マーガレット・セントジョージ
HQ歴1年というひよっこで、まだ読んだこともない作家が沢山いるけれど、
この作家に出会えて幸せだなぁ〜と思ったのが
マーガレット・セントジョージ !!!
彼女はわたしの大のお気に入り。 とにかく上手い!

お話は、もろ、HQかもしれない。
立場、身分、考えの違うふたりが出会い、愛がめばえる。
途中幾多の困難があるが、愛は成就する。。

でも、違うのよ。これが、なんていっていいのか、違うんだなぁ。

彼女のヒロインは勇敢で、ヒーローは高潔。そして、正直で信用できる。
どちらも頭が悪くない。べつに勉強ができるとか、そんなんじゃないけど、
優れた知性を感じるし、つまらないバトルや曲解で時間を無駄にしない。

でも、それだけじゃない。違うんだなぁ。

マーガレット・セントジョージは、
彼らの心のひだをすくいとる上手さと、確かな人間理解があって、
感情を深いところからゆさぶる力がある。
とりあげるテーマはどれも真剣だけど、決しておおげさに深刻ぶらず、
バランスを見極める上等のユーモア感覚がある。
しかも脇役のうまいことと言ったらない。
どんな登場人物も、忘れ難い、ぴりっとした味わいを残してゆく。

翻訳されてるのって、初期の頃のものだけで、全部が全部いいわけじゃない。
それが残念だわ〜。

現在、彼女は、マギー・オズボーンというペンネームで多くの作品を発表しているけれど、
日本にマギーで紹介されたのは、むかしむかし、1984年のもの一冊だけ。
アメリカンヒストリカルを描きだしたマギー・オズボーンは、水を得た魚のように
数々の受賞に輝いている。。でも、日本では米ヒストリカルものは
たぶん翻訳されないだろうなぁ・・(しょぼ〜ん)

マギー名義の本のレヴューを読むと、HQでわたしが感じたのと同じで、
「心に深く残る人物造形、わくわくするプロット、よく書き込まれた脇役、
ほころびのない物語の背景設定」
うんうん。。どこの国の人でも、感じることって一緒なんだなぁ〜

マギー・オズボーン名義のリストはこちら。

まだたいした数を読んでないけれど、著作リスト一覧と、下に感想を。
リストの色つきのものが所有しているもの。
これからぼちぼちと未訳の原書をゲットして読むつもり(あぁ〜〜きりがない ^o^;;)

をっと!大事なことを忘れてた。
たぶん読者年齢がちょいと関係するんだわさ。
マーガレット・セントジョージの味が分かるのって、30代以降じゃないかって
思うんだけど、どやろ?
荒波越えた40代後半なら、もう、太鼓判を押しますよ〜(自爆!)
シリーズコード 題名 出版 日本題 備考
HAR-142 Winter Magic Mar-86 A-122 スノウ・クイーン  
HAR-159 Castles and Fairy Tales Jul-86 A-128 一粒の真実  
HAR-203 The Heart Club Jun-87    
HAR-231 Where There's Smoke Jan-88 A-154 煙が目にしみる   
HAR-272 Heart's Desire Nov-88    
HAR-323 Dear Santa Dec-89 A-194 サンタがいるなら  
HAR-345 American Pie Jun-90 A-187 セピア色の思い出  
HI-133 Jigsaw Mar-90 U-33 標的は黒のクイーン  
HAR-421 Happy New Year, Darling Jan-92 A-219 新年はキスから 1992-93 RT Reviewers' Choice
HI-198 Murder by the Book Oct-92    
HAR-462 The Pirate and His Lady Nov-92    
HI-230 Cache Poor Jun-93    
HAR-501 A Wish...and a Kiss Sep-93   less than perfect のおすすめ
HAR-518 The Accidental Princess Jan-94    
HAR-545 The Drop-In Bride Aug-94    
HAR-582 Love Bites May-95   1994-95 RT Reviewers' Choice
HI-358 The Renegade Feb-96    
WBDW-6 To Love a Thief Sep-96   Weddings by DeWilde
WBDW-9 Family Secrets Dec-96   Weddings by DeWilde
AN-60 Dear Darcy <g> Sep-97 アンソロジー Fortune Cookie
HAR-710 Joe's Girl Jan-98    
HDJ-9 For the Love of Beau May-98   DELTA JUSTICE
AN-314 The Arrangement Jan-99 アンソロジー Wish upon a Star
読んだもののミニレビュー
カテゴリー 題名 過去 出版 ジャンル ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
A-122 スノウ・クイーン ヒーローは生後すぐ養子にだされた Dec-88 PTSDヒロイン、怪我ヒーロー ホテル支配人テディー、スキー用品とウエアの専門店経営グラント・スターリング ハートウォーミング。誤解も早々ととけるが、その時の会話もホント上手い。思いやりに満ちたヒーロー、家族、友人。そしてヒロインも持ち前の勇気をだしてほっとする。(翻訳がリズムがあって良い) うき
A-128 一粒の真実 Mar-89 再会(15年) 挿絵画家ジェニー、ガレージパソコンから大成功、IBMに権利を売って今は富豪投資家デイビッド ヒロインが見栄を張ってついたうそを石頭ヒーローが許さない。ばかやろー!>ヒーロー。 ヒロインが持ち前の前向きパワーで自分自身をみつめなおし、誠実に生きていくのがいい感じ。37の女性がつぶやくあれこれがツボをついていて爆笑もの。 うき
A-194 サンタがいるなら     より戻し(結婚8年) サンタ村勤務ペニー、夫、投資銀行証券部ジョン・マーティン 笑って泣いて、のロマンティックヒューマンドラマ。ヒーローとヒロインの歩み寄りは胸にぐっとくる。周りの人もあたたかい。クリスマスの朝のシーンは泣けるっ うるる
A-154 煙が目にしみる 禁煙教室で再会、どちらも婚約者あり状態 不動産売買サミー・ウッズ、保険外交ジム・レイノルズ 禁煙の警句にみちたユーモア、泣き笑い。オチは定番でここがイマイチではあるが、禁煙教室の面白さは群を抜いている。 うふ
A-219 新年はキスから   Jan-93 超ロマンティック運命の糸(12年) 女子大生のちに国会議員ベイリー、ウォール街出世後牧場へ、コール お気に入り本に決定! ヒーローの手紙には泣いてしまった。これほどの男ってなかなかいないよぉ。こんなヒーローに愛され続けるなんて、ヒロインの幸せ者!!とにかくヒーローが良すぎっっ うきき、うるる
HAR-501 A Wish…and a Kiss 1993 ファンタジー、足の不自由なヒロイン 考古学者チェルシー、ランプの魔人アレックス 良質の童話を読むようだ。人間の善に対する信頼をとりもどすヒーローと、体の不自由さに勇敢に向かい合って自分を見つめなおすヒロイン、そして、優しくて甘い愛。 うふふ
HAR-582 Love Bites ヒロイン子供の頃父が死亡。母が過剰にヒロインの健康を心配した 1995 ファンタジー、less than perfectヒーロー 個人アシスタント、ケイ、 深夜ラジオDJ トラヴァー (バンパイア) これほど辛いラストのロマンスを読むのは初めてだ(ToT)。 興味つきないプロット、魅力ある脇役たち、心の底からわきあがるセクシャルな感情。本当に上手い。。心臓鷲づかみ。。はぁぁ。。 うるるる

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