スーザン・フォックス

「黒い羊」が有名だったので、HQ初心者としてはとりあえず有名本は読む!と いうわけで、黒い羊、野の花に寄せて、を読んで、、どっかーん、、これね、 おしんヒロインって、なるほど納得。 ヒロインは精神的な虐待、いじめを幼少の頃から今に至るまで、これでもかっちゅうほど 受けているのがこの作者の定番だが、このいじめが半端じゃない。 いじめる奴ってのが実の父母や祖父母や姉妹や従姉妹などごく近い身内で、 揃いもそろって「おまえら人間じゃないっ」て奴ばかり。 そのヒロインときたら、普通の家庭で育っても、出来すぎちゃんといえるほど 生真面目でストイックで、、ほんと、、醜い人間たちの中に放られたいけにえの羊。 プライドが高すぎたり、心の傷が深すぎて、自分の気持ちを外に表そうとは めったにしないから、いらぬ誤解を受けるし頑なに見えたりする。 で、ヒーローには2パターンあって、ヒロインを苦しめる側の言う事を鵜呑みにして ひどい態度を当初とる大ばか者(ごめん、私怨が入った)ヒーローと、 最初から孤独なヒロインの事を理解し味方となる守護天使ヒーローがいて、 初期は大ばか君、後期は天使君の比率が高い。 スーザン・フォックスといえば「おしん」と「責めるヒーロー」が定番のように 思っていたが、実際ほとんどの作品を読んでいると、「守るヒーロー」のほうが 多く、かつ、バージンヒロインに手ほどきするセクシーヒーローでもあり、 かなりの癒し系なのだった。 癒されるのは、おしんヒロインだけではない。 「てなづけられた花嫁」「罪深き天使」など、まさにそれ。嫌われている女、 何もできない女、といったアンチヒロインが、ヒーローによって救われる。 おこちゃま路線のわたしは、この超尽くし君ヒーローが好みだったりして・・(#^o^#) ま、幸薄い孤独なヒロインが、幸せと愛情を手にする、っていう、ものすごーーいワンパターンな 作品が大半なのだが、でもねぇ、わかっているのに、これがねぇ〜、やめれなくてねぇ〜(笑)。
カテゴリー 題名 過去 出版 系統 ヒロイン、ヒーローの名前 感想 一言
I-549 Black Sheep
(黒い羊)
ヒロインの両親は10年前くらい?死亡。叔母夫婦の家で育つ。 ヒロインの親友(ヒーローの妹)を事故で亡くす Jan-90 超泣かせ系、濡れ衣ヒロイン、意地悪従姉妹 牧場経営ヴィラ、牧場経営クレイ ヒーロー、なんであんな嫌な女の言う事信じるんだぁぁ。ほんとに可哀想なヒロインに涙涙。5年もよく我慢したねぇ。しかしヒーローが最後何度も謝るところなど、メロドラマとしていとよろし。過去の苦しみが癒されてほっとしましたぁ。 うるる
I-920 春はめぐり来る
(The Bad Penny)
ヒロインの母は幼い時に亡くなり、父は5年前に亡くなった。 ヒーロー、妻を6年前に亡くす。 Mar-85 辛い系、濡れ衣前科ものヒロイン、よこしま義弟 元牧場主マギー、牧場主イーサン・キンケード じっとりとしてイライラ感がすごい。ヒーローがなかなかヒロインを信じてあげないのが腹立たしいったらない(ぷんぷん)、ヒロインを傷つけたセリフは私には許せないねー!こんな唐変木、ふってやれぇ〜。 うる
I-1192 仮面の妖精
(The Cowboy Wants a Wife!)
ヒロイン生後すぐ養女に Nov-98 肉親探し、 ハリウッドスターの養女ゾーイ、牧場主J・D(ジョン・ダルトン・ヘイズ) 自分は望まれなかった子供である、というトラウマをヒロインが払拭する話。ヒロインの両親の恋愛、暴露本、兄弟たちの愛、支えてくれるヒーロー、ややテーマが多すぎて散漫になった気もする。  
I-1202 Wild at Heart
(野の花に寄せて)
ヒロイン母死亡、父アル中死亡 Dec-98 超泣かせ系、傲慢ヒーロー、いじわる毒婦継母 牧場手伝いリオ、牧場主ケイン なんであんなにヒーローは冷たい態度を取るんでしょう(涙)。ヒーロー屈折しすぎ。それなのにセクシーでおとろちいほど魅力的で、、恐いざんす。辛い辛い展開だけれど、ラストはラブ度200%。 うるる
I-1241 ニューヨークへ愛をこめて
(A Wedding in the Family)
ヒロイン8才両親飛行機事故で死亡。 ヒーロー8才のとき、母、夫子供を捨てる May-99 おしんヒロイン、意地悪妹 富豪の娘リリアン、牧場主ライ・パリッシュ うひひ、好みざんす。ヒーロー、強もてだけど根が優しいしブロンドに弱くてヒロインにメロメロだし、いじめられっ子ヒロインは勇敢になるし。 しかしヒロイン妹が性悪で呆れる。  
I-1281 白いベールは偽りの色
(An Arranged  Marriage)
ヒロイン9才で両親死亡。叔母の元で育つ。 ヒーロー4歳で母死亡。父酒びたり。 Oct-99 契約結婚系、純愛系、勇敢なお嬢さん 上流階級の令嬢アリソン、 牧場主ブルー・サムナー この作者にしてはめずらしくヒロインが自虐的じゃない。サムが純愛で、うひひ、こういうのもいいっすね うふ
I-1368 ヒロインになれなくて
(To Claim A Wife)
ヒロイン8才で母死亡。父はヒロインを嫌っている。 ヒーロー17才で父死亡。 Sep-00 超泣かせ系、濡れ衣ヒロイン、いじわる実父・継母・義弟 牧場主の娘、観光牧場で馬世話係ケイトリン、牧場主リオ(義理の兄) またまた泣かせるんだわ〜。父親がひどすぎっ。ヒロインの運命過酷すぎっ。かんたんにヒーローを許すなーー!  
I-1377 手なづけられた花嫁
(To Tame A Bride)
ヒロイン幼いとき両親離婚。父親母親ともに、娘にまったく関心ない。8才で祖母に預けられる Oct-00 サバイバル系、ひねたヒロインの目を覚ますヒーロー 遺産相続人マディー(ケイトリンのいとこ)、牧場主リンカン・コリエル(リンク) いやぁーん、なんて人間の出来た男なんだ、ヒーローは。思慮深さと知性、学歴なんてホント関係ないねー。。ひねて高慢になってしまったヒロインの心の壁を壊してしみこんでくる言葉、愛。。あぁん、ヒロイン幸せものっ うひ
I-1449 心に鍵をかけないで
(The Marriage Bargain)
ヒロイン私生児、5歳で母死亡。冷酷な祖父に引き取られる Jul-01 契約結婚、おしんヒロイン、いじわる祖父・従姉妹、男の中の男ヒーロー 牧場で働くハローナ、 牧場主ウェス・ランシング ヒーローさま、男の中の男ですわ!正直でハイモラルで力強くセクシーで、辛い生活に耐えてきたヒロインが報われるのは定番とはいえ嬉しいよー。運命は不思議なものだ。。 うひ
I-1489 罪深き天使
(The Man She'll Marry)
ヒロインの母(ラモーナ)の言うなりに罪に手を染める子供時代 Dec-01 超尽くし君ヒーロー、 遺産相続で裕福なトレイシー(リオと義理姉妹)、 牧場・石油会社経営タイ・キャメロン ををっ、なんと人間の出来たヒーローなんだ。なんにも出来ない強度のコンプレックスと罪悪感、おどおどしてるくせに頑固なヒロインをこれほどまでに守って癒してくれるなんざぁ、あんた、できませんぜっ はぁ〜
I-1530 幸せのそばに
(The Wife He Chose)
ヒロイン10才のとき、両親離婚(母、重病、父は愛人を選ぶ)18歳で母死亡。 ヒーローの母は浪費家で夫と子を捨てる。父は酒におぼれ、心臓麻痺で死亡 May-02 契約結婚、愛をこばむヒーロー 大怪我ヒロイン 元簿記係コリーン、牧場主ケイド ふたりとも両親の結婚がひどいものだったので心に傷を負っているが、とても正直で誠実。。いじわる女もすぐに退散でスカッとするわ(笑)。ヒーローは尽くし君でとても優しいのよねぇ〜〜 にゃは
I-1561 赤いばらの誓い
(Marriage on Demand)
ヒロインの父、冷酷、母は娘を連れて家出するが娘を連れ戻され失意の中死亡 Oct-02 契約結婚、つめたい父親、おしんヒロイン、男の中の男ヒーロー リーナ、牧場主フォード 愛されることに慣れていないヒロインを、ヒーローが惜しみない愛で包む定番路線。わかっちゃいるけど、羨ましいざんす!! にゃは
I-1604 禁じられた結婚
(Her Forbitten Bridegroom)
ヒロイン生まれてすぐ里親へ。8才で里親死亡。その後多くの里親を転々 May-03 肉親さがし 会社員ローナ、石油王で牧場主ミッチ 肉親の愛を苦しいまでに求めるヒロイン、作者定番のヒーロー、ヒロイン。責めるも守るもやや薄い印象