| ここは冷たい場所 用がなくなって 捨てられた無機質なゴミたちが 暗い空気の中 最期の時を待つ場所 そこには何もない 悔しいとか 寂しいとか そんな感情は 邪魔になるだけ わかり切ってるのに 失くしたはずの心が 一筋の涙を流した |
「頑張らないからムカつく」 言い捨てて 離れていったあなたは 私の中に一つの区切りをつけた 「頑張れない」私からあなたは逃げられるけど 私は私から逃げられない そう思ったら何故か 永い悪夢から解放された気分になった 踏み出したその一歩にある先は 光か 闇か まだわからないけれど |
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| 怖い 怖い 理由なんてない 原因なんてない 私を脅かすものなんて何もない それなのに まるで異次元の迷宮を ひたすら走らされてるような恐怖が 私を襲う ここはどこ? 私は誰? 怖い 怖いよ |
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| 沈みかけた夕日の中 突然のいたずらな雨 オレンジ色に照らされた街は 光が反射して キラキラ輝いていました それを眺めていたのは ほんの数分だったけど きっと一生忘れないだろう そんな印象深い景色でした |
温かい場所 安心して息ができる場所 そんな所は限られてるのに そんな所でさえ居場所を見つけられない 自分がもどかしくて なのに泣くことすらできない そんな虚しい夜だった |
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| 冬支度を始めた景色の中 これからのことを考えてみる やらなきゃいけないこと 周りの人のこと 私を包む空気 毎日の生活 それらはやっぱり冬のように寒くて 灰色に彩られている 私は空に向かって一息つき 何事もなかったように歩みを進めた 心持ち肌寒さを感じながら 冬支度を始めた景色の中で |
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| 腕の中からすり抜けていく人を ただ静かに想ってみる その存在は意外に大きくて だから抜けた穴も大きくて なのに泣けない私の代わりに 心がいっぱい泣いてくれた その涙と一緒に 物悲しい思い出も 流れてしまえばいいのに ひたすらそう願いながら |
どうでもいい もう慣れた 繰り返しそう唱えながら 去っていく背中を 何も言わずただ眺める そうして 心が麻痺してくれるのを じっと待っている 本当に痛みを感じなくなったら 自分がどんな人間になるのか ちょっと怖いけど |
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| お腹から笑えた 心から笑えた 久しぶりに 笑いを失って随分経つのに 覚えていられた自分の体を ちょっとだけ誉めてあげた |