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第八話 2001年7月04日
黒魔術・ボモー
カテゴリー : 生活
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第8話 「黒魔術・ボモー」
今日はオカルト好きな人向け。ブラックマジックとか聞いたことがあるだろうか? 専門家の人からすれば多分厳密な意味があると思うが、分かりやすく言えば霊媒の力を借りて何か邪悪な事をすることだろうか。 霊媒というのが味噌だと思うが、 こっくりさんというのをご存知だろうか。 私も昔、学生寮にいたころ、背後霊とかというのがはやり、こっくりさんを呼んで誰が私の背後霊かを聞いた覚えがある。 十円玉に指を乗せて質問すると十円玉が動こうとする。その方向へ移動するとある文字のところで止まる。 この止まった文字をつなげると「はせがわやすまろ」という名前だった。 うそか本当か知らないが、十円玉が動いたのを覚えている。
マレー語でこの黒魔術をボモーと呼んでいる。
マレーシアではこっくりさんは見かけられないが、霊媒者のような人の家に行き、憎たらしいあの人を病気にさせてくれとか、浮気な亭主をその奥さんだけしか見えないようにするとかというのがよくある話である。 たいていの場合が食べ物とか飲み物を媒体にしている。 砂糖とか生水を持参し、魔術をかけてもらってそれを目的の人に口にさせるのである。 これを口にした人はやがて、病気のようになり医者にかかっても原因不明とかになる。 魔術をかけられた亭主に至っては、まるで精神薄弱のようになり、奥さんの言いなりになっている。 中には、口から血を吐いたりとか、針が出てくるとかというのもある。 マレーシアでは日本の恐山の霊媒のように死者と話すと言うのは滅多にきかない。 多くが上述のように人に呪いをかけると言うケースである。 マレー人はイスラム教徒で4人まで奥さんを持てるがこれは現奥さんが許諾しないと二人目三人目は結婚できないのでボモーを使って奥さんを言いなりさせるとか、他の女の人を自分に好意を持たせるとかさせる。
これとは逆に最近どうも調子が悪いのでボモー師に見てもらって厄払いをするというのもある。 たいていの場合が「あなたは誰かに呪われている」とか言う。 見て貰った人は藁をもつかむ気持ちなので信用してしまう。 厄払い用に持参した生水に呪文をかけてもらってそれを飲む。 ボモー師の中には自分のパワーは適わない、とても厄払できないという人もいる。
最近体の調子が悪いとか、変だと言う人は呪われているかも。
金のある日本人は兎角、狙われやすくこのボモーの犠牲になる人があるかも分からない。 また、現地会社の管理職とか現地人を使って仕事をする人は恨まれてボモーされるかも。
対策は、
1.現地の人との調和を大切にすること。
飴とムチを適度に使い分ける。
2.現地の人の差し入れとかをむやみやたらに口にしないこと。
ぐらいだろうか。
ボモーの中には、呪いに関係なく捻挫とかぎっくり腰をその人に触れることなく直すひともいる。 一本の紐をさするだけで痛みが引いていくというのもある。 また、一般的骨接ぎもボモーとよばれている。
| 第9話 |
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