03-02-09 Sun. ◇梅

「もっと親しくしておけばよかった」
というのは、最近二年ぶりに会って話した友人の言葉。

それはきっと、もっと遠いと思っていたのに
意外にも近い感覚を持っていたとか
実は趣味が似ていて意気投合しそうだとか
そういったほめ言葉。

ところが。
私は実は彼女と「親しい」つもりでいた。
十分親しいつもりでいた。

これはひょっとして、私の人との距離の取り方に
問題があるのでないか?
次から次へと新しいことへ手を出して
新しい仲間を次々に作る。
年賀状は100枚を優に超える、そんな広く浅いつきあい。

それはまるで、この梅のよう。
そこここに枝を張りめぐらせていながら
実はその先には花がほとんど咲いていない。
真ん中で自分一人咲いている孤独な梅。

梅はこれから日の光をいっぱいに浴び
たくさんの花をつけるだろう。
そして私は・・・?

枝を張るだけではいけない。
つぼみをつけるだけではいけない。

花を、張りめぐらせた枝に花を咲かせていかなければいけない。
花の落ちた枝は剪定し、また新たな枝には手をかけて
新たな花を咲かせていかなければいけない。