夢音・12
さて、第12回目は「ROUAGE」です。う〜ん、知る人ぞ知る、ですね。相変わらず(笑)
えっと、私がこのバンドを知ったのは、高校生の頃です。
たまたま行ったGLAYのビデオコンサートで軽く宣伝されただけの彼等が気になり、その日に、まだ出たばかりのデヴューシングル「Queen」を買ってしまいました。
この作品、荒削りではあるものの、彼等ならではの繊細なセンスの光る秀作だと思っています。
まあ、それは置いておきまして。
そんな、デヴューからのファンなんですが、彼等の音楽性には驚かされるばかりです。
全体的な雰囲気、方向性を一言でいうなら、「哲学ロック」ですか(笑)
いや、私は高校生のときから彼等の音楽をそう評しているんですよ。(ちなみに、当時のGLAYは「説教ロック」/笑)
これは・・・タイトルをいくつか挙げましょうか。
「エゴノカタマリカタマリノエゴ」、「ゆめはまたゆめ」、「『密室』は情熱の部屋」、「自称、イラナイコドモ」等など。
なぁんか、そんな香りがしません?(笑)
その雰囲気がたまらないです。
彼等の魅力は、もちろん、その特異な雰囲気だけではありません。
前述の通り、彼等の音楽性には驚かされてばかりなのです。彼等は・・・「進化」を見せてくれます。
アルバムを重ねる度にころころと様変わりしていく、彼等が描く世界・・・。
しかしそれは、結果的に見れば決して無理のない変化。
だけどそれは、私達を十二分に驚かせることのできる変化。
いつも、彼等のニューアルバムを聞くと、「やられた!」と思ってしまうものです。
それくらい、上手い。
もう、卑怯なくらい。
これを、「進化」と言わずに何と言えば良いのでしょう?私には、他に良い言葉が思いあたりません。
もちろん、その劇的なまでの変化はデメリットを伴います。
「変わりすぎて理解できなくなるときがあること」がその最たるものですね。
そう。正直、ついていけないこともしばしばなのです。
特に、アルバム「CHILDREN」と「Lab」。
これらはそれぞれ、3枚目、5枚目のアルバムにあたるわけですが、どちらも2、3回聞いた程度では理解できませんでした。
このデメリットは大きいでしょう。何せ、今までの固定ファンを失いかねないのですから。
でも、彼等はそれを恐れません。
潔いじゃあありませんか。
よくよく聞けば、ついていけないと感じたアルバムも、いつしか理解できるようになり、また次の作品が楽しみになるんですよね。
良い音楽に説明は無用。そんな感じです。カッコイイですね。
さて、そんな芸術家的な彼等の音楽は、少し取っ付きづらいです。
ちょっと興味あるな、って人にオススメなのは・・・そうですね、シングル「白い闇」あたりでしょうか。
これは、かなり普通にキレイな曲です。カップリングの「カーニバル」がちょっと不思議な曲ですが、これもROUAGEらしい一曲。おいしいシングルです。
また、上でも述べた、シングル「Queen」もオススメです。
まあ、シングルから入るのが基本ですかね、やはり。
レンタルでも良いので、聞いてみてはいかがでしょう。
そして、私と一緒に、彼等の「進化」を見届けようじゃありませんか。
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