「霊体験」

原作:さくさく

 

 高校時代の金縛り経験から、オバケと言うか幽霊を見てしまってから、金縛りに会う度に不思議な物を見たり、不思議な事が起きる。

 旅行中の宿で泊まったとき、廊下で人の行列が見えたり(これは後で分かったんだけど、霊道と言う奴らしい)、ときには自分で自分を見ている。自分は宙に浮いてる勇退離脱もどき体験もあった。

 

 そして究極の体験が、つい2年前にあったのである。

その体験はある意味もの凄く衝撃的で、さくさくはそれをキッカケに家を引っ越したほどである。

実はさくさくは今の家に住むまえ、大阪の某場所で住んでいたのだけれども、結局そこで住んでいた期間はたったの半年間。なんでこんなに短いか、大家さんもかなり不思議がっていたけど、居ても居られなくなったので引っ越した


 
さて、そんな体験談を今からご紹介したいと思うのですけど、もし心臓に自信の無いかたはココから先は読まないで下さいね。それでは、心してどうぞ〜。



 丁度、残暑が厳しい時期だったと思う。

2DKの部屋のうち、6畳の和室にベットを置いて、さくさくを含め家族3人で寝ていた時だった。残暑がまだまだ残っていたせいか、非常に寝苦しかったのを覚えている。

 寝ているときに、ジィーーーーー!!っといつもの耳鳴りが聞こえだし、そしてビリッ!!と金縛りがやってきた。

 

 金縛り自体、もう慣れっこなのであまり気にしないのだけど、問題なのはその金縛りが引き起こす怪奇現象が恐かった。

目はまだ開かない。体はしびれてエビ反りになっているみたい。

節々が痛みだしてきた。

耳鳴りは相変わらずスゴイ。

変な音がずっと鳴り続ける。

まだ金縛りは終わらないんだろうか?と苛立ちを覚えつつも、必死で金縛りに耐えていた。

すると金縛りが無くなってきたと思った瞬間!背中に猛烈な悪寒が走り、お腹の上、いや胸のあたりだろうか。突然重みを感じた。何かがさくさくの上にのっかかって来たのが感覚的に分かった。

 

「一体、何が自分の上にのってきたんや?」と異常なまでの恐怖を感じつつ、恐る恐る目を開ける事にした。

 

・・・・・・

目を開けるとそこには、明らかに何かがのっている。

白い物体。

ひ・ひ・人、人なのか?

何や、これは??

 

あぁーーーーーー!?!?

 

これはひょっとして、

 

お・お・お・オバ・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オバQ!?

 

 

 って、何でやねん!!

なんで さくさくのお腹の上にオバQがのってんねん!!!

全然意味分からへんし、早よどけって!!!!

重いんやし。


って言うか、お前ホンマにオバQなんか??

足あらへんやん!!。

あっ、でもオバケやからそんなん気にせんでエエんか。

って、そう言う問題とちゃうし。

ちゅうか、エエ加減人の腹の上で踊るのは止めてほしいねんけど...。

ごっつい、目障りやし。

それよか、いつになったら解放されるんやろう?ホンマ、コイツ、マジうっとおしい!


 

 

そうして、声にならない声でツッコミ続けていると、いつの間にか金縛りがとけ、あの不思議な物体の姿が消えていた。

あまりにも奇妙な霊体験。

さすがに今回ばかりは、さくさくはただただ呆れるだけであった。

 

「アレは何やったんやろう....?」

 (おしまい)

 

 

P.S ひつこいようですけど、コレは本当のお話なんですよ。
エエ、マジで。

ちなみに余談ですが、昌(まさ:妹)は、踊る雪だるまを見た事があるらしいです。自分の腹の上で踊ってたらしい。これもまた不思議な霊体験。