■ 嗚呼 かんちがい 5/26給料日の翌日、そして金曜日、忙しかった仕事も一段落。となると
飲む。飲み会は焼肉で始まり、かなり盛りあがり、ラーメンを経て、ケー
キで終わった。某駅、最後に残ったのは、ここに時々登場する飲んべえのW氏、U嬢
そしておいらだ。ラッキーな事においらとU嬢は帰りが同じ方向。妬むW氏と別れ、
帰りの電車は2ショット。たわいもない海外旅行の話題や、犬の話でそこそこ盛りあがる。
「ん?」
なぜかU嬢がおいらの方にほんの少し身体を寄せてくる。
(ふむふむ、大人の男の魅力にまいっているな。)無論おいらは、大人の男だから気が付かないふりをして一層話題を
盛り上げる。と、またもやU嬢が身体を寄せてくる。(いかんいかん、気持ちは
わかるが、おいらには妻子もいる事だし、しかし・・・・)更に話題は盛りあがり、電車はU嬢が降りる駅に到着。
「おつかれさん」「また来週」和やかな雰囲気でU嬢が席を立ち、電車を降りた、その時である、
おいらが全てを理解したのは。U嬢が座っていた席の隣のオヤジの身体がこちらに傾いていた。
そしておいらのため息(そうだよな、おいらがそんなにもてる訳
ねえよな・・・・・・)
■ 豚汁 5/24社員食堂のメニューに豚汁が出るのは週に2回ほど。豚汁は大好き
メニューだが、問題は "量"。いつもパートのおばちゃんがお椀についでくれるのだが、おばちゃ
んによって量が違うのだ。ところで、今日は豚汁、そして・・・・・少ないおばちゃんだった。
ったく自分の腹が痛む訳でもないのに、セコイぜ!・・・・しかし・・・・・
豚汁の量に一喜一憂するおいらも・・・・・セコい。
■ 飲む 5/4上海駐在5年目の旧い友が一時帰国して来た。GW、正月、それに
夏休みと、年に3回帰って来る。旧友だから帰って来ると必ず飲む。コースはいつも決まっている。居酒屋で積もる話をつまみに一杯。
そのあときれいなおねえさんのいる店でカラオケと、バカ騒ぎ。旧友は中国語の歌を披露し、おいらはハングル。いずれもヘタだが
問題ない。他人への迷惑を考えていたらカラオケなぞ一生できない
のだ。ところで今回は旧友の元同僚も参加した。そしてバカ騒ぎはますま
す盛り上がり、頂点に達するころ旧友がつぶやいた。「3人とも人
を蹴落として出世できるタイプじゃねえなあ・・・」
「たしかに・・・」3人とも、そんな目をしていた。「ま、いいんじゃねえの。」
こうして年に3回の同窓会は深夜まで続くのであった。
■ ハンさんのこと 5/1ハンさんが先週韓国に帰った。いつも元気なハンさんが、最後の送別
会では少し落ち込んでいた。2年間住んだ日本を去る想いがこみ上げ
てきたのだろう、おいらが韓国から帰る時の様に。ハンさんは、翌日会社で、おいらの席にコチュジャンを持ってきてく
れた。「これは私の彼女のお母さんが作ってくれたものです、お母さ
んはチョンラドウ(全羅道)のひとですから、このコチュジャンはとて
も美味しいですよ。」金大中の出身地、チョンラドウは貧しい事と食
べ物が美味しい事で有名である。「私が日本に来る時持たせてくれたのですが、量が沢山あったので食
べきれません。」
「このピンクのは番さん、ブルーのはWさんです。」ピンクのパック
は大きく、ブルーのパックは小さい。「番さんは家族がいるから大きいやつ、Wさんはチョンガーだから小
さいやつです。」ハンさんはしばらく話してから自分の席に戻った。ハンさんの日本での最後の出社日、挨拶のメールが入った。そして今
週から韓国で働いている。日本での想い出は徐々にハンさんの記憶から薄れていくことだろう、
でもそれで良いのだ。
いつかある日、日本か韓国かどちらかで会えた時「オレガンマンイエ
ヨ、ハンジャンマシルッカヨ?(お久しぶり、一杯やる?)」と言って
夜の街に繰り出すのだ、いつもの様に。
■ アクセス 4/25社内アンケートの集計をする事になった。アンケート結果のデータは
各地から続々と送られてくる。10項目のアンケートがあり、その1
項目に1点から10点をつけ、全項目満点だと合計100点になる。データが500件程集まったのでとりあえず中間報告をあげることに
なった。
「どうせやるなら、アクセスであやろう」
部内でアクセスに一番詳しいのはクエリーという言葉を知っているお
いらだ。
ああでもない、こうでもないと苦戦しているところに、タイミング良
く、アクセスの達人であるK氏が通りかかった。「あっ、アクセス達人のKさんだ、クエリー教えて!」
「いや、達人なんかじゃないですけど、いいですよ。」おいらはさっそく説明を始める。
「ええっと、このアンケートの集計を出したいんですけど、0点から
9点、10点から19点、という具合に10段階それぞれの人数を出
したいんですよ」さすが達人のK氏、あっと言う間にクエリーを作り実行を開始。
計算結果はただちにディスプレイ上に表示された。「ん?」
K氏の自信に満ちた顔がくもりはじめた。
「ん・・・・・?」
「どうしたんですか?」
「結果がね、ちょっとおかしいいんですよ・・・・・変だなあ?」
その時おいらは別件で呼ばれ席を離れた。30分ほどして席に戻ると、K氏は依然困った様な顔でディスプレイ
を覗きこんでいる。
「どうですか?」
「いや、これでうまくいくはずなんですけど、なぜかだめなんですよ」
K氏は更に何やら色々式を書いている。
「どうしても10以上の数が出てこないんですよね・・・」
「そうですか、変ですねえ」
「・・・・・・」
「・・・・・・・」思い当たる事があった。
「あのう・・・・・」
「は?」
「これ全部の合計がMAX100で、各項目のMAXは10なんです・・・」
「はあ?!」
「ですから、ひとつの項目はMAX10なんです」
「ええっ、それじゃあ・・・」
「はい、そうなんです」
「それじゃ10以上は絶対に出ない・・・」
「そうです」
「わっはっはっはっーそうだったのか」
ひきつった笑いのあと自信を取り戻したK氏はただちに合計項目の式を
作り、結果は見事に大成功。
その夜おいらがK氏に一杯ご馳走したのはいうまでもない。無論二次会
のカラオケはk氏のおごりであったが・・・・
■ TV 4/18
歌番組をやっていた。
超人気グループメンバーの一人が歌っている。ジョニーが来たなら伝えてね〜〜♪
おいらは見るともなく、小6になったばかりの次女とTVを観ている。
「おい、あいつヘタだな」
「・・・・・・」
もう一人のメンバーが歌い出した。
「おい、あいつ音痴だぜ」
「・・・・・・・・」超人気グループの全員が歌い終え、この歌のオリジナル歌手が歌い
はじめた。「うん、やっぱりプロは違う!」
「ちょっとお、どう言うことよ、彼らだって歌手なんだからね!」
小6になったばかりの次女は口を尖らせ抗議、彼女は超アイドルの
ファンなのだ。「まあね、でも、本物の歌手と、そうではないのがいるんだな、
あと20年も経つとわかるかな、ま、バカにはわからねえかな?」「ふーんだ、バカにバカって言われたくないね」
「おまえなあ、自分の親をバカって言うなよな」
「自分で先にバカって言ったんじゃないの?」このあとテーブルを挟んで追いかけっこが始まった、そして渋い顔
で静観するのはおいらの奥方であった。
■ ソンビョルフェ(送別会2) また飲む 4/13Hangさんが韓国に帰ることになった。
2回目の送別会が突然決まった。メンバーはW氏、おいら、そして
主賓のHangさんだ。所謂第1回目の浅草での送別会の面子だ。「カビョッケ〜」
「そう、軽〜く」
「で、どこに行こうか?」「これがありますが・・・・」
Hangさんが懐から取り出したのは、居酒屋 新参組の割引券
"ドリンク一杯無料サービス券"
ただちに新参組に決定!木曜日の居酒屋はお勧め、ガラ空きだ。
「ホッケが良いなあ」
「新参組サラダはどうですか?」
「煮込みは良いぞ」
「キムチも食ってしまおうではないか」全部平らげ、中ジョッキが7杯、冷酒が1本空になった。
「さて次は?」
「Hangさんの送別会だから、これはやはり女性のいる場所に行くべきだ。」
W氏の訳のわからない理屈に全員賛成し、某クラブに移動。某クラブ、常連のW氏はとてももてる、Hangさんももてる。
おいらは・・・・・もてない。
遊んでもらえないおいらはヒマを持て余しタバコをふかすばかり。おいらのイジケ度が頂点に達するころ風向きが変わった。
Hangさんがゲームを始めたのだ。
ルールは簡単、1から一人づつ数を数えていくだけ、ただし3が付く数と
3の倍数だけは声の代わりに手拍子
「いち」
「にい」
「パチッ」
「よん」
「ごお」
「パチッ」このルールに違反した人はウィスキーをボトルキャップ一杯ストレートで
飲まなければいけない。不利を悟ったW氏はただちに狸眠り体制に入った。
結局おいらは7杯のボトルキャップ ストレート ウイスキーを飲まされ
おいらの隣に座った女性は5杯、Hangさん5杯、無論W氏も隣の女性の
身代わりとして3杯を飲まされ、ボトルは無事空となった。4時間ほど居座ったクラブの飲み代25000円は韓国の習慣に従い*
Hangさんが支払う事となった。意気洋々とクラブを出た我々がいつものラーメン、サウナコースをたど
った事は、説明するまでもないであろう。* 韓国ではお祝い、送別会等の場合、送られる当人が支払う習慣がある
との事だ。
■ テレビデオとケイタイそして牛丼 4/6今日は事情で休みをとった、時間が余ったので近くのY電気に行く。
高1の長女はテレビデオ、おいらはケイタイ電話。「ねえ、これCMカット付いてる?」
「ううむ、これはCMスキップだなあ」
「CMスキップとCMカットはどう違うの?」CMカットはCMを録画しない、CMスキップはCMを録画するが
再生時にCM部分をはや送りするらしい。
つまりCMカットの方がテープの節約になるのだ。長女は爆笑問題他のお笑いにハマっていて、録画のビデオテープも
膨大な量になるので、CMの分の時間節約したいらしい。
で、T社製14インチテレビデオに決定。次においらのケイタイ、1円から1万円くらいまである。
違いは?
画面が大きい、メールで送れる文字数が多い、音が良い。
500円のS社製に決定。登録に30分ほどかかるらしい。
「飯食っていこうか?」
「牛丼なら速いだろう、10分もあれば大丈夫だ。」
Y電気の隣は牛丼屋であった。誤算があった、世界一早食いの男の娘は世界一遅食いであった。
娘が3口食べる間においらは味噌汁まで平らげ、お茶を飲み終わ
っていた。プレッシャーをかける
「ううむ、12時50分か、5分遅れかな家に着くのは?」
家まで約15分、1時には別件で家内と外出しなければならない。かわいそうに、高一に長女はかっ込み食いまではじめた。
「いいよ、ゆっくり食べて、何とかなるから」ケイタイを受け取り家についたら1時15分、あわてて準備をして
次の外出の出発1時30分。「っと、途中で何か買って行かなきゃね」
家内は落ち着いている
「え〜っ、あと30分だぜ、間に合うのかね?」
「へ?」
「だって2時だろ?」
「・・・・・」約束は3時であった。
かわいそうな長女はおいらの勘違いのせいで、熱い、辛い牛丼を
かっ込み食いさせられてしまったのだ(娘が選んだのはキムチ牛
丼であった。)