今日は久々にミョンジョンから電話がかかってきました。でも寝てるっちゅうねん…(-_-;)。というわけで、留守番電話が僕の代わりに電話をとってくれました。メッセージの内容を聞くと、ミョンジョンがゆきのちゃんに会ったということが入ってました。ただそれだけかと思ったら、なんと7月に一緒に新潟まで行くらしい…。これだけでは、何を言っているのか皆さんはわからないと思うので、ちょっとここで説明をしましょう。
まず、ミョンジョンは皆さんご存知だと思いますが、ここネバダ大学で一緒に勉強している群馬県出身の友達です。彼は、太田高校という男子校に通っていたのですが、高校時代に入っていた部活で、近所の女子高(たしか太田女子高やったかな)といっしょに楽器を弾いてたらしいんです。まっ、そのことはちょっと置いといて。
僕が、今年の一月に、北京大学で知り合ったさやかちゃんに会いに新潟まで行ったとき、さやかちゃんと同じく新潟大学のオケラ隊に入っていた群馬県出身の女の子が、さやちゃんと一緒に新潟駅まで迎えに来てくれました。なにせ、さやちゃんは、500mlのビール缶を片手に持って迎えに来てくれていたので、彼女は、さやちゃんの代わりに運転してきてくれました。
彼女の名前はゆきのちゃんと言って、気のキツそうなと言うか気のキツイ女の子で、かわいい群馬ナンバーの軽自動車を乗っていました。群馬…。実は群馬に足を踏み入れたことすら無いのに、なぜか僕には群馬県出身の友達が3人もいるのです。一人は、ミョンジョン。もう一人は敬一君。そして最後の一人は、冷蔵庫の前の床で寝るのをこよなく愛す、さやちゃんの彼氏、わなぢ…(-_-メ)。
鋭い感性を持っている僕のことですから…というか、ただ話すネタが無かったので、僕は、ゆきのちゃんにお決まりの質問、「群馬のどこ出身なんですか?」と聞いたところ、まったく知らない町の名前が返ってきました。キョトンとしていると、太田市の近くだということが判明。太田市…。ミョンジョンって太田高校でなんか楽器弾いてたなぁ…。「僕の友達に、太田高校で楽器を弾いてた奴がいるよ」と言ったところ、ゆきのちゃんが、「太田高校と一緒に楽器弾いてたよ」と驚きの返事。「えっ、じゃぁ『金』って奴知ってますか?」と聞いたところ、「あぁ、そう言えば在日の後輩がいたような気がする。」…在日。ミョンジョンからの情報によると、太田高校の在日はミョンジョンしかいないはず。しかも楽器を弾いていた…。んーっ。確率高し。てな事で、アメリカに戻ったあと、ミョンジョンに聞いたところ、なんとミョンジョンとゆきのちゃんは先輩後輩の仲だったということが判明したのです。
このゆきのちゃんですが、僕に似て、気がキツく、あつかましい人なので、初めて会ったにもかかわらず、「私の誕生日12月31日だったのよ。プレゼントよろしく。」…(-_-;)。「おいおい。その頃は知らんかったわい。」と思っていたのですが、アメリカに帰って電子メールを読んだところ、ちゃっかりと、バーバリーの香水をご希望だとか…(>_<)。でも、新潟滞在中に、彼女の車の洗車に付き合わされたり、学校で、わらの中にいる虫を見つけることができない(ちなみに彼女は教育学部の理科を専攻していた)ということで雪の降る寒い外で30分以上待たされたり、遠距離恋愛をしている彼氏との問題を延々と語ってくれたり…(-_-;)と、とても親切にしてくれたので、この春ヨーロッパに行ったときにロンドンで彼女のためにバーバリーの香水を買ってきました。
買ってきたのは良いのですが、送るに送れない。送ってしまうと関税がかかってしまって結局日本で買ったくらいお金がかかるし…。でも、気がキツイわりに、実はとても優しいゆきのちゃんは、「リッチーが日本に帰るまで待つ。」と言ってくれたのですが、日本に帰るって来年の1月やで。帰るまで、この香水持っとかないとあかんの。と思っていたら、ちょうど良いときにミョンジョンが日本に帰ると言うことが判明。もうすでに大学を卒業して、群馬で小学校の非常勤講師をしているゆきのちゃんは群馬にいることですし、その香水をミョンジョンに託したと言うわけです。
そして昨日、ようやく例のブツをミョンジョンがゆきのちゃんに渡してくれたと言うことです。話を聞くと、ミョンジョンとゆきのちゃんが会っているときに、ゆきのちゃんが携帯でさやちゃんに電話をしたそうで、その時さやちゃんが、「演奏会があるから新潟に遊びにおいでよ。」と誘ったらしいのです。てな事で、奴ら二人は7月に一緒に新潟に行くそうです。
でも、ミョンジョン。新潟に行ったら、きっとつぶれるんやろな。たとえ酒に強いとはいえ、あのアルコホーリックの集団に打ち負かすほどの強さではあるまい。どうなるのかとても楽しみです。(^o^)
それにしても、世界って狭いね。僕とさやちゃんが中国で知り合ってなかったら、ミョンジョンとゆきのちゃんがこうやって再び会うことはなかっただろうし…(^o^)。僕とミョンジョンがアメリカで知り合ってなかったら、ミョンジョンとゆきのちゃんがこうやって再び会うことはなかっただろうし…(^o^)。僕とゆきのちゃんが新潟で知り合ってなかったら、ミョンジョンとゆきのちゃんがこうやって再び会うことはなかっただろうし…新潟!?(-_-メ)。まぁ、これもみんなが楽器を弾いていたって事が助けになったって事ですわ。
ところで、さやちゃんの電子メールからによると、奴らが新潟にやって来たときは朝までリッチーネタで盛り上がると言ってたなぁ…。なんか不安…(-_-;)。このさやちゃんって奴はいろいろと僕を知っているからなぁ。きっと余計な事を言いそうな気が…(-_-メ)。
このさやちゃんていう人をまだ紹介していませんでしたね。彼女は、福島出身の女の子です。新潟大学より北京大学に留学していたときに知り合った子です。最初は、二人とも印象が悪く、僕が授業の休み時間、彼女に僕が食べていたビスケットをどうですかって勧めたところ、厳しい顔で「いえ結構です。」と断られ、「なんやこの『毛が伸びる人形』みたいな髪しやがった女が…」(ちなみに彼女のヘアスタイルはおかっぱです)と心で思いながら、「あぁ、きっとこの人とは仲良くなれんやろうな」と思っていました。彼女は彼女で、「なんやこの日本人か外人かわからん奴は」と、僕を軽蔑していたそうで。まぁ、お互い様です…(^^ゞ。それがなんのきっかけかは覚えていないのですが、急に仲良くなり、今に続くと言うわけです。
さやちゃんは、とても古風で、中国での生活も謙虚でつつましく、まさしく国立大学からの留学生って感じの雰囲気をかもし出していました。かたや僕はと言えば、毎日5つ星のホテルでお茶をし、高いレストランで食事をし、移動はタクシーと、さやちゃんから嫌われてもしょうがないほどの生活ぶり。それがなぜか仲良くなってしまったのです。仲良くなってからは、毎日のように遊び、さやちゃんもいつの間にか僕のように、浪費家と化してしまいました。これは僕のせいではありません……きっと。
僕が日本に帰った後も、電話をしたりして近況を報告しあい、友情を深めていました。そして冬に再び北京に行ったとき、なんとさやちゃんの部屋に中国人の男が…。さやちゃんは、「私の家庭教師」と言ったのですが、でも家庭教師にしては、この男。なんかさやちゃんの部屋を私物化している…(ーー;)。僕も「あっ、そう。」と言って、さっさとハナちゃんと遊びに行きました。そしたらその夜、「実はあの中国人、私の彼氏なんよ。」と言ってくるではありませんか。いやぁ、なんとも日本人らしい。そんな事を隠したところでなんの得をするねんって感じやね…。でも、話を聞くと彼と結婚したいらしい…。てな事で、そこから真夜中の「リッチーの恋の相談室」が始まりました。
彼女が言うには、親が中国人と付き合っていることに猛反対。まぁ、彼氏は紅の国の人ですから、親がそう思うのもいた仕方ないのですが、そんな事を僕に相談されてもねぇ…(-_-メ)。まぁ、言える事といえば、「困ったねぇ。でも、日本人だってピンからキリまであるし。親が日本人じゃなきゃいかん言うたかて、僕かて日本人やしなぁ…。僕よりもは中国人のほうが良いやんなぁ。」と言ってみると、間髪容れずして、「うん」との返事。「…おいおい。親しき中にも礼儀ありってことわざがあるやろ」と心の中で思いながら、「そやなぁ。僕みたいな奴と一緒になるよりもはグアングアン(さやちゃんの彼氏)が彼氏のほうがはるかに良いわなぁ。」と言ってる自分がいました…(-_-メ)。
まぁ、その後もいろんな事が起こっても彼らは付き合ってるし、さやちゃんが日本に帰っても一年近く彼らは付き合ってるし、まもなくゴールインかなと思っていた今年の一月。日本に帰ってきた僕がさやちゃんに電話をして「遊びに行くわ」と言ったとき、「リッチー、実は先週こっちで新しい彼氏ができたんよ。」との返事が。さやちゃんはなんとも申し訳なさそうに言ってくるのですが、僕にとってはどうでも良いこと。「そうなん。よかったやん。おめでとう。」と言うと、さやちゃんが、「でも、その人ちょっと変な人なのよ。」…んっ(・_・)!?。変な人…。はて、変な人ってのは、どう変なのやろか…。
新潟に着き、飲みの席でその変な彼氏という人に会ってみると、ほんまに変な奴。「えっ、新潟大学って養護学校やったっけ。」と思うほどの不思議なキャラクターの持ち主。性格はいかにも良さそうな人なんやけど、前の彼氏を知っている僕にとってはこの変化にちょっと理解が不可能になってしまいました。酒飲みのオケラ隊の事ですから、ちょうど、3リットルのビール樽が数樽飲み終わり、また新しいビールをさやちゃんと一緒に雪の降る中買いに行ったときに、「なんで付き合おうと思ったん?」とさやちゃんに聞いたところ、「いやぁ、私にもわからないんだけど、もらった手紙がすごく素敵やったのよ。」…手紙(ーー;)…!?。気のキツイ僕は、「そんなん手紙が素敵やったら、文通しとけばええやん。」と言う始末。さやちゃんは怒るかなと思ったら、逆に納得されてしまいました。んーっ。これはヤバイ。さやちゃん、まだこの人の事が好きかどうか分かってへんなぁ。
ところで、新潟に来てからまだわなぢに会っていない。わなぢと言うのは、さやちゃんと仲良くしていた男の子で、同じくオケラ隊でチェロを弾いてる5年目の1年生です。さやちゃんいわく、新潟大学では単位が無くても、4年生までは自動的にあがれるらしいので、一年生の単位しかとっていないけど、なぜか2年目の4年生。でもやっぱり僕から言わせてもらえば、5年目の1年生…(-_-メ)。さやちゃんに聞いてみると、彼女が新しい彼氏さんと付き合い始めてから、急にわなぢはさやちゃんと会うのを避け始めたと言うこと。…んーっ。さてはわなぢ、さやちゃんのことが好きやねんな。こんな情報を耳にしたら僕とゆきのちゃんは黙っていられません。不倫とか三角関係とかが大好きな、僕とゆきのちゃんは一緒に手を組んで、わなぢを呼び出し、酔っ払わして真相を吐かせることにしました(^o^)。
僕はわなぢに、「自分かなり酔っ払ってるでぇ、これ水やから、一気飲みして、酔い覚ましぃ」と、日本酒を一気飲みさせ、ベロンベロンになったところで、「なぁ、沙悟浄(わなぢの本名はわなじょうで、僕は初めてわなぢに会ったとき彼の名前を覚えられず、沙悟浄、沙悟浄と呼んで以来、彼は沙悟浄。)。さやちゃんのこと好きなんちゃうん?」と「太陽にほえろ」のゴリさんのように聞いてみたところ、「僕…家に帰ります!」と急に立ち上がり、出て行こうとするので、「いやいや、あんさん、そんな酔っ払ってって運転できしまへんで。帰るんやったら水を飲んでからにしぃ。」と、再び日本酒を一気飲みさせ、再びリッチー、ゴリさんに変身。そしたらわなぢ。結局「彼女のことが好き。」とカツ丼を出す前に真相を吐いてくれました。いやぁ、それにしても、僕とゆきのちゃんっておせっかいやねぇ。ワイドショーを見て楽しんでるおばちゃん達よりもタチ悪いね。
てな事で、結局、わなぢの真相を知ったさやちゃんは、その付き合ってた彼氏と別れ、さっさとわなぢに乗り換え、現在幸せに同棲生活を送っています。でも、さやちゃん。中国の元彼氏に別れを告げたのが、わなぢと付き合ってからやねんから、ほんまに、毛が伸びる人形もやってくれます。(^o^)
なんか今日は長く書いてしまったので、これで終わります。さやちゃんがゲストブックになんて書いてくるのかがちょっと怖い…(-_-;)。