●日々あれこれ 2000/12/26 更新
■ 師走 12/25仕事が少し長引いたクリスマスの夜、乗り換え駅。
駅前の広場には特大のイルミネーション。破綻したデパートの入り口にはささやかなイルミネーション。
人影もまばら。何となく振り返る一年、まあまあ上々の一年かなと思う。
悪い事もあった、しかし最悪ではなかった。最悪ではなかった事に感謝、誰かに感謝、何かに感謝。
電車を降り、見上げた空、満点の星、クリスマスの夜。
肩をすぼめ家路を急ぐ。
■ ブランド物は 12/20ブランドグッズの品定め話題が飛び交っていた。
LVバッグにEL何とか、CDのあれこれ・・・その時である、例のI氏
「俺さあ、アルマーニのス−ツをね・・」
「え、アルマーニ?!」
「そう、アルマーニ」「アルマーニのスーツを・・・?」
「着たいと思った事がある・・・」「・・・・」
「・・・・・・」皆の冷たい視線の中、おいらは一人拍手していたのである、
心の中で。「パチパチパチ〜!」だって、一着ん十万のスーツなんか買えねーよ、
普通のサラリーマンには。確かに、お気に入りのウーピーおばさんがアルマーニを
着てるのは、とても格好良かったけど・・・・
■ 師走に飲む 12/15T氏と飲む。
今回はXXの○○で飲む予定だったが浅草に変更された。まずはT氏行きつけの和風酒場で熱燗。
壁には茶色に変色した張り紙二つ"酒は3本まで"
"酩酊者お断り"「さて、何頼みますか?
「うーん、おでん、それにオシンコ」しっかり4本づつお銚子を空け、今回の本命"HUB"へ。
HUBは最近珍しく古いJAZZのライブがある店だ。席につき暫くすると演奏がはじまった。
ピアノ、ウッドベース、ドラム、トランペット、サックス、それに
ギターのセクステットだ。
演奏が始まると、浅草がニューオリンズになった。「おお〜、ええなあ、ニューオリンズだぜい」
「私、あのサックスの親爺気に入らないっすよ」
「ええっ〜!」クリスマスソングを交えたファーストステージが終わった。
さっそく楽屋を襲う「いやあ、良かったっすよ、ニューオリンズの雰囲気が最高!」
「そうっすか、ありがとうございます」「ここ、結構客も入ってますねえ」
「ええ、ギャラは安いっすけどね」「じゃあみなさん、他にお仕事を?」
「ええ、みんな別の職持ってますよ」あっと言う間に休憩時間は終わり次のステージ
サックスがクラリネットに代わり、トロンボーンが増え、オプテットにトロンボーンが入るとステージは一段と元気になり、トランペットの
おにいさんはサッチモを唄う「Oh wounderfull world〜♪」T氏も酔いがまわり、本格的に演奏を楽しむ。
「いやあ、いいっすねえ、あのクラリネット最高!」
(あのなあ、おまえ、さっき、ぼろくそ言ってたやんか?)今や最高に盛り上がったステージと客の手拍子、歓声の中でラスト
ステージは終わった。「・・と、ここは12000円、俺が払ったな、前の店はお前が6000円
っつう事は、新年会はXXの○○で、お前の払い、決まりだな、いやあ
良かった良かった、」
「・・・・・?」
「ん、どうかしたの?」
「何か変だ?」
「気にしない、ケンチャナヨ!」
「そうすか、ケンチャナヨっすか?」
「そう、ケンチャナヨ、大体日本人は細かいところにこだわり過ぎる!」
「そうすか、そんなもんすか?」
「そう、そんなもん」とてもハッピーな気分のおいらと、何か疑問をのこしたT氏の忘年会は終わり
愛妻の待つ自宅に帰るT氏、カプセル泊が決定した遠距離通勤者のおいら。次回はGEOコードに触れ、発表できないかもしれない・・・・??
■ 慎吾ママ 12/8朝の一服を終え、通勤疲れの寝ぼけまなこで席に戻る途中、突然
目の前を太めの槍の様な物を構えた男が横切った。
「ん?」槍は指向性マイクが飛び出したビデオカメラで、カメラの狙って
いる前方には化粧をしたオカマのような男。
「ん?」慎吾ママだった。
「エ〜、うっそお〜、かっわいい〜、キャ〜!」
歓声が上がり、あっという間に人垣が出来る。素早くカメラを向け
るやつもいる。「すみません、写真は、ちょっと・・」
すかさずマネージャーらしきおねえさんのストップ。「新井さーん、あれ、新井さん、ここじゃないのかな?」
慎吾ママは我が社の新井さんに弁当を届けに来たらしい。
「下の階?じゃ下行こうか?」慎吾ママ一行は風の様にエレベーターへ。
完全に舞い上がっていた女性郡がハッと我に帰り階段に向かい追っか
けを開始した。
「キャ〜、やあだあ!きゃーー!」数分後、追っかけの一団に合流した我が部のアイドルU嬢が戻った。
「どうやった?」
「もうダメ、もう今日一日のパワーを使い切っちゃいました。」それから暫く、我が社では頬を上気させた、抜け殻のような女性達のた
め息が充満しているのであった。サタスマ慎吾ママ、放映は来年だそうである。
■ 喫煙所 12/3「どこも痛いとこ無いし、もう帰るって言ったんだよね、 そし
たら先生、駄目だって。」
「そりゃそうよ、血糖が下がらなけりゃ。」
「だって2週間だよ、2週間。ここに居たって、やる事ないしさ、
退屈で退屈で・・・」
「いいじゃない、ボケッとしてりゃ」「あたしゃ一人暮らしだからさ、着替えとかさ、さっと並べてね、
あとで持って来てねって子供に頼んだの」
「いいのよ着替えなんか、100円ショップで買えば・・・」
「そう言えば、この前買ったのよパンツ、100円ショップで、
こんな小さいの、そしたらね・・・」
「うん」
「足は入ったのよ、でも、お腹がね、入らないのよ、で無理やり
上げたら、破けちゃったのよ、お腹の所で、パチっとね」「わっはっはっは〜!」
傍で聞いていたおいらも思わず吹いてしまった。「ね、おかしいでしょ、お腹の所でさけちゃったの、パチッと」
糖尿で入院しているおばちゃんとお見舞いに来ている友達のおば
ちゃんの会話は続く、おいらは退散。暫くして再度タバコ吸いに来ると、さっきのパンツおばちゃんが
警備員と話込んでいた。「強がってるけどさ、寂しいんだよね、帰られる時がさ、それに、
最初はみんなお見舞いに来てくれるんだけど、暫くすると、誰も
来てくれなくなるんだよね」
「あたしなんか6ヶ月よ、6ヵ月、さみしかった・・・」
「そうだよね・・・」病院の玄関、夕方7時、外は闇
■ 釣り 11/27いつもの休憩室、今日は若いC君が一人でタバコを吸っていた。
「おおっ」軽く声を掛ける。「・・・・」
何故かC君の目線が熱い「ん?」
「・・・・」「何?」
「実は・・・・」「・・・・」
「へ?」「クロダイ」
「おお、やったか、とうとう」「それも、こんくらいのやつ」
C君は両手の人指し指を肩幅くらいに広げる。「おお、そら凄い、魚拓作ったかね?」
「いえ、刺身にして食いました」「そうかあ、美味かったやろ?」
「ハイ、最高でした」「いつ聞いてくれるかと・・・・」
「わっはっは、やっぱりな、目線が訴えてたもんな」「でも目線を下げてる時は聞かないで下さい。」
いつもの休憩室、先週末大きい黒鯛をものにしたC君の、押さえても
押さえても、こみ上げてくる思いだし笑いに、おいらも、なぜか気分
が良くなってくるのであった。
■ おぢさん達は今・パート4 11/16おぢさん達が集ういつもの休憩室。
スキーの話になった。「俺、パラレルクリスチャニアのさわりくらい出来る」
「私はそのちょっと上くらいかな」「っつうと、ボーゲン」
「いや、普通は平行で出来るんだけど・・・」「だけど?」
「斜面が急になると、ちょっと怖くなって開いてしまう、足が」「それって、山スキーとか、そういう本格的なやつ?」
「まあね」「すっげえ〜!」
「まあ、私、滑るの得意だから」「んー、おれも得意、すべるの、試験とか」
「・・・・・・・」しらけた視線に絶えるおいらであった。
■立ち食いソバ 11/10京王線とJRの乗り換え駅、その某駅前の立ち食いソバ。
「いらっしゃい!」おばちゃんが一人。ソバを取っ手付きの長ザルに入れ、沸騰している湯にさらす。
湯から上げ、一瞬動きを止める。それから二、三回振って水を切り、ドンブリをさっと湯にさらし
素早くソバをザルからドンブリに移す。左手でドンブリを持ち、右手に持った特大ピンセットでてんぷらを
つかみ、汁の中にたっぷり浸し、おもむろにソバの上に載せる。
その後、小さいおたまでソバに汁を二回ほどかける。「てんぷらそば、お待ちどうさん!」
この間1分足らず。味は、とっても普通の味。
良いなあ普通の味の立ち食いソバ・・・・
■月とカステラ 11/9膠着していた仕事が一段落、外に出ると満月。
なぜか空腹、衝動にかられ駅前でタイヤキゲット。ホームで立ち食い、電車の中で座り食い。
乗り換え駅につくころ2匹たいらげる。電車乗り換え。
向かいの席の帽子の女の子、小学生?グリーンのリュックから取り出すミニカステラ。
何となくこちらを意識しながらミニカステラを一つ口の中へ。そして周りを見まわす。
少女の隣におっさん、いかにもおっさん。カステラつまみ食いおしまい。
少女は知っていたのだろうか?
さっきおいらがタイヤキ座り食いしてたのを。だっておいらに向ける少女の目線は同類に向けるそれだった。
電車の窓の外は白い満月。
■新幹線 11/6二階建て新幹線 MAXあさひ。
いつもの様に比較的空いている一階の席確保。MAXの一階はホームから降りる形になるので、実質的には
地下と言う方が良いかもしれない。約30分「乗り換え駅近し」のアナウンス。
結構混むので早めに1階へ上がる。急な階段を上がると向かい側に白い杖の男の人。
(階段危ないなあ、階段の方に向かう様だったら教えてあげよう)しばらくして「まもなく乗り換え駅到着」のアナウンス
その時、おいらの前のサラリーマン氏、白い杖の人に声をかけた。「降りるんですか?」
「はい」サラリーマン氏は白い杖の人の脇を支え、無事下車。
車内から出たとたん駅員から白い杖の人に声がかかった「新宿
までですよね、案内します」明るい声だった。どうやら駅間の連絡が入っていたらしい。
ハンディキャップの人達に冷たいと言われる日本で、冷たくない
光景に遭い、涙腺を熱くする朝であった。午前8時少し前、大宮駅。
■ヤッコ豆腐 11/2昼食、きのこご飯になめこ汁、も一つ欲しい、やっこ豆腐だ。
師匠と仲間達のテーブルに合流。「この、きのこご飯はアタリだな。」
「やっこも良い!」「・・・・・」
「どうかしました?」「・・・・・・ソース」
「・・・・・・・・・・・」全員絶句
「・・・・・・」気をとりなおした師匠
「サンマにソースも気持ち悪いなあ・・・・」「それはヤバイ、しかし、もっとまずいのは・・・」
「?」「スイカに味の素」
「・・・・・・・・・」「そして最悪なのは・・・・」
「ふむ?」「麦茶パックと間違えてダシパックを入れた時だった」
「そう、ダシなどと言うものは味噌や醤油と一緒になって真価を発揮するもので、
単品で煮出すと最悪」久しぶりに遭ったアクセスの師匠たちとの、しょもない会話が続く社員食堂であった。
■秋茄子は 10/18"秋茄子は嫁に食わすな"
有名な言葉ですが、解釈は分かれるようです。<親嫁派>
茄子は身体を冷やす作用があるので、可愛い嫁に食べさしてはいかん。<反嫁派>
こんな美味い物を嫁ごときに食わせられるか、10年早い!どちらの説が正しいかは分かりません。
ところで、昨日秋茄子を食った。
ピーマンと茄子の味噌いためだった。
茄子がこんなに美味いものだと始めて知った。
野菜嫌いの次女が中サイズの深皿一杯平らげた。あなたも食べて見ませんか、秋茄子、旬です。
■祭り 10/14「この提灯、もう作ってくれる人がいないんだよ、昔は古く
なったら払い下げて新しいの作ったんだけどね。」「獅子舞もそうさ、今年小学生が二人、5年生以上じゃないと
だめだからね、重くって、来年は一人、だからあとはみんな
大人がやるんだ、練習もしないでね」部落の集会所、雨よけの青いシート、椅子はプラスチックの
酒用コンテナ、三つ並べて上にダンボール。
簡易縁台が出来あがった、5つ程、3人座って15人だ。「出来た、こんなもんでいいかな」
「上等、ご苦労さん」刀が2本。
「これ、最後に使うんですよね、たしか "剣" ?」
「そう、これ本物だよ、ちゃんと許可とってある。」獅子舞には演題がいくつかあり、"剣"は"トリ"である。
2頭の獅子が刀をくわえぶつかり合う・・・らしい。らしい、と言うのは、子供のころ時間制限があり、最後まで
見せてもらえなかったか、あるいは眠くなって最後まで起きて
いられなかったかのどちらかで、結局、見たことはない。子供のころ、娯楽がほとんどなく、楽しみは正月、運動会、
そしてお祭りだった。正月以外は必ず味噌おでんの屋台があった、甘しょっぱいタレの
味噌おでんは絶品だった、と言うか、ここでおでんとは味噌おでんの
事だった。
東京に出てしばらくは普通のおでんに違和感があったものだ。「何人くるかなあ?」
「今じゃ、獅子ふる人もいないし、見る人もいないからなあ」
「でも、昔からやってるから、やっぱり続けていかんとな」10月14日、部落のまつり。
■英語 10/1011月に会議がある、場所は日本だが、集まるのはアメリカ人、
ドイツ生まれのイギリス人、そして日本人だ。という事は・・・・要英語特訓。
おいらの英語特訓はただ一つ、ヒヤリングだ。(無論その他の
読み書きが得意だというわけではないが・・・)いずれにしろ、大概の資料は事前にくばられるから辞書で調べて
おけば良いし、書くのは事前に辞書を調べて書いておけばよい。喋るのは自分の知っている単語を並べれば、なんとかなる。
ヒヤリングだけはじっくり押さえておく必要がある。で、長い通勤時間を利用して、ヘッドフォンステレオ。
ひたすら聞く、そして書きとめる、意味不明の単語もそのまま
書く。テープは映画を録音したもの。これを1ヶ月続ければ、少なくも耳なれる。
これで準備万端・・・・・・のはずだ。それにつけても思い出す。我が社の社長のエピソード
ある国際会議が開催される前の話。(英語です)
会議の幹事 "President, on next international meating in
Japan, which language shall we chose, the Kings Engrish or
the American English? "社長、しばらく考え、結論を出した "We chose the Broken English!"
(実は、これは我が社の某氏から直接聞いた話ですが、彼のオリジナル
か、それとも実話か、あるいは盗作か、不明です。)
■左、右? 10/4
あなたは右、それとも左?
と言ってもカビの生えたイデオロギーの話ではなく、道を歩く時の
事です。昔はほとんどの人が右を歩いていた様に思うが、最近、左を歩く人
が増えてきた様な気がする。車や電車から降りた人が、そのままの感覚で左を歩くのかと思って
いたら、最近、新説にお目にかかった。"心臓が左にあるので、右側を歩くとすれ違う時、お互いの心臓が
近付くので、我が社では構内は左側通行に決めてます"???何故、心臓が近付くと良くないのか分らない?
ところで、あなたは右、それとも左?