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| こうなったらすぐに救急車を呼べ
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如月小春(44歳)もやられた突然死の要注意原因
劇作家で演出家の如月小春さん(44)がくも膜下出血で死亡したが、これは多くのサラリーマンにとっても他人事ではない。厚生省によれば年間約1万4000人が死亡しており、突然死の原因のワースト3に入っている。読者が知りたい情報をお伝えしよう。
■どんなタイプが危ないのか
「くも膜下出血の8割は脳動脈瘤の破裂が原因。脳動脈瘤ができるのは先天的なもので、喫煙や飲酒、生活習慣、体形などに関係なく、できる人にはできます」(東京都立荏原病院脳神経外科の岩間淳一医師)
■若い発症者が目立つといわれるが本当か
40〜50代の働き盛りがピークだが、先天的なものなので20代で発症するケースも多い。昨年は20〜30代の芸能人が相次いで死亡した。
■血圧が高いと危険度も高いのか
「日ごろの血圧の高さは関係なく、低血圧の人でも発症します。脳動脈瘤は血圧が急上昇したときに破裂しやすくなります」(東京高輪病院脳神経外科の佐藤裕之医師)
■どんなときに発症しやすいのか
「急に冷え込んだ日の朝や風呂上がりなど周囲の気温が急に下がるようなときが危険です。年末は追い込みの仕事や忘年会などで疲労がたまっている人が多く、血圧が急上昇しやすいので気を付けてください」(岩間氏)
セックスの最中も起きやすく、特に初めての相手やアブノーマルなセックスは興奮しすぎて血圧も脈拍も上がり危険度が高い。
■どんなサインがあるのか
「多くのケースで前兆はなく、いきなり頭を強打されたような激しい頭痛に襲われます」(佐藤氏)
頭や眼球の回りの痛み、うなじが硬直し首が曲がらない、肩が異常に凝るといった前兆が出ることも。突然、激しい頭痛に襲われたら、すぐに救急車を呼ぶことだ。
■発症者の何割が社会復帰できるのか
「発症者の3割が死亡し、4割の患者さんは普通の生活に戻れますが、元通りにバリバリ仕事ができるのはその半数ぐらい。完全に社会復帰できるのは全体の2割程度です」(佐藤氏)
■インポにならないのか
「普通の生活ができる程度に回復すればセックスも可能です」(岩間氏)
■予防策はあるのか
「脳動脈瘤の原因は分かっておらず、そのため予防法はありません。家族性(遺伝)があることは分かっているので、親兄弟などに発症者がいたら検査を受けることを勧めます」(岩間氏)
■どんな検査があるのか
MRI(磁気共鳴断層撮影)とMRA(磁気共鳴血管撮影)の検査があり、頭痛などがある場合は保険で受けられる。
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