
空港ターミナルの夜
ホーチミンを訪れた全ての人々は一様にオートバイの群れに圧倒される
喧騒
メコン川
入国審査(イミグレ)、荷物の受け取り、検査、税務審査。
すべてが意味も無く長い時間がかけられる・・・これがベトナム流?
日本の時間を示したままの腕時計はすでに11時を廻っている。
ようやく空港の建物から出ると両側にイスがずらりと並べられ、
老若男女が座りこんで出迎えている・・・これって・・・なに?
後日、出迎えの人もいるが殆どの人々が単に集まっていただけ
ということが判明。暑さを凌ぐため?
日本的に考えるとなんとも意味がない行動だが、こうして空港に集まることも一つの娯楽となっているようだ。
この地ではオートバイは”ホンダ”と呼ばれている。
”ホンダ”は日本円で20万円以上しているにもかかわらず、ホーチミンの人口の1/3の台数が溢れている。
勿論、日本の"ホンダ"ばかりが走っているわけではない。
最近では日本製の1/2の価格で買える中国製の”ホンダ”も多く輸入されているらしい。
しかし中国製は故障も多く、日本製の”ホンダ”やはりステイタスとなっている。
50cc以上の”ホンダ”には免許がいる。免許は18才以上になると取れるがさほど大きな”ホンダ”が走っているようには思えない。
実際、オプショナルツアーを申込んだ時のガイドの女性は免許を持っていなかった。
大事な足である”ホンダ”には2人まで乗れる。
しかし、家族の場合子供2人までの<追加>は許可されている。
要するに、家族であれば4人までは1台の”ホンダ”に乗る事ができると言う事だ。
曲芸のように1台のバイクに家族中が乗りこむ。圧巻だ。
ホーチミンは常にクラクションで溢れている。
日本では廃車になるまで何回クラクションを鳴らすだろう。
少なくとも私は合図に小さく鳴らす事以外にクラクションを使った事が無い。
メコンは総ての始まりであり終りでもある。
生活は日々変化している。
常に変わらないのはこの川の色。
観光客に媚びる生活を川だけは拒否しているように見えた。