| 反則金その1・・・60ドル |
私がニュージーランドに着いたのは1996年6月28日だった。その頃の南半球は日本とは逆で冬の始まりだった。着いた翌日は30年振りの記録的な大雪が降り。ニュースではあちらこちらの街での悲惨なスリップ事故の模様が映し出されていた。「ち・ち・ちがーーーーーう!!!」私の聞いていた、気候が穏やか冬でもそんなに寒くないはずのニュージーランドと違うやんか!!おまけに私のホームースティ先は丘の上、280もある階段を登らないといけないのだ。ついて2日目にして「帰りてぇ・・・」と弱音を吐いた。そして、その結果5日目にして車を購入した。1984年式で白のトヨタカローラでした。なかなかお気に入りで、カセットも付いていたしなんといっても走行距離が8万キロというのが嬉しかった。(ホンマか嘘かは知らん!)ある日、学校からの帰りにドライブをしてた時、左側が高校のグランド(と言っても、一面芝生が青々とした広場)で気持ちイイし、市内では珍しく制限速度70km/hの道を走行していた。知らない間に制限速度は50km/hとなっていた事を知らない私は、「ふふふんふふっふー♪」みたいな鼻歌を歌っていた。その時、「ピカッ!!」と黄色い光に包まれた。「えっ?何今の?」何がなんだか分からずバックミラーを見たけど分かんない。少し走ったところでUターンして現象の起こった辺りへ戻って行った。「んんんん?」何かが道路沿いに立っている。恐る恐る近づいてみた・・・。高さ3mぐらいで上の方に四角い白い箱がある。その箱には一つ目小僧のように大きい黄色い目(約直径20cm)が付いていた。「?・・・」「えぇっ!!まさかこれはねずみ取り機?オービスなの?」そうです、それはまさしくオービス以外の何物でもなかった。「何キロぐらいで走ってたやろ?どうしよ・・・、強制送還?」その日以来、いつ警察がスティ先に私を迎えにくるのか怯えながら暮らしていた。1週間後、その日は来た、手紙が届いたのだ。「15km/hオーバーで60ドルの罰金」。ヨカッタ!強制送還では無かった!!もちろん、翌日街の警察まで行って「反則金」を払ってきました。これをきっかけに全国をまたにかけてニュージーランド警察との付き合いが始まるのでした。ところで、その「オービス」は日本のそれよりもこそくに立っている事が多い、本当に気持ちの悪い黄色の目を持った一つ目小僧なのでありんすよ。「くっそーーーー!!黄色野郎め!もう捕まらへんしな。」って誓いを立てたのに・・・。 次作へ続くのであります。 |
| CHUの標語:己を責めてヒトツメを責むるな。 |
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