けえれ!けえれ!前編(強制送還?!)
ニュージーランドも4回目になるとさすがお隣さん感覚で行けるようになっていた。もう、いかに楽ちんな格好で行くかが問題なぐらいで(ほんまかい?)、その時はアディダスのパンツにトレーナーという近所のパチンコ屋へ行く時のそれと何ら変りは無かった。相変わらず飛行機の中では失礼な中国系ニュージーランド人と席の事でひともんちゃく有り(また、後で話すし・・・)でもまぁ無事クライストチャーチに着いた。いつもの様にカバンとダンボール箱をターンテーブルで受け取り入国カウンターへ行った。「Hi!」と話しかけ何事も無く通過し、税関カウンターへ。私はいつも赤い方(なんか申告せねばレーン)へ行くのです。前回と前々回はゴルフクラブを持ちこんだのでゴルフシューズが引っかかるからで、2回とも「何?ゴルフシューズ?かまへん、かまへん通ってイイよ。」とほとんどノーチェックだったから、今回もそんな感じで「ドライフード(茶漬け、フリカケ)持ってるんですけど・・・」と申告した。すると、「んじゃぁ、こっち来なさい。」と一番端の寂しそうなカウンターへ連れて行かれた。検査官のでっぶいオバちゃんがニコニコしていた。私は余裕をかまして「Hi!」とカバンを開き始めた・・・。話せば長くなるが今回の渡航目的は第一に永住権の申請、第二に友達の結婚式出席、そして第3にニュージーランドで死亡した日本人の火葬時に仏教のお経を読みたい(もう駐在大使には説明済み)という事でガイドラインや仏教形式の説明をする為にこともあろうか、中が空洞のお骨箱に食べ物を入れていたのである。(誰?ここでわろてんの?)検査官は目を白黒させて私の説明を真剣に聞いていたが、向こうから私のパスポートと白い紙を持ってきた移民局のおっさんが怖い顔をしてこう言った「おまえ、入国できないから今すぐ帰れ!!」と。私はすかさず「なんでやねん?」と聞いた。「おまえ、NZに何しに来てんねん?来過ぎや。2年間になんで4回も来てるねん?純粋な旅行者とちゃうやろ?」とおっさん。まぁ、身なり見たら緊張のカケラも無いし、お骨箱とか袈裟とか持ってるし、おまけに申請の為に大金持ってるし、自分で言うのもなんやけど確かに怪しいわな(笑)・・・私は意を決して全てを説明し始めた。私が何処の何者で何が目的で、何を持参し、いつまでに誰に会い、何を済ませなければならないかを・・・。しかし、おっさんは「何処に泊まる?誰に会うんや?滞在費はどれくらい払う?」とひつこい!!検査官のおばちゃんは「大丈夫、この人はちゃんと全て英語で説明できるし、怪しくないから。」と助けてくれているのにもかかわらず「だめっ!今すぐ東京へけえれ!けえれ!」と怒り出した。私も怒って「なに?なんで東京やねん!帰るんやったら関空やろ!京都やろ!」と言い返した。するとおっさんは「違う!東京のNZ大使館へ行ってビジタービザ取って来い!だから東京や!」とますます怒って、私の帰りの航空券をヒラヒラさせながら帰りの切符の手配の為、出口の方へスタスタと歩いて行ったのだった・・・。「チョット待って!!まだ入国もしてないやん、大事な用が私にはあるのぉーーーー!!」
続きは次作にて。。。近々リリース予定。(笑)
 
 
 
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