あと
1日と8時間
・・・・
俺がきめた
俺の寿命
医者には
「いつ死んでもおかしくない」
と言われた
脳に腫瘍ができたらしい
手術するにも
「遅すぎる」
って話だ
そして俺は
自分の寿命をキメた
あと
1日と8時間
それが、俺の寿命
最後の1日
俺は目を覚まし
画像のないテレビを横目に
セブンスターを吸う
そして俺は
街にでた
何も変わらぬ風景
ベンチに座り
人をみる
子供、大人
カップル、夫婦
仕事中
人は生きている
俺が死ぬことは
こいつらには関係ない
ふと、空をみて
雲の向こうの世界をみる
自分達がちっぽけで
自分達が生きてることを感じる
そして俺は
飛行場へ向かった
片手に刀
片手に銃
そして
俺の前に
飛行場関係者多数
「キーをくれ」
簡単な脅し
おそるおそる
キーをくれるパイロット
俺はキーを受け取り
空へはばたいた
「この刀、偽物ですよ」
「こっちの銃もだ」
気付くのが遅いパイロット
そんなサル達にバナナを一本
眼下にひろがる
街を見下ろし
笑った
あと、1時間と36分
俺は舵を手前に引き寄せる
どこまでも続く空
道案内の雲
俺はどこまでも飛んだ
どこまでも・・・
・・・
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