ここには、そのまま「世の中の間違い」などがあります。
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・ポカリスエット(大塚製薬)は本当に無果汁か? 2003/7/21UP!
・マイナスイオンは効果なし!? 2003/7/21NEW!
・ドライアイス 2004/7/31UP!
ポカリスエット(大塚製薬)は本当に無果汁か?
気付いている方もいるだろう。
そう、『ポカリスエット(大塚製薬;以下略)』には、「無果汁」と表記されているにも関わらず、
「原材料名」のところには、「果汁」とある。
「これはおかしい!」…残念ながら、間違いはこっちである。
「原材料名」は、含まれているのが多い順番に書かれているのだ。
だからどうした、と思われるかもしれないが、ここが最大のポイント。
「ジュース
(中略)…現在では天然果汁のみをジュースと呼称することになっており,JAS(日本農林規格)では
果汁含有量50%以上のものを〈果汁飲料〉,10〜50%のものを〈果汁入り清涼飲料〉,
果汁に乳製品などを加えたものを〈混合果実飲料〉などと分類している。」
[『百科事典 マイペディア 電子辞書版(日立システムアンドサービス(編集協力 平凡社))』より引用]
補足すれば、これはアルコール度1%未満のもので、(1%以上のものは「酒類」。)
そのうち果汁含有量10%未満のものは〈清涼飲料(水が使用されていれば〈清涼飲料水〉)〉ということだ。
確かに、ポカリスエットの「品名」は「清涼飲料水」だ。
つまり、私の推測だが、果汁が含まれていることは確かだが、その含有量が10%未満ということだ。
これで理解してもらえただろうか?
ちなみに、飲料の分類も上のとおりなので、こちらも何かと参考になるだろう。
だから、小さい子どもに「ジュース買って」と言われて、果汁100%のもの(=その子どもがほしかったものではない)を渡しても、何も悪くはない。
マイナスイオンは効果なし!?
この見出しを見て、「えっ?」と思った方…そう、そこのあなた!(?)
実は、CMなどで「マイナスイオン効果付き」といわれているものは、たいてい意味がないのだ。
「じゃあ、学者がよく言っているのはどうなんだ!」と思う方もいるだろう。それも間違いではない。
どういうことかというと、実は、マイナスイオンは皮膚からはほとんど摂取されないのだ。
学者がよくいうのは、直接飲んだりして摂取された場合の話なのだ。
「飲む」というのは、マイナスイオンが溶けた(?)水などを「飲む」ということなので、勘違いしないでほしい。
よーく考えてみると、確かにそうだ。「滝の近くではマイナスイオンが…」という話も、
滝が注いだときに飛び散る、あの水しぶきに含まれていると考えればよい。
あの細かな水しぶき(の小さな粒)を、知らず知らずのうちに空気と一緒に吸っていた。
だから、この場合は「リラックス効果」などの、いわゆる「マイナスイオン効果」が得られるわけなのだ。
そういうわけで、エアコンや扇風機から出る空気(つまり、液体の水分を含んでいない空気)を
いくら浴びたり吸ったりしても、ほとんど効果がないのだ。
尚、マイナスイオンの効果を身近なところで得たいなら、マイナスイオンを溶かした(?)水を直接飲めばいい。
よくある「マイナスイオン効果付き浄水器」を買うのもいいが、あれは高いのでお勧めできない。
手軽に出来る方法としては、
まず、水道水を備長炭と一緒に沸騰させ、その中にトルマリンを入れて…。
…確かテレビでやっていたのだが、うる覚えなので、正しいやり方を知りたい方は御自分でお調べください。
え?トルマリンの入手方法?…ま、頑張ってください。
ドライアイス
夏場に限らず、食品を低温で保存した状態で移動したりする際などに用いるドライアイス。
これの正体が二酸化炭素であることは多くの方がご存じのはず。
ついでに、ドライアイス(固体)は温度を上げても液体にならず、直接気体になること(これを「昇華」という。)もご存じのはず。
※1気圧(=1atm=760mmHg≒1013hPa)下では、温度を上げると二酸化炭素は固体から直接気体になるが、
ある程度以上の気圧にすると、二酸化炭素も液体になる。
だが、今回いいたいのはこのことではない。
ドライアイスが昇華して気体になったときの白い煙のようなものは、二酸化炭素ではないということだ。
答えからいってしまえば、正体は"水滴"。
ドライアイスが昇華して気体になると、その低温の二酸化炭素は空気中の水蒸気を凝結(=凝縮;気体が液体になること。)させる。
そう、その凝結された水蒸気、すなわち水滴が白い煙のようなものとなって見えるのだ。
冷静に考えてみればわかるはずだ。
二酸化炭素の気体は無色。もしも有色だったら、常温では空気中の二酸化炭素が肉眼でも見えるはず…。
ちなみに、「湯気」や冷凍庫から出る白い煙のようなものも、似たような関係(?)で"水蒸気"ではない。
空気中の水蒸気が冷やされ、水の蒸気圧(詳しいことは各自でお調べください。)の関係でできた、小さな"水滴"の粒なのだ。
注意)「水蒸気」と「水滴」では全く意味が異なる。辞書で調べてみてください!
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