Insomnia


明日に絶望した僕は 今夜もまた眠れなくて
ぼんやりと ただ 朝にならないことを願うんだ

夜の清浄な空気を吸いこみながら
厭な記憶ばかり反芻するんだ
毎日 死にたいと感じていたことを思い出すんだ

「明日になりませんように」
そう祈り続けた僕は 眠りを拒絶した
眠らなければ 明日はやってこないから
辛さを乗り越えた 今日の余韻に浸ることができるから
眠らずにいても 朝日はいつも昇るというのにね

辛い今日を乗り越えて
辛い明日を迎えて
一体何度繰り返せば この拷問は終わるのでしょう?

そして僕は 明日に絶望した

今夜も僕は 眠れない
あの時ほど 未来を恐れてはいないけれど
それでも 決して幸せではないから
やっぱり僕は・・・きっと これからも ズット――




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