文庫日記


この日記のしくみ
この日記は、いかこさんがバイトをしている、
某書店での、文庫売り場でのフェアの紹介をしてみたりします。
いかこさんは文庫の担当なのです。
略称は以下のとおり。
新潮文庫=(新)、講談社文庫=(講)、文春文庫=(文)、
角川文庫=(角)、集英社文庫=(集)、光文社文庫=(光)
幻冬舎文庫=(幻)、小学館文庫=(小)

5月総括  いきなり総括。まだ5月終わってないけど。
      今月も一番売れたのは、(新)だった。
      (角)が動き悪かったなあ。場所を変えたのが裏目に出たか。
      今月やったフェアでよかったのは、
      (講)の、「女の愛読書フェア」かな。
      秋月りすのイラストの帯もかわいいし。
      (集)の「ミステリーフェア」はいまいち。
      (光)の「ミステリーフェア」のほうがまだましか。
      それにしても、(光)の、キャラクター、「かっぱせんせい」
      は、かわいくなさすぎ。「YONDA君」にまけてる。
      当店独自フェアでは、(新)の、「旅の本」「食の本」
      がいいかんじ。(角)の、「恋愛小説フェア」は、
      何でそんなに売れないのか。
      *今週の1位は、(幻)の、「大河の一滴」五木寛之。
       いかこのオススメの新刊は、(新)の「名前がいっぱい」清水義範と、
                    (文)の、「新解さんの謎」赤瀬川源平。 
     
6月6日  6月に入ってから、売上が落ちている。
      文庫も例外ではなく、苦しい状態。
      ものすごく売れる新刊、が最近出てないのだよう。
      今月期待してるのは、
      (幻)の、「弟」石原慎太郎、とか、(講)の、「少年H」妹尾河童
      (新)の、「そういうふうにできている」さくらももこかなあ。
      フェアも、もりあがってない。
      (新)の、「大人の知恵袋フェア」は、渋すぎるよお。
      紫の帯は目立たないし。(文)の、「ノンフィクションフェア」も、
      中途半端な感じ。
      ああ、早く、(角)の、「夏の100冊フェア」
      こないかな。今年は深田恭子がメインキャラらしい。
      ああ、そんなことよりも、8日創刊の「千葉ウォーカー」
      が、100冊も来るらしいんだけど、そんなに売れるのか?
      そっちのほうが心配だあ。
      *今週の1位も、「大河の一滴」
       いかこのオススメの新刊は、(新)の、「コマネチ!」ビートたけしと、
                    (講)の、「どちらかが彼女を殺した」東野圭吾。

6月21日  千葉ウォーカーは、大丈夫なのかという話はおいといて。
      ちょっとだけ、回復の兆しが見えつつある。予想通り、
      新刊が結構いいのだ。
      まず、(光)の、「長い長い殺人」宮部みゆき。
      宮部作品の中では、地味だし、そんなに売れないかと踏んでたら、これが売れるのなんの。
      恐るべし、直木賞パワー。
      6日にも書いたが、「弟」「少年H」もまずまず。
      フェアでは、(講)の、「東野・真保フェア」が、結構いいかな。
      東野作品は、あたりはずれがないと思うので、
      売ってても安心。
      その点、(新)の、「時代小説コレクション」は、わかんないんだよなあ。
      時代物読まないし。
      でもそこそこ売れてるのでいいのでしょう。
      「新潮文庫の夏の100冊」は、29日ごろ入荷らしい。
      目玉は、「スキップ」北村薫でしょう。
      今年は、YONDA?君の携帯ストラップがもらえるのだ。
      *今週の1位は、「長い長い殺人」
       いかこのオススメの新刊はやっぱり、「スキップ」かな。
       
7月6日  やってきました、文庫の夏が。
      と、いうわけで、フェア台は、「新潮文庫の100冊」
      「角川文庫の夏の名作150」「集英社文庫のナツイチ」
      に、占拠されちゃいました。
      でもって、3社それぞれPOPやら、目録やらが、
      送られてきました。
      今、書店に行くと、いろいろもらえて楽しいですよ。
      目録で、読み応えがあるのは、(角)ですね。
      イメージキャラの、深田恭子ちゃんほか、
      いろんな人のインタビューが載ってます。
      プレゼントも、3社いろいろで、
      (角)は、恭子ちゃんしおり、
      (集)は、後藤理沙ちゃん(知ってる?)バッチ、
      (新)はYONDA?ストラップが、
      もらえちゃいます。
      キャラクター勝負でも、角川が強いですかね。
      深田恭子の制服姿のポスターですからね。
      *今週の1位は、「そういうふうにできている」
       いかこのオススメの新刊は、(角)の「みんないってしまう」山本文緒
 
8月4日  いやあ、新潮売れすぎ。実に、文庫全体の4分の1が、
      新潮なんだもん。
      何がそんなに売れてるのかというと、これがすごい。
      「こころ」とか、「人間失格」が売れてるのは、わかるし、
      新刊ももちろん売れてる。
      でも、おーなり由子「天使の見つけかた」や、
      山田詠美「僕は勉強ができない」、吉本ばなな「とかげ」
      なんていうのが、ベスト30入りするって、すごいよなあ。
      私なんかは、(集)や、(角)だって、
      いい既刊が、フェアに入ってると思うんだけど。
      (講)の、「真夏のミステリーフェア」とどく。
      これは、売れるね。というか、私好み。
      東野圭吾、乃南アサ、桐野夏生、宮部みゆきなどなど。
      いしいひさいちのキャラクターも、かなりタイムリーだし。
      桐野夏生は、今、旬だし。
      私の個人的フェアとして、「北村薫フェア」
      「東野圭吾フェア」も実施中。手作りPOPもあるよ。
      実は、あまりこの日記では触れていないが、
      漫画文庫の担当も私なのですよ。
      しかし、かたよった漫画しか知らないので、
      むずかしいんですよ。
      そのくせ、平台は広いので、平積みするものを、考えなきゃいけない。
      これが、頭が痛い。
      今はとりあえず、「笑うせえるすまん」「ナニワ金融道」と、
      「多田かおるフェア」「くらもちふさこフェア」(どちらも、1冊も読んだことない)
      あと、しゅみで、「じゃりん子チエ」をおいてます。
      しかし、「チエ」がうれないのよねえ。はあ。
      私の趣味では売れないのかなあ。
      いぜんも、「まあじゃんほうろうき」「自虐の詩」
      「伝染るんです」「お父さんは心配性」などで、失敗の経験があるのです。
      どなたか、いいアドバイス、ありますかねえ。
      *今週の1位もまだ、「そういうふうにできている」
       いかこのおすすめの新刊は、(幻)の、乃南アサ「結婚詐欺師」と、
                    (講)の、東野圭吾「名探偵の掟」。
         
  9月8日  文庫の夏は終わりました。
      終わってみれば、(新)の一人勝ちですかね。
      つぎが(集)かな。(角)は売れなかった。
      (講)の、真夏のミステリーも、まずまず。
      しかも、東野圭吾が異様に売れてたので、急遽、
      スペースを広げ、ほぼ全点を平積みにしてます。
      で、その東野プラス、宮部みゆき、桐野夏生あたりで、
      「秋の夜長のミステリーフェア」、
      (新)の、歴史・時代小説フェアの二つが、メインですかね。
      あ、あと、(角)の、「映像化フェア」もあるや。
      「黒い家」「双生児」「アイズワイドシャット」とかですね。
      私個人企画のミニフェアとして、「漢字の力をつけようフェア」
      もやってます。
      毎年この時期は、文庫の数字があがるんです。
      なぜかというと、ずばり、「細木数子の占いの本」がでるんですよ。
      6冊だったかな、それらが、ばかばか売れてく。
      でも今年はそれほど売れないの。
      やっぱ不景気かあ?
      もう、ダイエーに優勝してもらうしかないな。
      *今週の1位は、驚くなかれ、「動物占いの本」小学館文庫ですよ!!
       (大流行らしい。うちでもすぐ売り切れたの)
       いかこのオススメの新刊は、(文)の、「たのしいわるくち」酒井順子と、
                    (徳)の、「深夜の弁明」清水義範

10月4日  ダイエー優勝フェアは、売れましたとも。
      でもまあ、その話はいいとして。
      今日の話題は、宝島社文庫。
      大体、この文庫の名前自体、聞きなれない人が多いんじゃないでしょうか?
      まだ、できて日が浅いし、毎月新刊が出るわけじゃないし。
      しかし、これが、大ブレイクの予感なのですよ。
      (わたしだけか?)
      今までの、宝島社文庫は、「VOW全書(1・2・3)」
      とか、「トンデモ本の世界」とかの、サブカル系か、
      楡周平しかないというイメージだったんですね。
      それがまた、大して売れない。
      どうしちゃったんだろう、このまま、
      ニセ扶桑社文庫(海外じゃないほう)化しちゃうのかな、
      と思っていたら、今月の新刊は強力でしたね。
      この時期に、「5+3−1」(モーニング娘。)ですよ。
      「ジェリー イン ザ メリィーゴーラウンド(1・2・3)」(安野モヨコ)       というのも、売れないはずないでしょう。
      だってこれ、どちらもまだ、出たばっかだもの。
      すぐに文庫化って言うのは、幻冬舎が得意だったけど、
      こっちもすごいね。
      あと、すごいのが、「別冊宝島」の文庫化ね。
      これ、あたったら、どんどん続けられるじゃん。
      そんなこんなで、宝島社文庫が、買いなわけですよ。
      *今週の1位も、「動物占い」でした。いつまで続く、このブーム。
                     

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