たった数分で見た静かなる地獄
その時魂は漆黒に塗り替えられた
だけど天から「私がいるよ」と声がする
大丈夫
私は1人じゃない

手のひらから零れ落ちていく
サラサラ
サラサラ
零れていくのは星の砂
残ったのはほんの数粒しかない
その数粒の砂は
優しさに満ちた光を放っていて
あまりに眩しくて涙が出た
うさぎは寂しいと死んじゃう
よくそう言うけれど
私も寂しいと死んじゃうよ
最後までわかってもらえなかったけど
死んじゃった私が還る場所は
きっと約束された地
温かい手を差し伸べてくれる地
空っぽ
何もない
抜けていっちゃった
みんなみんな
今はただの抜け殻
だからもう埋めていくしかない
今度は幸せ色で埋められますように…
そう祈りながら
いつか来る日だった
あなたにとっての私は重い荷物でしかなくて
私にとってのあなたは脅威でしかなくて
別れは運命の中で約束されていた
そう納得しているのに
胸の奥がスースーと変な音を立てている
穴が空いてるからだね
知ってる?
風穴から吹く風はとても痛いんだよ
誰もいない
何もない
真っ白な空間の中で
思いっきり笑ってみよう
大きな声で歌ってみよう
そしたら何かが見えてくるはずだから
傷跡が疼いているよ
傷ついてからかなりの月日が経つのに
まだ血が止まらないよ
そこにまた傷をつけられたら
私はどうなってしまうんだろう
狂ってしまうのかな
それとも
あまりの痛みに正気に返るのかな
あなたの発する声
あなたの紡ぐ言葉
全てが
今の私の生きる糧になっています
あなたがいてくれる
ただそれだけで
私は私でいられます
暗闇の中を走る私に光をくれる
大切なあなたへ…
訳がわからないまま
悲しくて
悲しくて
泣きながら眠った夜
目が覚めてみてやっと
傷ついていることに気づいた朝
それが麻痺しているのか
進歩しているのか
今はまだわからないけれど
罰が下った
その一言で
私の犯した過ちと
私に降りかかった不幸を
片付けないでよ
消えない傷を残したあなた
それは私にとって
あなたが重要だったということ
その事実を認めるのに
ちょっとだけ時間がかかってしまったけど
消えない傷を残したあなたは
今でも心の中で
私に「よう!」と声をかけて笑っています
ちょっとだけ待っててね
今はまだ立ち上がれないけど
いつか自分の足で大地を踏みしめて
あなたの側に立ってみせるから
あとちょっとだけ
待ってて
一方的に責め立てられ
追い詰められた
こんな時
私の好きな私がどうするのか考えてみる
だけど「私」は何もしない
ああ
このままでいいんだ

←BACK