紺宇蛙

宇宙の果てまで翔んでいくなら
乗っているのは一つの哀しみ

地の底まで潜っていたなら
乗せていたのは二つの傷み

その未来が問われる時
哀が「愛」に変わる時
傷みが暖かさを伴える時
一人で出かけた自分が微笑む

物理的な宇宙から
宇宙の物理学へ

村の井戸を覗き込んでも
蛙はいなくなっているでしょうから

その蛙がいなくなることは
決して無いわと言い切れるの



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