| 実は私のページは ”親愛なる日記よ、この世には僕の大好きなことがある!” という言葉から始まるナンニ・モレッティ監督の映画 「親愛なる日記 CARO DIARIO」から名前を取りました。 4月25日 ああ、こんなことを書いているヒマはないんだけどあまりに頭に来ることが多くて書かずにはいられません。 まずピアノのレンタルの話。うちは宝貝のためにピアノを借りていました。 そしてピアノのレンタルの費用および授業料を派遣された先生を通じピアノの学校に対して支払っているものと私は信じていました。 で、ピアノがいらなくなったので取りに来いと連絡をしたもののなかなか取りに来ず、先日やっと運んで行ったようなのです。うちのお手伝いさんが「ピアノの運送費百五十元を取られた。」と言い、手書きの領収書(というよりメモ)を私に渡しました。彼女もこちらが運送費を払うのはおかしいと感じて抵抗したものの支払わざるを得なくなり、せめて領収書を、ということになったようでした。 運送費を支払うというのはもともと聞いていないし、引き取っていくのに代金をとるというのは納得できないので私が自ら電話してみました。 そのピアノは次の借り手のところへ平行移動するわけですが、先生がお手伝いさんに話した話では前の借り手(つまり私)が運送費を負担することになっている。私のところへ持ってきたときもそうだった、つまり私も持ってきてもらったときには運送費を支払っていないとのことでした。 ところが私が電話したときは、前と次の借り手が半分ずつ負担する、つまり合計三百元のところ百五十元ずつ支払うというのです。言うことが変わるというのは不信感を誘うものです。 で、頭に来たので「とにかく運送費は返して下さい。こちらが支払う義務はない。取りに来る約束をしたときも全く運送費の話は出なかった。賃借の契約にもそんなことは書いていなかった。」、などと言うと、なんとそもそも契約書なんてものは存在しなかったのです。それどころか、学校もしくは企業を通して契約していたと思っていたものがまったくその先生の個人の商売だったということが判明しました。わたしはなにもタッチせずただ私が働いて貰ったお金を提供していただけでしたので何も知らず、外国人と中国人個人の間のこのような商売は禁じられているのでまさかこんな風になっているとは思ってもみませんでした。 ところが先方はあまりにも頑なに返金を拒むので私も「そもそもこんな商売は違法じゃないのですか?」と言ってみました。 すると「これは商売ではない。友達関係で便宜を図っているだけだ。」とほざくのです。 仮に友達であろうと金を取ってピアノを貸している、さらに金を取ってピアノを教えているのなら、商売であるし当然税金も支払わなければならないはず。と言っても、あくまで商売ではない、と言い張るのです。 最後には私も「明日うちのお手伝いさんから電話をして貰いますので、いつお金を返しにくるか相談しなさい。もし返してくれないのなら、法律的な手続を取ります。あなたも困るでしょう? こういう違法な商売でしかも脱税しているのだから。」と少々脅してやりました。 すると「ああ、好きなようにしなさい。私は痛くも痒くもないから。」などと言うのでありました。 私は「ほなそういうことで。」と電話を切りましたが、はらわたは煮えくり返っていました。 しかし、あの様子じゃおとなしく返しには来ないだろうなと思っていたら、次の日しっかり電話してきて返しに来たようです。やはりかなりビビっていたようです。それなら電話のときに大人しくわかったと言えばよいのに。 私はなにも百五十元が惜しいのではありません。最初から運送費にそれだけ必要と言っていれば何も言いません。最初に借りる時にもなにもそういうことは言わず、また取りに来る前、日時を約束したときにでも「実は…。」と言っていれば「まあ、しょうがない。」と払ってあげたのに、取りに来たその場で「実はお金がいる。」と言いだし、その場で払えとは「そんなご無体な。」と言うことなのです。 次に、携帯電話の続きです。 自分で行ってきました。 まずもう一度電話でうちの事務所の女の子に確認してもらいました。そうすると解約はやはり三ヶ月かかるが、なぜか精算はすぐ出来るとのことでした。また話が変わっています。しかし、それなら精算して解約手続きをしておこうということになりました。 ところが、行ってみると漫遊だけは精算に一ヶ月かかるというのです。また話が違います。 漫遊というのは上海登録の携帯で出張等で他都市からかけたときに他都市−上海間にかかる通話料のことです。たとえば、昆明において上海へ電話をするときは昆明−上海間の漫遊料金プラス上海市内料金がかかり、昆明にて重慶市内に電話をかけたときは昆明−上海の漫遊料金プラス上海−重慶の長距離通話料金がかかるのです、たぶん。 さらに、前回五百元だと言った押金(デポジット)が二千元だと言うのです。おそらくわが携帯の通話料がけっこう高いのを見て、「こりゃ多めに預かっておかないとズラかられた日にゃ大損だ。」と思ったのでしょう。 「あのねぇ五百元だと言ってたでしょう? あんたらねぇ、感覚で仕事しないでくれる? きちんと規程がそうなっているのなら払うけどそんないい加減なことを言うのなら払えない。」と言ってもダメ。納得の行く説明をしてくれないし、とんと要領を得ないのです。 頭に来て「もう料金を払わずに、ズラかってやるからな!」と言い残して帰ってきました。ああ、ホントにどうしましょ。 4月18日 昨日オンネル氏の住む天涯に行ってきました。天津市内で仕事を済ませたのが二時前、昼食で白酒を飲んだので酔いを醒まそうと入ったホテルのラウンジで熟睡してしまい気が付いたら三時過ぎでした。それからタクシーに乗り、もう一度熟睡して目が覚めたらオンネル氏の会社前に到着しました。オンネル氏は出てきて待っていて下さいました。 自分の携帯を見ると完全に圏外、聞きしにまさる地の果て、まさに天涯海角でした。 (でも寝るときに切って次の日の朝にまた入れると通信状態はすこぶる快調に戻っていました。なぜでしょう?) その日は食事をごちそうになり中カラをしてオンネル氏の住むホテルの部屋に泊めてもらいました。枕元の按摩の文字の誘惑にもマケズ健全にその日は寝ました。 明くる日(つまり今日)朝八時にオンネル氏と一緒に天津に向けタクシーで出発しました。タクシーはシャレードではありますが、オンネル氏の交渉で百二十元という破格値になりました(なんせ八十キロですからね。って体重の話じゃないよ。)。 私は電車で北京まで行って昼過ぎの飛行機に乗って昆明に行かなければならないので天津駅まで行ってもらいました。 運転手さんが駅に着く前に「悪いけど先にお金をちょうだい。駅でお金のやり取りをしていると捕まるから。」と、言いました。 私はそこで気が付きましたが、そのタクシーは白タクだったようです。でも屋根の上にタクシーのライトが乗っていたと思ったのですけどね…。 でもその運転手さんの態度は非常に良く「すみません。」を連発していたし、善良そうな感じだったので快くお金を払って、それからしばらく走ると駅に着き車を降りました。 駅の建て屋に向かってしばらく歩くと長距離バスやタクシーの客引きに声を掛けられます。それらを無視してずんずん歩いていくと、二人組の男に後ろから呼び止められました。その時も同じ類の男達だと思い私は無視して歩いて行きましたが、オンネル氏が立ち止まり困ったような顔で私を見ながらその男達に何か言っているのです。 彼らの話をよく聞き、彼らの見せる身分証を見ると『行政…』なんとかと書いてあります。つまり市政府の一部門のようです。 要するに白タクの取り締まりで我々を連れていこうと言うのです。彼らのパトカーのような車に乗れと言います。私はこれは強く出た方が良いと思い、オンネル氏が「自分たちは日本人だ。」と言ったのに続き、私は「時間がないので行きたくない。あなた方に何の権限があって我々を連行できるのだ。白タクに気が付かずに乗ってしまったことが罪になるのか。それなら先に領事館に連絡してくれ。」と言いました。 すると、連行するのではなくここでサインしてくれれば良いと言います。もともと連れていくのではなく車の中で書かせようと思っていたようです。で、何にサインするの? 結局あの車に百二十元でここまで載せてもらったということを書いた紙にサインをさせられて解放してもらいました。 可哀想なのはあの運転手で、百二十元は没収の上連れて行かれました。 彼は私達の友人でここまでただで送ってもらったと言えば良かったのですが、いろいろ質問されて辻褄が会わなくなったときにもっと面倒なことになるし、ホントいうとその場ではそこまで考えつかなかったのです。 しかし、よく考えてみると頭に来るのは、あの駅で本気でそのような不当な営業者を取り締まっていないのは明らかなことです。我々が歩いているとタクシーやバスの客引きが沢山声を掛けてきたのです。ああいう輩の中にも白タクはいるはずで、また正式なタクシーにしても乗り場以外で客を選んで拾っていくああいうのを野放しにして地方から客を乗せてやってくる車だけを取り締まるというのが許せません。外地人に厳しく都市住民に甘いというのは上海も天津も変わらないようです。 4月16日 先日うちの事務所の菲小姐が電話代を払いに行くときについでに私の携帯について電話局で訊いてきてもらいました。解約したいけど解約時にすぐにそれまでの料金の精算ができますよね? ということをです。 もちろん普通で考えると出来るはずだとは思ったのですが中国なので一週間くらいはかかるかも知れないと思い、もしそうなら一週間早めに解約しなければいけないと考えたわけです。 ところが、菲小姐の報告を聞いて驚きました。なんと三ヶ月かかるというのです。 現在解約の申請をして五百元の押金(普通デポジットと訳す。)を支払って三ヶ月待ちやっと解約が出来るとの事です。しかも押金の中には三ヶ月分の基本料金百五十元が含まれるというから解約時に還ってくるのは三百五十元です。そしてこのときに過去の料金を全て精算するというのです。そうすると押金の意味がよく分かりません。乱暴に理解すると五百元払ってこれまでの料金をチャラにしてもよいのかしら? (つまり精算せずに逃げてもいいの?)と思います。 それにどうして解約の申請をしてから三ヶ月も待たなければいけないのかわかりません。精算だけの問題なら翌月半ばにはその月の料金の請求書が送られてくるので半月で済むはずです。 菲小姐の話では、普通解約するケースはほとんどなくて誰かに名義を変更するものだというのですが、帰国してしまう外国人の場合未精算の料金と携帯の加入料金をはかりにかけて未精算分の料金の方が高ければそのままズラかるでしょうから、踏み倒すケースもけっこうあるのではないでしょうか。 現在携帯電話は外国人の個人での契約のばあい上海人名義にするか会社、事務所名義にしなければいけなくなりましたが、事務所名義で契約して事務所を撤退する場合、踏み倒して帰っていくケースはかなりあるのではないかと思います。 それを全て精算して帰ろうと言っているのに、三ヶ月かかるとは何事でしょう。もう一度私が直に訊きに行こうと思いますけどね。 4月10日 本日もう一本チノを買うためにジョルダーノに行ったのですが、気分が割に良かったせいもあって店員のサービスを受け容れてしまいました。 商品の棚に近寄るなり前回と同じくウンカのごとく寄ってきて 「何をお探しですか?」と訊いてきたので、やはり例のごとく 「自分で探します。」と答えると、 「う〜ん。そんなこと言わないで私に手伝わせて。」(こんなに色っぽくはないけど) と言うので、「可愛いやンけ。」と思い、まあそこまで言うのならと手伝ってもらいました。 で、サイズがなかなか見つからなかったのですが(特大だったのではなくそのサイズだけがたまたまなかっただけです。念のため。)、あちこち探して見つけてもらい礼を言ってレジまで自分で持っていって勘定をしたわけなのです。 ところが、その手伝ってくれた店員がバーコードのタグのところに何かボールペンで書いているのです。「なんやろ?」と思ってよくみてみるとその彼女の名前が書いてありました。 つまりはこういうことだったのです。自分の接客した客が商品を購入した場合、自分の成績になるのでしょう。道理で熱心に接客するわけです。 しかし、そうとわかるとだんだん頭に来だしたのは、前回買ったときは自分で勝手に棚から取ってレジに持っていこうとしたら、その場にいた店員が「ちょっと待って。」と商品を取りあげやはり何かしていたのです。私は棚に補充するため何を買ったのかチェックしたと思っていたのですが、そういうことだったのですね。そうとわかっていたらもう一度別のと取り替えてレジに持っていったのに。 それから、電子メールについて思うことがありました。 少し前にある仕事の向こうの担当者が交代して新しい(おそらく若い)女の子に代わりました。そのヒトは敬語の使い方があまり得意でないようでよく読めばわかるのですが一読するとちょっとわかりづらい文でメールを書くのです。 ある時こちらの機嫌もあまり良くなかったこともあり、また担当が代わったのに一言の挨拶もない(メールではおそらくあったのでしょうが電話は一度もなかった)ということもあって、そのわかりにくいお願い文に対して、「結局、誰が何をしたら良いのですか?」と、わかっていながら尋ねてしまいました。でも、少しイヤミだったかな、と反省していたのです。 ところが向こうから返事が来ましたが、「私は踏台さんに○○をして下さい、とお願いしているのです。」と、「そんなこともわからんか?」という感じのことが行間から臭っているのです。 そうなると温厚な私も頭に来て次からのメールは全く無機質に用件のみ書くようになり、むこうもむこうでそうなってなんか以降お互いのやりとりはかなり素っ気ないモノになってしまいました。お互いに「感じワル〜。」と思っていたのでしょう。 ところが昨日こちらのミスで(こちらといっても中国のという意味なんですけどね。)少し訂正しなければならないことが出てきました。すなわちこちらから少し「ごめんなさい。」と言わねばならないしかも急ぐので電話しなければいけない、ということになってしまったのです。 なんせああいう相手なので、こちらが下手に出ても偉そうに言われるかもしれません。そうしたときにカチンときてやり返してしまわないように、深呼吸して「落ち着くのよ、踏台。」と自分に言い聞かせて電話をしました。 「上海の踏台です。いつも世話になっています。」と言うと、 「ああ、こちらこそいつもホントにお世話になって…。」となんかむちゃむちゃ感じが良いのです。 それで謝って訂正したのですが全然予想と違って「ああ、もういいんですよ、ええ、そんなことぐらい。」という感じで思いっきり拍子抜けしてしまいました。かなり相手の事を誤解していたようです。 実際に言葉を交わすわけではない電子メールのやり取りはやはり気を付けなければいけないと思ったのでした。 4月7日 林憶蓮のCDが各所で絶賛されていると言いましたが、先日けなされているのも見つけました。 このCDに対しての評価は、CDは◎、おまけの写真集は△ (もしくは×?)というのが一般的だったのですが、そこでの評価は百八十度違っていました。 それは美美百貨という「こんな高いモノ中国でだれが買うねん!」という高級舶来ブランドものを扱うお店が上海にありまして、そこの季刊誌なのですが、なぜか私のところにいつも送付されてくるのです。私はまったくそのお店のターゲットにはなりえないのですけどね。 で、そこでの評価は以下のようなものでした。 もし母親になると顔つきまで生き生きしてくるというなら、林憶蓮がその良い例である。このCDの写真集の彼女は息を呑むほど美しい。産後の彼女は顔色がつやつや生き生きしているだけでなく体つきも以前のままである。 しかし、あれだけ外見には注意を払ってあるのに肝心のCDの方はいい加減なものである。たしかに彼女の独特な歌い方というのは健在だがアルバム中どこにも真剣さが感じられない。まるで、ただ彼女ファンにまだ歌をやめていないと伝えることだけが目的であるかのようである。 本来大衆の期待する歌声が全く精彩を欠くものになっている。 筆者は彼女のファンの一人で、このような批判はしたくないが実際アルバムの中に一つもこれといったものがなく、ほとんどR&Bである。私はすでに二回通して聴いているが、どれ一つとして記憶に残っている曲はない。 このようにファッション誌でその容貌をホメられる嬉しさと、同じくファッション誌で素人に(素人でしょうね。あの評を見る限り。)音楽的にぼろくそにけなされる悔しさとを差し引きしたらプラスかマイナスかどちらなのでしょう? やはりプロのシンガーとしては悔しい方が大きいのでしょうね。本人がこれを見たとしてですが。 ところで、ここで「ほとんどの曲がR&B」と書かれていますが、私はこれに???なのです。何曲か昨今の基準からするとR&Bと呼んでも良いモノもありますが、殆どというのはとても理解できません。 そもそも、最近日本の歌手でR&B(を歌っている)と言われている何人かの歌手がいますが、R&Bってなに? と思ってしまうのです。どうも私が思っているR&Bと最近のR&Bと言われているものは違うのですが…。 4月5日 黄大[火韋]のMTVがチャンネル[V]でかかっているのを観たときはホントに驚きました。私はずっと好きだったのです。劉徳華も欧陽菲菲もカバーしている『[イ尓]把我灌酔』が好きでよくカラオケで歌うのですが、こちらの中国人には必ず「誰の歌?」と訊かれます。殆ど誰も黄大[火韋]を知らなかったのです。 それが『秋天 1944』のMTVがこんなに頻繁に流され、さらにはCD(海○盤だけど)が上海でも手に入るようになるなんて夢にも没想到です。行きつけのCD屋さんの棚に彼のCDを発見したときは涙が出てきそうになりました(ちょっと大げさ)。 こんなふうに自分は好きだけどもうちょっと盛りを過ぎてしまった(?)とも思われるミュージシャンがまた復活してヒットを飛ばして再び自分の目の前に帰ってきてくれるというのは嬉しいモノです。 そういえば少し前は李克勤が新譜をヒットさせましたしね(これは盗作騒ぎになりましたけど)。 あと、陶晶瑩(もちろん彼女はまだ若くてまだまだこれからです。)は正規盤CDが上海のCD屋さんの店先に並びました。こんな日が来るなんて、ゆーちゃなんばってん、考えてもみませんでした。 C−POPの世界ではこのように私の好きな人が活躍してくれているのですが洋モノではそうそう、忘れちゃいけないのがサンタナです。 サンタナも私が中学から高校にかけてまわりのロック少年が好んで聴くリストには入っていなかったのです。高中正義好きのギター少年なら名前を知っているというくらいのもので、少し年上のヒトとしかサンタナについては話できなかったのです。 ところがどうしたのでしょう。グラミー賞九部門!! だって、信じられません。これはまだ上海では入手できませんが、先日香港で買ってきました。上海でももうしばらくすれば○賊盤CD屋さんの棚に並ぶことでしょう。 陶晶瑩にもどりますが、彼女のアルバムが素晴らしくて、嬉しくてHPで思わず紹介してしまいましたが、それをご覧になってあのアルバムを購入されたかたが何人かいらっしゃってその旨をメールして下さったりしました。 これには困ってしまいました。「踏台がイイと言うから買ったけど…。」という苦情ではなく概ねみなさん良かったというご感想のようでホッとしたのですが、あれを見て買って下さるとは思いもよりませんでした。 ですから、林憶蓮のアルバムについてはいい加減なことしか言わなかったのですが、それでも「踏台が言うので買ってみた。」とメールをいただいたりしました。まああれは、あちこちで絶賛されていますので私の言うことを聞いてというのではないでしょうが。 それでも私がHPで何かを言って、そのために他の人が二、三千円ものお金を使ってしまうことになるかも知れないという事実、これには非常に緊張してしまいます。わたしはあまり人前でも緊張はしなくてだいたいいつも緩みっぱなしの人間で緊張するのは苦手なので緊張する事態になるのは少しなんというか、アレなんですよね。 4月2日 ジョルダーノという香港のカジュアル・ウェアを扱うブランドがあります。確か九十四、五年くらいにその公司の上の方が共産党批判をしたとかで中国から閉め出されてしまいました。数年前にトップが交代したか詫びを入れたかで許してもらったみたいでまた中国の各都市に戻ってきたのですが、なぜか上海にだけはいつまで経っても戻ってきませんでした。 私はこのブランドがけっこう好きなのです。オリハーさんがジーンズ・ウェストを好きなように私はTシャツやカジュアルなシャツ、ズボンや上っ張り等をだいたいシーズン毎にここで購入するのですが、上海には無いので香港以外は昆明や杭州等に行ったときにまとめ買いしていました。 ところが最近やっと上海に帰ってきました。南京路の七重天の百貨店の一階が全てジョルダーノになったのです。昨日行ってきました。私の服の殆どを引越荷物の船便に載せてしまってズボンの類はジーンズが一本だけになってしまったのでチノとジーンズを買いに行きました。 このジョルダーノのサービスの特徴はフレンドリーでかつ威勢がよいことで、私はこれについてはかなり苦手なのです。なんせ店に一歩足を踏み入れただけで勘違いのガソリンスタンドのように大声で「いらっしゃいませ〜!!!」と叫ぶのです。そして服の棚の方に近寄ろうものなら、 「今日は何をお探しですか?」 「シャツですか? パンツですか?」 「サイズはおいくつですか?」 「こちらでお召し上がりですか? ポテトはいかがですか?」(←これは嘘) と矢継ぎ早に質問してくるのです。 わたしはこういうのは相手にしたくないので無視していると私が中国語がわからないものと思ったみたいで今度は英語の出来る店員を連れてきてそいつが英語で同じ事を尋ねるのです。 「悪いけど自分で探したいのです。いけませんか?」 と、私が言うと、 「これが私達のサービスの方式なのです。」 と、また偉そうに胸を張ってほざくのです。私はこれには呆れてしまいました。 「でもこれが私の買い物の方式なんです。」 と、私も胸を張って言うと、ぷう〜っとフクれてどこかへ行ってしまいました。 「そうですか。それでは何か必要があったらお呼び下さい。」 なんて言ってくれることは期待できないにしてもあんな態度はないだろうと思います。 まあ、目当てのモノは安く見つかったので良かったのですけど…。 3月27日 今年に入ってからずっとネットの調子が悪くて非常に繋がりにくい繋がっても遅いという状態が続いていました。そのおかげで私がよその掲示板にお邪魔して書き込みすることが少なくなりました。 先日Pさんが、「掲示板への正しい書き込みの方法は接続を切ってメモ帳に下書きしてからまた繋ぎ貼り付けるというものではない。繋ぎっぱなしで直接書き込むのが正しい方法だ。」というようなことをおっしゃっていました。 この話を聞いたとき私は「そう〜?」とあまり同意は出来なかったのですが、最近そうかも知れないと思うようになってきました。 Pさんによると、直接書き込むのと接続を切ってから書き込むのとでは緊張感、臨場感が違う。従って自ずと文章にも違いが出てくるということでした。 たしかに現在のように調子が悪くて特定の掲示板には繋がらないことがある場合、繋がらないときには下書きをして置いて後ほど繋がるときに貼り付ければ、とも思いますが、実際はそうしないことが多いのです。そうやって待っているうちにもう書き込む気がなくなってしまいます。確かに「これにレスしたい!」という気持ちが、たとえ数分でも待ってしまうと、もう生ぬるいビールのように味気ないモノになってしまうのです。 と、いうことで、これは決して最近レスをさぼっていることの言い訳ではありません。ホントに。 3月26日 今回の香港は徹底してCDを探しました。劉美君の古いのと葉イ菁文の影視金曲を買おうとあちこちを歩き回りました。簡単に見つかるモノと思っていましたが、結果は玉砕でした。まず劉美君ですが香港は古いCDのストックはあまり置いていないというのはわかっていましたが、中古モノを扱っているところにも現代唱片公司時代のものは殆どありません。初日はデビューアルバムの初期日本盤というのが信和中心にてライナーなしでHK$280で出ていました。さすがに手を出せなかったのですが、翌日香港盤の新品がHK$88で見つかったので購入しました。 しかし、その後も思いつく限りあらゆるCD屋を回りましたがありません。どうしてしまったのでしょう。HMVにもないしアドミラルティにもありません。時代広場のタワーレコードは縮小してショボくなっているし、他に大きなCD屋さんって有りましたっけ? それから葉イ菁文の影視金曲、これは見つからないわけがないと思ったのですが、ないのです。どこにも。他のもっと古いのはけっこう出回っているのに、また香港デビューアルバム等も復刻版で安く大量に出回っているのに、です。十年も経たないうちに全く市場から消えてしまうなんて信じられません。あれはけっこう売れたと思うのですけどね。日本でもミュージックマガジンでたしか齊籐明人さんに紹介していただいていたと記憶していますが。 でも、目当てのものはゲット出来なかったものの、かなりの数のCD屋さんを回ったおかげで思いがけずいろいろ入手できました。葉イ菁文の91年の二枚組ライブCD。これはカセットしか持っていませんでした。これがHK$65で手に入ったのは僥倖でした。あと香港デビューアルバムのジャケット違い。それから99年に出たVCD。それに葉イ菁文主演のVCD三枚。 楽譜はかなりの収穫でした。美留さんの情報でTOM LEEに行ってきました。初めはデポーみたいなところに行ったので、全然なにもなくてがっかりしたのですが、次の日にちゃんと見つけて感激しました。日本でも手に入りにくい洋モノの楽譜も多くて山ほど購入したいところを我慢してエルビス・コステロのだけ購入しました。中華モノは四冊購入。これでまた路上ライブのレパートリーが増えます(まだやる気かい!)。 と、いうわけで今回は全くゆっくり出来ず、食事も殆どファーストフードみたいなモノで済ませ歩き回っていました。でも行きつけの上海一品香菜館は最初の日に行きました。この間中カラのメンバーに笑われたのですが、私は香港に行くと必ずここで食事します。ここの上海料理は上海よりおいしいのです。たぶん正宗的、地道的上海菜ではないと思いますが、おいしいことでいえば上海以上です。玉子チャーハンだけでも幸せになれます。あと今回発見したのは名前を忘れましたが、「竹の子の唐揚げ雪菜添え」です。竹の子はただ揚げてあるだけなのですが、付け合わせの雪菜(高菜の漬け物)も揚げてあってパリパリの漬け物という意外さでホントにおいしいのです。上海から来て上海料理を食べる日本人というのは変でしょうが(そうですか?)いつも行ってしまいます。 3月14日 私のこのサイトは自分のもともとの知り合いには教えていません。ネットを通じて知り合った方以外の友人で知っているのは数人だけです。その中でも同じ会社のヒトは一人だけです。で、ネット以前からの知り合いに見られるのは非常にテレる上にそのうちの一人は普段の会話にもさりげなくHPの話題を混ぜてくるので困ります。 ところで、林憶蓮の新しいアルバムがホントに良くて最近いつも聴いています。ついに先週末上海で正規盤を発見しました。私も数枚購入しました。いろんなところで評が書かれているので私はあえて書きませんがちょっとここでホメてみます。そう言えば牛ほめという落語がありましたね。 家は総体檜造り、天井は薩摩の鶉木理、左右の壁は砂摺り、畳は備後表の五分縁…とかいうヤツです。 『至少還有[イ尓]』 これはよく売れているようですが、ほんとにイイ曲ですね。こんなバラード大好きです。 『没有人抽煙』 この曲を初めて聴いたときサビの部分「♪没有人抽煙〜、没有人洗臉〜♪」と聞こえて「すごいシュールな歌詞。」と感心したのですが、歌詞カード見て情けなくなりました。『洗臉』じゃなくて『失恋』でした。ヒアリング能力ねぇでやんの。 そういえばむかし武田鉄也さんが、井上陽水さんの『白い一日』という歌を「真っ白な掃除機(ホントは陶磁器)を眺めては飽きもせず…」という風に聴いて、「陽水ってすごい!!」と思ったとおっしゃっていましたが、それを思い出しました。って、全然関係ないですね。 『愛過我的毎一天』 これはサビの部分がごっつカッコイイですね。ちょっとロバート・クレイの『Smoking Gun』を彷彿させます。 『失蹤』 出だしが王菲の『人間』に似ていて、サビの部分は那英の『夢一場』に似ています。似てないか? 似てませんよね。 『NOW OR NEVER』 NOW OR NEVERとは「今を逃すともう二度とない。」というような意味ですよね。アメリカのスーパーの特売にこう書いてあるというのを聞いたことが有ります。そう言えばエルヴィス・プレスリーの歌に『It's now or never』というタイトルの曲がありまして、それは『オ・ソレ・ミオ』のカバーでした。 あれ、結局別にホメていませんね。関係ないことばかり言っているだけでした。『歌ほめ』のマニュアルがないとなかなか歌をほめるのも難しいですね。ご隠居さんにでも教えてもらわなきゃ。 3月13日 この週末『シックスセンス』のVCDを観ました。LDをコピーしたモノみたいで画像は非常に良かったのですが、なぜか中国語の字幕とインドネシア(マレーシア?)語の字幕がついていました。 それで、けっこうそれが面白かったのです。そうそう、「すみません。」は「マアフ」って言っていたけど「マアフカン」って書いてある「カン」ってなんだろう? とか、「ジャンガン」ってこういう意味だったの? (『ジャンガン・ソンドル』という何か欧米のヒット曲のカバーがありましたが、そうすると意味は『頭突きするな!』という意味になります。)とか、気が散って話に集中できませんでした。 ところで、インドネシア(マレー)語の先生を見つけてしまいました^^。 3月10日 また一人私の友人(中国人、美人)が東京に行くことになりました。それを聞いて一昨日の晩久しぶりに会ってゆっくりお話をしてしまいました。その時の場所が携帯の電波が入らない場所だったようで、その日はオンネルさんを含めて幾本か電話があって皆さん繋がらなかったと翌日苦言をいただきました。 ごめんなさい。 その友人も知り合って三年くらいになる老朋友で私が上海赴任したてのころによくお世話になりました。従って昔話に花が咲いたのです。昔と言っても三年なのですがわずか三年の間にいろいろ変わってしまったことが多くて、上海の移り変わりの早さに今更ながら驚いていたわけであります。 ところで、彼女行くのは東京なので私にしてみるとこれからは会いにくくなると思って一昨日今生の暇乞いというわけではありませんが、まあある程度それじゃあ元気でね、というつもりで会いに行ったわけです。ところが向こうは「踏台ももうすぐ日本に帰るわけだから、これからも変わらず会えるワケなのに改まってどうしたの?」という感じなのです。 それで、質問してみました。 「東京と大阪の距離って、あなたの感覚として上海とどこ位の感じ?」 すると、 「南京。」 と答えるではありませんか。 なるほどそれなら、そんなに遠いという感じはしませんね。私の感覚では時間的、金銭的には北京くらいの感覚だったのでかなりのズレがあったようです。 日本での暮らしは大変だと思うよ。 でもいやになりゃすぐ帰ってきたらいいのよ。 と、励ましたのかその反対なのかよくわからないことを言ってさようならしてきましたが、彼女も含め日本在住の中国人のみなさんが楽しく、いやせめてそんなに辛い目に遭わずに暮らせることを願っております。 3月8日 先々週の日曜日一ヶ月半ぶりに散髪に行きました。私はだいたいいつも髪の毛を短く刈り上げているので、カットは一週間に一回、長くても二週間に一回していました。しかし、一月に私が三年間ずっとカットしてもらっていた美容師がいなくなってしまったので、新しい床屋を探す気もおこらず、これを機会に伸ばそうかと思ってずっとそのままにしていました。だから冬桃さんたちが来られたときはかなりむさ苦しい頭をしていたものと思います。 しかしやはり耐えられなくなってきたのと、写真をとらなければいけなくなり(どういう写真かは述べません。)、切りに行ってしまいました。 近所の床屋に行ったのですが、これがひどかったのです。なにがって、お手手およびサービスが。お手手はそんなに期待していなかったのですが、サービスはひどすぎます。美容師はなにがそんなに気にくわないのか知りませんが、始終不機嫌で、初めに「どういう風に切んの?」と、だけ聞いてあとはずっとしかめっ面で時折舌打ちするくらいで何も喋りません。 別に話をしたいわけじゃないのでいいのですが、客商売だということを彼はわかっているのでしょうか? これでお手手が良ければまだしも、全然うまくないのです。その上全部で八十元も取られました。いつものところはたぶん十元くらいだと思います。(思います、というのはこれまでお金を払ったことがないから。) その翌日やはりいつもの散髪屋に修正に行きました。なじみの美容師はいないのですが、みんな顔見知りだし、私がどういう風に刈ってもらっていたかを知っているはずだと思って。 で、結果はまあまあでした。見かけ上はほぼ満足です。 ところが、朝起きると寝グセがひどいのです。 そう言えばずっと昔に日本の散髪屋が、 「おれっちプロの理髪師っつーのはよ、月一カットする客ぁだいたい一ヶ月後にどういう風に伸びるかまで考えてカットしてんだよ。 てやんでい! 現在の仕上がりだけを考えてんじゃねえんだよ、このヤロー!」 というようなことを言っていました。また、 「そのお客さんの頭の形を考えて切ってんだよ。この頭だとどういう風に切ると寝癖になりやすいとか、そこまで考えてんだよ轤I」 とも言っていました。 私もずっと寝グセなんかしなかったので、あの美容師はホントにそこまでの技術を持っていたのでしょうか? とすれば散髪もなかなか奥が深いのです。 それから、短距離タクシーの話ですが、昨日北京日帰り出張の帰り虹橋空港から自宅までタクシーに乗りました。ちなみに近距離タクシーの方が正しい日本語でしょうか。 で、運転手さんに訊きましたが、やはり、乗ってから近距離 → 遠距離変更客はけっこう存在するようです。ところがどっこい、社の規定で遠距離を乗せてはいけなくなっているそうです。とはいえ、そんなの守らないでしょう? と尋ねると、メーターに記録が残るもんで守らざるを得ないそうです。 ところで、もう一つ意外だったのはあの近距離タクシーはけっこう儲かるのだそうです。私の家までメーターで約二十元。往復で三十分かかるので一時間走っても四十元がいいとこ。会社に入れる三百元強を稼ぐだけでも十時間近く走り続けることになるので、そんなはずはないと思ったのですが、本日うちの運転手さんに訊くと、会社に入れる金は普通より少な目でいいそうです。それなら、まあ納得できます。 最近私のHPの更新時間をチェックしている人がいるので、気を付けなくてはなりません。 「と、いうことは、あんたも時間中に見てんじゃねえかよ!!」 と、言いたいところなのですが、そのヒトは資本家階級(老板)なので通用しません。困ったものです。 3月7日 実は昨年末くらいに面白いページを見つけました。『市民課職員の危ない話』というのですが、どこかの市の市役所の市民課の職員さんが作っているページなのですが非常に面白いのです。面白い得要命なのです。 我々はよく「ったく、お役所仕事だよなぁ。」などということを言いますが、お役所のヒトも「ったく、なんて客だ。」というふうに当然思っているわけで、われわれはお役所の悪口を言いますが、われわれが間違っているところだって当然あるわけで、ひどい客も一杯いるわけです(私がそういう客でないことを祈ります。)。 てなわけでここでは市民課の職員さんから見た我々が見られるわけです。一番好きなのはワースト・テンのコーナーでここでは「こんな客は困る。」という番付が載っています。これは私も真似してみたいと思っているのです。なんの番付がいいか考え中です。 で、ふと思ったのですが、私は常々中国のお役所の悪口を言いまくっていますが、彼らにもひょっとして彼らなりの言い分があるのではないのか? と、いうこと。 まあ盗人にも三分の理といいますので、一度聞いてみたいモノです。 と、同時にそういやぁ仕事上で出会った中国の役所のひどさというのをみなさんにご紹介していなかったなあといまさらながら気が付きました。 |
以前の日記へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 最新の日記
メール |
ホーム |