「Ban、明日どうするの?」
「うん、別に考えてないけど」「送ってこうか、空港?」
「本当、うれしいな、けど良いの、」「大丈夫、PeterはBaby sitterに預ければ良いから」
「じゃ、明日」
「・・・・・」「何してるの、今」
「何もしてないよ」「何か予定は?」
「別にないよ」
「・・・・」「来る?」
「いいわよ」30分後、アイボリーのクライスラー
スミンが降りて来た「メシ行こうか」
「スコッツデイルで良い?」
「いいよ」スコッツデイルはアリゾナ有数の高級リゾート
日本でいえば軽井沢、洒落たレストランが並ぶ土曜の夜はどこも満員、
やっとポーチの空きテーブルを見つける「カンパーイ!」
「カンパイ!」「ふむ、やっぱりアリゾナでは野外の生ビールだね」
「最高!」ライブスペースで演奏が始まった
生ギター一本のブルースマン「マディーウオーターのナンバーです」
乾いたギターに渋い声が似合っていた
私の英語力では詩の中身までは理解出来ない
それでも雰囲気が伝わってくる
スミンはしきりに頷いている「いいでしょマディーウオーター」
「こんな音楽があったのね」
「いつもどんな音楽を?」
「・・・・クラッシック」「おー、良いなあ、ブルース」
「彼にチップを」素的なブルースマンにビールを一杯
彼はカセットを一つプレゼントしてくれた
「これ俺のオリジナル、自信作なんだ」ステージの休憩時間、3人でカンパイ
スミンとブルースマンとの会話は盛り上がる
おいらも分ったふりをして頷くスコッツデイルの夜はふける
アリゾナ最後の夜「帰っちゃうんだね明日、Ban」
「寂しい?」
「うん」目が合う
「・・・・・」唇が触れた、
肩に手を廻していた、自然だった"Ban"
"Yeah"
"You are nice"
"You too Sumin"
"Really?"
"Really"
Epilog帰国、フライトは午後一
サンフランシスコに一泊約束の9時きっかりにスミンがロビーに到着
「パッキングはOK?」
「何とかね、大分捨てたよ荷物、1ヶ月でこんなに増えるとは」「そうなのよね、いつのまにか増えるんだ、荷物」
土曜の空港への FreeWayはがら空き
30分程で到着「アリゾナをEnjoyできた、Ban?」
「もちろんさ、スミンと会えたし、友達もたくさんできた」フライトの時間
名残おしさが募る、しかし行かねば「楽しかったよスミン」
「気をつけて、Ban」当たり前の様に抱き合う
「それじゃ・・・・」
「・・・・・電話して、Ban」ラブロマンスのヒーローに変心したおいらは
片手を上げてAmerikan WestのSF便に乗り込むのであった2時間のフライト
サンフランシスコは相変わらず美しかった40度のアリゾナになじんだ身体には
27度は涼しさを通り越し、寒いくらいだダウンタウンのホテル
古くて狭いが手入れが行き届いて快適スミンに電話
話す事はあまりなかったが
沈黙も心地よい長い電話のあと、外にくりだす
何年ぶりかのフィッシャーマンズワーフ
パフォーマーたちの洒落た芸が楽しい調子にのり1時間の観光船にトライ
「あれがアルカトラス刑務所、アルカポネも入れられてました」快適なサンフランシスコで暑いアリゾナを想う
心地良い疲れで熟睡
チェックアウト電話代が宿泊代を超えた
年配のフロントマンが笑うLong Call?
Yeah
Good Frind hu?
Yeah、good friend1ヶ月半のアリゾナ滞在
とんでもなく陽気で明るくて
ちゃっぴり悲しい・・・・感傷を吹き飛ばす様に離陸の金属音
8時間で日本だ
最後まで読んでいただいた方(もし、いたら)ありがとう!
稚拙さは・・・まあ、目をつぶっていただくとして
感想など送って頂けると作者は舞い上がる事でしょう
そんなボランチア精神の旺盛な方は→こちらまで