シャロン・サラ 痛ましい過去(たいていは幼児期の虐待である)をもつヒーロー、ヒロインを扱う事が多い。 彼女の作品をまだ全部読んでいないが、基本は、ヒロイン、ヒーローのトラウマからの再生、 「愛すること」への信頼をサスペンス風味で描いている。 現実的でしっかりしたヒロイン、ヒーローたちに、叙情性、幻想的隠し味を加え、 不思議な力強さを生み出した作品がお気に入りだが、「愛は時空を越えて」は 個人的には「やっちゃいかんだろう」と思っている。 文庫本のほうは、かさぶたを何度もはがすような痛々しいものもあり、 ちょっと読んでいてしんどい部分がある。 彼女の作品リストはこちらへ。
| カテゴリ | 題名 | 過去 | 出版 | ジャンル | ヒロイン、ヒーローの名前 | 感想 | 一言 |
| LS-64 | 女相続人ケイシー | ヒロイン6才で両親死亡。ヒーローの父は一年前飛行機事故で死亡 | May-99 | 便宜結婚、 ヒロインを守るヒーロー | ルーバン・エンタープライズ社社長、ケイシー(26)、チャーター飛行機会社経営ライダー・ジャスティス(次男) | とても素直で優しい。便宜結婚とはいえ、真心のこもったヒーローさまの行動にうるるん。ブードゥーの呪いが恐いっす(笑)。 | うき |
| LS-82 | 愛は遠いあの日から | ヒーロー、家族無し、施設をてんてんとして育つ | Feb-00 | 転生、愛に癒されるヒーロー | 救急救命士のレイチェル、偽装捜査官ブーン・マクドナルド(ダニエル・ブレイン) | 惹かれあいながらも、正体を明かせないヒーロー、という定番。そこに転生が絡み、甘く切ない雰囲気でなかなか良し。事件の謎を複雑にみせるために同僚の謎を設定したのが不要だった。 | うき |
| LS-86 | 炎のメモリー | ヒロインの母、出産直後に死亡。 ヒーロー、恋人を12年前に事故で亡くす | 陰謀もの、 ヒロインを守るヒーロー | 大富豪の娘ホリー・ベントン(デイジー)、私立探偵ローマン・ジャスティス(3男) | これまた誠実で熱愛で、ストレートで、ほっとするが、すこし気恥ずかしいかも(笑)。 人間、欲をかいてはいけないという教訓が。 | うき | |
| LS-91 | 天使を拾った夜 | ヒロイン7歳で母他界、父暴力奮う9歳で養護施設へ | Jul-00 | ヒロインを守るヒーロー、ファンタジー風味 | エンジェル、牧場主ロイヤル・ジャスティス(長男)、娘マディ(4つ) | 素直な展開、連続婦女殺人犯の顔をみてしまったヒロインを守るヒーローも男らしくて素敵。予知能力が物語に安心感を与えている | うき |
| LS-104 | 笑顔の行方 | ヒーロー父アル中、暴力、11から施設 | Jan-01 | 家庭・愛を信じられないヒーローの再生 | チャーリー、娘レイチェル、刑事ジャド | 警官を続けていけなくなったヒーローがとあることで立ち寄った町でおこった奇妙な誘拐事件、ヒロインとの結びつき、人間性の回復、訴えかけるものがある作品。愛するものが待つ「home」に帰るモチーフがよい。 | うるる |
| LS-115 | 偽りの任務 | Jul-01 | 協力任務系&優しいセクシーヒーロー | SPEAR諜報員アリー、元諜報員、ホテル支配人イースト | 誘拐された息子の救出に同時進行で進む恋。しかぁし、息子の生命の危険もあるかというのに、熱々シーンが繰り広げられるのは、少しばかり悩む。ヒーロー、ヒロインともに素敵なんだけれど、状況がねぇ。。。 | ||
| LS-138 | 愛は戯れでなく (本当は1995年の作品) |
5年前にヒーローの妻早産で死亡 | Jun-02 | できちゃった婚、 サスペンス風味 | 農場主アントネット・ハットフィールド(トニー)(29)、 連邦保安官レイン・マンデー(38) | 195cmヒーローと180cmヒロイン。アマセツ。大柄コンプレックスで卑下しがちなヒロインと、過去の心の傷から愛を避けるヒーロー。ちょっぴりヒロインが頑なだけど素直な展開でほっとするわ。 | |
| LS-168 | 愛は時空を越えて | ヒロインは幼い頃両親を亡くし、施設で育つ。6年前、目の前で夫と娘が事故で死亡。 | Sep-03 | タイムトラベル サスペンス風味 | メアリー、弁護士ダニエル | これを受け入れるかどうか悩むわ〜。こんな風に苦痛が癒されたら幸せだけれど、こういう癒し方を小説がやっていいんだろうか?やってはいけない小説だと思えるけれど・・・ | (>_<)うーん。 |
| MIRA | スウィート・ベイビー | ヒロインは生まれる前に父死亡、6才で母失踪、レイプ、里親転々 | トラウマからの脱出 | フォトジャーナリストヴィクトリア、刑事ブレット | 児童虐待、トラウマで苦しむヒロインをヒーローの愛が支える。のどが枯れるほどの悲鳴をあげるヒロインは痛ましいが、作品としては「愛してる」が少し過剰ではないか?抑え気味でここっ!という時に伝家の宝刀を抜いた方がよかったのでは。 |