小学校に入った時

初めて会った同級生が

アリの足を一本一本もいで楽しんでいた

僕にも同級生は「もげ」と言ってきた

僕はアリの足をもいだ

僕はそれを止めるべきだったのか

同級生を注意すべきだったのか

未だに答えがだせない

自分より非力なモノで

優越感を感じる好意というものは

子供にとってどんなもんだろうと考える

いわゆる僕等の云う堅い頭の大人や

「かわいそう」と言いながら肉を喰う大人は

「止めるべき」という選択をとっただろう

ただ僕はそこで止めてしまったら

子供の頃の僕等の怒りや不満は

何処に蒔けばいいのかと考える

大人になると

子供がとても楽そうに思えるけど

それは今の自分の立場より

楽そうなだけで

子供達の世界では

友達や遊ぶことがとても重要なことで

生きてるということを感じたり

生死を感じるには

いいことなのかもしれないと

ただ、命を弄ぶということではなく

その行為自体に別に意味や

憎しみや悲しみが込められているのではなく

ただ無垢な心から

そういう行為に苛まれているのだとしたら

止めるべきじゃないのかもしれない

「悪」が解るから「正」が解る

今の世界は「正」しか解らないから

「悪」への興味や楽しみしか

涌かないのかもしれない

もしこの世に

法や正義なんてものがなくて

自由に人殺しや、したいことができたら

人はなんでもするだろう

逆に正義を自分なりに持つ人も現れるだろう

ネットの世界は

そんな世界の入り口なんじゃないかと思う

いい意味で無法で

悪い意味でも無法で

この世界を正しくしようと考える人もいれば

自分の満たされない欲求の

はけ口にする人もいるだろう

僕はこの世界で過ちをしたし

治せないことにも気付いた

治せないことはないんだけど

今の僕にはその答えはだせない

アリへの答えがだせなかった様に

今も

ただ友達とアリを見てる


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