03-02-03 Mon. ◇ピアノ
フジ子・ヘミングさんのピアノを聴いてきました。
何かこう、研ぎ澄まされた音ではなくて
鍵盤に吸いつき、吸い込まれていくような音。
やわらかいクッションに顔を押しつけるような音。
指はあまりにも軽く鍵盤の上を滑るのに
音は深く深くしっとりとしみこんでいくような音。
音と音の間のやわらかい空気。
息を飲むのではなく、あくまでも心地よく
同じ息ができる響き。
いろんな楽器に手を染めては挫折して、
また新しい楽器に手を伸ばそうとする自分。
でも結局やっぱりこの響きが一番好きなことを思う。
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