ハリス:「昔、、、まだ、俺が7歳の頃かな
道端でさ
仔犬が捨てられてるのを
みかけたことがあるんだよ
ダンボールに入ってさぁ
ぶるぶる震えてんだよ
夏なのにさ、ぶるぶる震えてるんだよ
なんでさ、ペット捨てる時って
ダンボールなのかな」
トマス:「、、、そりゃぁ、、、あれさ
蓋をしちまいたいってことだろ?
たぶんだけどな、、、、、」
ハリス:「それでさぁ、どうにかして
そいつを、飼いたかったわけだよ
でも、家には、もう一匹の犬もいるし
借金も多くて、毎日、
取り立て屋もきてたしな
友達の家で飼ってくれそうなトコ探す
なんて、その頃の俺にはできなかったね
そうそう、取り立て屋にさぁ
一回だけ、家の犬のことについて
言われたことあるんだよね」
取り立て屋:「この犬の月のエサ代は?」
ハリス:「ってね、他の、生活費については
何も言わないで
犬をみて、うなずきながら
言ってたのを覚えてる
あの目だけは忘れない、、、
なぁ、アルは幸せだったと思うか?」
トマス:頭を軽く振ってワカラナイといった
ハリス:「生きるってなんだ?」
トマス:「ん、、、、なんだろな
昔、誰かに聞いた話しだと
生と死を感じられるのが生きてることで
生と死を感じられないのが死だって
誰かが言ってたよ、、、」
ハリス:「、、、そうか、、、、」