第二十二話   2002年01月03日
洪水 その2
カテゴリー : 地理

第21話 「洪水」
 

 マレーシアでは雨季と乾季があります。 雨季は9月下旬から1月中ごろまで続きます。 それ以外は乾季でした。 何? でした? 数年前までは確かにこの違いがはっきりしていました。 最近は年中雨が降っているようで、 雨季乾季の区別がしにくくなったような感じです。 それでもやはり、この時期は激しい雨が降ったり、洪水になるので雨季だと分かります。 日本では雨が降ると傘を頭上に差します。 ここの雨季は土砂降りで頭上に差しても意味がありません。 地面からの跳ね返りが強く足はずぶ濡れ、風が強いため雨が横から降ってきます。 雨季といっても24時間雨が降るのではなくある時間帯になると空が暗くなり急に風が吹いてくると非難する間もなく土砂降りが降ってきます。 
 
クアラルンプール ペナン 私がきた当時は洪水と言えば東海岸のケランタン、トレンガヌー州が毎年災害に遭っていました。 私が最初に来たところもコタバルで何度か洪水の中を歩いたことがあります。 ところが最近は少し雨が降ると、クアラルンプールやペナンなど洪水になります。 昔は無かったことです。 住宅地開発による山林の伐採、下水処理の未熟さがその原因となっているようです。
これは私の家の近くですが国道1号線です。小さな川が氾濫して直ぐに洪水です。 この国道に並列にPULASの縦貫高速道が走っていますが、過去数回、洪水でこの近辺の区間が閉じられています。
この洪水の影響で道路には穴ができます。 多分舗装も基礎がきちんとしていないのでしょうが、ひどい所では10センチくらいの深さになります。 こんな穴が国道にあり、雨水が溜まった状態だと深さも分かりません。 私は一度この穴に車輪が入りホイールが曲がってしまったことがあります。 
 穴が原因で人身死亡事故がありました。 この時はさすがにこの穴の補修は早かったです。 普通は1ヶ月暗いしてからやっと穴をタールで埋める程度の補修がされます。 直にアナポコになるのは言うまでもありません。 選挙の近くになると道路はきれいに整備されます。
 
 水溜りがあれば大きな穴があると思って注意して走りましょう。

 

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