DOLLS
ざわめく街並み 動けずに
黙ったままのセルロイド
ガラスの瞳が問いかけた
「ドウシテ 貴方ハ 笑ウノ?」
人波に飲まれ 自分を見失って
許されなければ 息をすることもできない
流れる時間も 気にせずに
黙ったままのセルロイド
冷たい瞳を見開いて
「貴方モ 同ジ」
と 呟く
私を操る白い糸は 幻覚
分かっているのに断ち切れないこの弱さ・・・
主に逆らうことなどできない
私は人形
震える指は「あなた」に仕える喜び
声も出さず・・・
震える指は微かな「あなた」への反逆
声も出せず・・・
声を出さず・・・
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