Chapter[ 2回目以降の手紙
自己紹介は前回済んでいる。さて、何を書く?
これだけは絶対書いちゃいけないっていうことは?
1.さぁ、ペンパルから初めての手紙も届いて、いよいよ本格的な文通の開始です。
最初の手紙に簡単な自己紹介を書きました。
2回目以降は、その補足をしていくといいでしょう。
☆名前について
初回は ”My name is Hanako Yamamoto.”だけで終わらせていましたが、
「日本には3種類の文字、漢字とひらがなとカタカナがあります。私の名前をそれぞれ
の文字で書くとこうなります。」
”There are 3charactors in Japan, Kanji,Hiragana and Katakana.
I'll write my name by each charactor.山本 花子、やまもと はなこ、
ヤマモト ハナコ ”
「あなたの名前、Jodie Foster を日本語のカタカナで書くと、ジョディ・フォスター
となります。」
”Your name Jodie Foster, I'll write by Japanese Katakana, ジョディ・
フォスター ”
ほとんどのペンパルは、自分の名前を日本語で書いてもらったことが嬉しくて、次の手
紙の最後の所には、一生懸命見ながら書いたと思われるサインを書いてきてくれます。
☆ふるさとの説明
自分が住んでいる所は、日本でもこういうことで有名です。
特産品にはこういうものがあります。
こんな楽しいお祭りがあります。
気候はこうです。
などなど書くことはたくさんありますね。全部を一度に書こうとしないで、何回かにわ
けて書けば、文通の話題が途切れないで済みます。
”Next time,I'll write you about ○○.”
そして、それらについての写真や絵葉書、チラシなども同封してあげると分かりやすい
し、ずっと楽しくなります。
私の場合は、「仙台七夕まつり」の由来や説明、そして写真を同封したところ非常に喜
ばれました。それから、「笹かまぼこ」を買った時中に入っていた写真入りのちっちゃ
いしおりなども送りましたよ。
☆干支(えと)の説明
欧米の人にとっては、こういったことからもアジアの神秘を感じるようです。
文通ガイドブックによっては、簡単に書いてあるものもありますが、この際、自分で調
べて何とか説明してみませんか?
動物好きの人が多いと思いますが、「あなたは1977年生まれだからヘビ年です」と教え
てあげると「わぁ、いやだ。気持ち悪い〜」なんて返事が来たりします。
☆四季について
日本ほど四季がはっきりしている国はありません。
それぞれの季節の良いところ、嫌なところを書いたり、もし自分のふるさとを尋ねてく
るチャンスがあったら、○○の季節が一番いいですよ、とか…。
☆学校のシステム
あなたが学生なら、学校のことを書くのも面白いです。
何月が入学式で、夏休み、冬休み、春休みの期間、◇◇分の授業を1日△時間やる。
休憩時間は10分間。給食についてとか、部活についてとか、得意科目、苦手科目などを
書くのもいいでしょう。
説明をした後に、「あなたの国(町)ではどうですか?」”How about in your
country(town)? ”という問いかけをすると、次の返事につながりますね。
もっともっと、書くことはたくさんありますので考えてみて下さい。。
私たちにとっては当たり前のことでも、外国の人から見ればずいぶん風変わりに思えたり
珍しく思ったり、初めて知ったということがたくさんあります。
いままで何気なく見過ごしてしまっていたこと、当然と思っていたことなどをもう1度見
直してみると、私たち自身にとっても新たな発見となることが多いはずです。
そして、自分がいかに日本のこと、ふるさとのことを知らなかったか、ということにも気
付かされるでしょう。
Discover Japan(ある年代以前の人には懐かしいフレーズでしょ?)
ポイントはこれかな!
2.これだけは絶対書いちゃ(しちゃ)いけないことは?
相手を誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)しない、これは当然のことでしょう。
相手の国の政策、相手が信仰している宗教に対しての批判もいけません。
宗教について、我々日本人は無宗教論者が多いため、どうしても理解できない部分が出て
くることもあります。でも、それに対しての批判は絶対してはいけません。
外国の人から見ると、我々の無宗教の方が不思議でたまらないようです。
あるペンパルから質問されたことがありました。
「あなたは何を信じて生きているの? 自分自身? それともお金?」
私は答えられませんでした。だって「何かを信じなきゃ生きていけない」っていうこと自
体私には考えられないことなのですから。
とにかく、討論はしても、批判・誹謗・中傷は絶対するな! これが鉄則です。
(討論できるほどの力量が身につけばすごいですけどね)
それから、私の経験談からひとつ。
何度も何度もしつこく同じことを質問しないようにしましょう。
海外文通を始めて間もない頃、ニュージーランドに住んでいる主婦の方とやりとりをした
ことがありました。
当時、私はスキーに夢中になっており、「あなたはスキーをしますか?」という質問をし
たところ、簡単に「やらない」という返事がありました。あまりにそっけないので「日本
ではとても一般的なスポーツですよ」と書くと、今度は「スキーをするにはとても費用が
かかるから」との返事でした。
私もここで止めておけばいいものを、他に話題がみつけられないこともあって、またまた
しつこく食い下がってしまったのです。「日本では多くの若者がスキーをしますよ。」と。
結局、次の返事は来ませんでした。
同じ質問はせいぜい2回までとしておいた方が無難なようです。。
1回目は相手がこちらの質問事項を見逃してしまったのかもしれません。
どうしても答えて欲しい質問なら、再度書いてその部分にアンダーラインを引くとか、
「前回の手紙の中にあなたに対しての質問がありました。もし差し支えなれば答えていた
だけませんか?」
”I had a question to you in my last letter. If you don't mind,would
you please answer me? ”(再度質問を書く)
これでも返答がなければ、それは聞かれたくない(答えたくない)ことなのかもしれません。
潔くあきらめましょう。
もともと、相手の国、地域、人となりを知りたくて始めた文通のはずです。
お互いが嫌な思いをせず、楽しいやりとりになるよう心がけましょう。
