第十一話   2001年7月22日(2002年9月30日更新)

永住権の申請方法

カテゴリー : 生活

第11話 「永住権の申請方法」 2002年9月30日更新

 先日、就労ビザの更新と永住権申請のフォローアップのためクアラ・ルンプール(KL)へ行って来た。 私はマレーシアへ骨を埋めるつもりなので、この二点はパスポートの次に大切なものである。 今、マレーシアに在留している日本人は1,100人以上います。 一時的な出張者、長期滞在者、永住者など色々いる。 とうとう永住権を獲得したのでこのページを更新した。

 私と同じ境遇のひとがいると思うので、私の体験、失敗談からこれだけは気をつけなければということに留意してマレーシアでの永住権申請方法を記していく(既に永住権獲得された方はその体験、聞かせてください)。 55歳以上の人にはシルバーなんとかというのがあり、数百万払えば、永住権の獲得が可能(但し、就労はできないとか)。 若くして、永住権を獲得するには結構大変な作業となる。 政治家を通してコネで獲得というのもあるとかないとか???
 

永住権の申請は先ず、イミグレーションへ。
申請用紙はイミグレーションで入手。 必要事項記入し、写真等添付して提出。
マレーシアの会社で働く人は会社のレターを共に添付。
 2. 却下された申請はアピールし直すこと。
通常、この申請は残念ながら、受理されませんでしたと却下される。
ここで、だめだったか、とあきらめないで欲しい。 これが通常の手順だそうだ。 先ず、ふるいを掛けて後工程の作業を軽減するそうだ。 私は実は、この却下の
時に「だめだったか」であきらめていた。 後日(5〜6年経っている)、イミグレーションの人に、アピールしなければいけないと言うことを教わった。 しかし、もう6年経過し、しかも却下されたままなので本来ならば、私の申請はもう永久無効となるところだったのだが、あるツテを使って、再申請(新規申請)できた。 
そして、例の如く却下されたので、アピールした。 このアピールは内務省(KEMENTRIAN DALAM NEGERI)へ提出することになる。 内容的には、こういう理由でなんとしても永住権を申請したい、というものでプトラジャヤにある庁舎に出向く必要がある。 ここで、事務的に受理され長〜いプロセスに入る。
3. 送られてくる書類に返答し即提出を。
数ヶ月後に書類が送付されてくるので返答して即提出すること。 内務省まで直に持っていったほうが効果的と思われる。書類は宅急便などで遅れるが、無事に着いたか心配になる。 内務省に出向き、オリジナルの書類とそのコピーを持参し、受付のスタンプを押してもらう。コピーに受付のスタンプが付いていれば、先ず、一安心。内務省から送られる書類の参照(文書)番号とこちらから出した、返答や督促文書のコピーは必ず控えておくこと。
通常3ヶ月に一回くらいの割合で、文書番号を記して、今プロセスはどうなっているのかの督促状を提出したほうがよい。 内務省の人が「郵送のものはどうしても後回しになり勝ち」と言っていたのでわざわざ、毎回内務省に出向く。 私はKLから400Km離れているのでそんなに督促に行かなかった(実は郵便で督促できるのだが)ので時間が長くかかっている。
4. 3年間の就労ビザまたはソーシャルパスが認可される。
その内(督促の状況と、運によりその期間はまちまちだと思うが、最低は一年は掛かる?)、内務省より、「3年間の就労ビザまたはソーシャルパスを与えるが毎年、イ年毎に更新すること」という認可が来る。 これはまだ、永住権ではなく、この時点で永住権のプロセスに入ったことになり、約3年ぐらいかけて初めて永住権が発行されるのだと内務省の人に聞いた。 就労ビザはマレーシアで給料をもらって仕事をしている人が対象で、ソーシャルパスはそれ以外だと思う。 この時、注意したいのは、マレーシア在住者は誰でもビザを持っているため「なんだ、ビザなら持っている」といって、そのまま無視しないこと。 内務省よりこのレターを受け取ったら、直ちにイミグレーションにこのレターを持参し、ビザを内務省認可のものに切り替えてもらうこと。 これは私の苦い経験で、以前レターをもらった時、「イミグレーションにこんなレターをもらった。 今、会社レターにより就労ビザを持っているになぜ同じ就労ビザを言っているのか」と聞きに行った。 返答は「通常は3年の期間が切れる少し前にアピールすると永住権がもらえる」と言うので、その通りにした所、内務省の人に「なぜ、内務省が認可したビザに切り替えなかったのか」と怒られた。内務省のレターでのビザは意味が違うらしい。 もう一度 、書類の再提出中をした。 待つこと1年以上。 途中、内務省が昔のジャランドゥタからプトラジャヤに移転したての頃に確認の為、内務省に出向いたが担当の女性は私を覚えていたらしく、「オフィス移転したばかりで、あなたの申請はまだですよ。 これから手続きに入ります。」と、あしらわれた。 私は過去の申請書類を添付した確認依頼のレターをもっていたのでそれを見せると、「あなたのファイルはすでに沢山の書類で満杯で、添付は必要ありません」などと言う。 こちらは、このまま忘れられると、いつ永住権が分からなくなるので、確認レターに受領のハンコを押してもらい、将来の万が一に備えた。
5. 内務省より永住権許可の書類が送付

1年経ってやっと内務省より永住権許可の書類が送付 されてきた。

これがもらえると、もう、一安心。 内務省のお墨付きレターだからで、 レターには

1.常に良識な行動を取ること。

2.マレーシアの法律に従うこと。

3.政治的活動に参加できない。

4。反政府的行動を取らないこと。

と、永住権獲得に伴ない守るべきことが戒められている。

6. このレターを持ってイミグレーションへいく 
このレターを最初に申請に行ったイミグレーションへ持って行く。 このイミグレーションから、KLのダマンサラにあるイミグレーション本署に永住権発行の手続きが提出される。 約1ヶ月発って、手続きが完了し、イミグレーションへ出頭する。 パスポートに捺印1個押される。 30日以内に登録局(Jabatan Pendaftaran Negara)に永住権を示す身分証明書を申請しに行くよう、記載される。 同時に、永住権取得を意味する、緑色のカードも渡される。 登録局で発行されるレシートとこの緑のカードはきちんとしまっておくこと。 入出国の際に提示。 身分証明書は6ヶ月掛かるらしい。
7. 入出国はマレーシア人窓口で
マレーシア入出国の際は外国人の窓口に行かずに、マレーシア人の窓口でイミグレーションが出来る。 マレーシアに到着する前に飛行機の中で配られる入出国管理カードの記載は必要なくなる。 税関の申請の欄だけ記入すればOK.

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