アルバム評なんてとても書くことはできないので、最近の自分のヘヴィーローテーションを紹介します。けっしてみなさまにお薦めするわけではありません。「最近私はこんなのをよく聴いています。」と言いたいだけです。(って、それに何の意味があるのでしょうか?)
(ソノ17)


  …and music's there…  
  ED-11001
  7243 5336 7220 (2001年)

 順子 Shunza         


 順子を初めて聴いたのは『回家』でこれは衝撃的な歌でした。当時北京語の曲で歌詞カードを見なくても、さらにはとくに注意深く聴かなくても歌詞を聴きとれるなんて考えられないようなことだったからです。

 それは難しくないシンプルな歌詞だったということもあるけど、とにかくそのまんまの歌詞、小学生が感じたままに作ったというような歌詞に驚きました。ひょっとして日本人が作ったんじゃないか? なんて思ったくらい。でも、なぜか好きな歌の一つです。

 それと、この歌に関してもう一つ気になるのは「回家」ということば。これは「家に帰る」という意味だけどなぜか中華ポップスでは歌詞によく使われるのです。しかし、ネイティブではない私にはかなり違和感があります。なぜなら、好きなあの人に帰ってきて欲しいのなら「家」はいらないと思うから。「家」をつけることによって所帯臭さが漂ってくるように感じるのです。テレビで「私が悪かった。あなた家に帰ってきて。」と呼びかけているようなそんな感じを受けてしまいます。林憶蓮の『愛上一個不回家的人』もそうでした。

 話はそれましたが、順子はその「回家」ともう二、三曲くらいしかこれまでイイなと思った曲はなく、それほど好きなシンガーではありませんでした。しかし、このアルバムはけっこう好きになりました。これは5月にでていたのに知らなくて、先日重慶に出張したときホテルの部屋でchannel[V]で『I'm sorry』を聴いてショックを受けてなぜか帰国してからすぐ買い求めました。何がショックって痩せてすごく綺麗になっていたから。というのは冗談だけど、ずいぶんと外見も変わってしまっていました。多少老けもしたようだけど。

 一曲目の『没有醜女人』からかなりイイ。R&Bのとっても格好イイ曲。惜しむらくは合いの手の「オー・マイ・ガッ!」というのがくどすぎてイヤ。ちなみにR&Bって現在なんて読むか知ってますか?  某HPで読んだけど、「リズム・アンド・ブルース」なんて読むのはおじさんだけなんだって。いまはアルファベッドで読むんだそうです。

 二曲目はウッド・ベースがステキな『I'm sorry』。この二曲が特に好きです。

 そのほかの曲もすべてそこそこよくて、いままでの彼女のアルバムは中の曲1〜2曲しか聴けるのがなかったけど今度のはアルバム通して楽しめます。

 しかし、『南寧湾』には騙されました。どういう風にR&Bにアレンジするのか楽しみにしていたのに、卑怯者!!(笑)


     『想念』     
   SDD0105
   501999.2
     伍思凱


 友人からじわじわとプレッシャーをかけられてついに購入してしまった伍思凱の新譜。でもさすがは伍思凱。私はもともとこのヒトの声が大好きだけど、このアルバムでもたっぷり堪能できます。とにかく私の好きな粘りのあるイイ喉なのです。惚れ惚れします。

 しかし、昔と違って最近は少し出し惜しみというか一曲中フルに使うということをせず、ずっと余裕で歌ってときたまフルスロットルの咆哮にゾクッとさせられる、そんな感じです。

 それからこれだけ声を思うままに操れるのはスゴイと思います。それほど高音でないところからキレイに裏返すことができて、裏声と地の声の切り替えがまたお見事なのです。あれだけ自由自在だと歌っていても楽しいだろうと思います。詳しい解説は こちらのサイトへ





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