何もかもが傲慢だった
相手を待つだけ
相手に期待するだけ
想われることを望むだけ
「いつまでもこのままで」
本気でそう考えていた私
勘違いの力ってある意味凄い
恋じゃない
愛じゃない
そんな優しい感情ではあり得ない
なのに
いざ離れていってしまうと
心が空虚になる
埋められない
どうしよう
バカみたい
笑えてくる
泣くことすらできない
…虚しい
私の「好き」は
貴方に向いてはいなかった
あなたの「好き」は
私に向いているのか微妙だった
愛の言葉もなく
ただ寄り添う関係に
ようやく終止符が打たれた
たったそれだけなのに
どんより曇り空
雨が地面を打ちつける
だけど知っている
雨上がりの虹は
すっきりしてとても綺麗で
雲まで溶かしてくれることを
だから今は雨宿り
いつか歩き出せる時を待つ
空の下で
意地を張っていて
何も見えていなかった
私の心
貴方が背中を向けるまで
何もわかっていなかった
私の心
だから今でも認めない
それだけが
私のプライド
同じ名前を聞く度に
少しだけ揺れる
震度1
じっとしていなければ
気がつきもしない
中途半端な振動
このままでいい
被害を最小限に食い止めて
それでもやっぱり揺れる
震度1
「ごめん」
謝らないで
まるで私が傷ついてるみたいじゃない
「ごめん」
泣きそうな声を出さないで
貴方は今、幸せなんだから
「ごめん」
その一言が私を縛る
「隣りの花は赤い」
いくら艶やかでも
あくまでも隣りの花
私の手には下りてこない
割り切って
言い聞かせて
私は私の花を咲かせよう
隣りの花を
いつまでも羨まないで
心の整頓
忘れないで
見失ってしまえば
混乱して動かなくなって
「誰でもいいから側にいて」
そんな浅ましい呪文に
踊らされてしまうから
簡単な感情は捨て去り
新しい風を入れよう
そうしたら
また笑顔でいられるから
シルバーのペンダント
ふくろうのストラップ
うさぎのぬいぐるみ
どれもどれも
お気に入り
「特別」なんてない
それなのに
1つなくなったら
わんわん泣き出す
まるで幼い子供のように
温もりが欲しかった
ただ愛し愛される
私を独占してくれる
そんな存在が欲しかった
仮初めの関係も今はなく
彼の人は永遠の温もりを手に入れ
私は独り風の中へ
温もりを求め
隣りにいるべき人を探しに
彷徨い続けるのだろう

←BACK