夢音・13


夢音第13回、今回は「黒夢」です。やっと黒夢か、って感じですかね(笑)
そう、和泉は知る人ぞ知る黒夢狂です。
そもそも、ここまでヴィジュアル系にハマッてしまったのも、このバンドが原因だったりします。
彼等がデビューした当時は、あんまり無かったんですよ、こんな感じのバンドって。で、その毒気に当てられと言うか・・・。
はじめて聞いた「For dear」でもうハマッて、次の「ICE MY LIFE」で、こいつらしかいない!とか意味不明のことを感じたりしてました。当時中学生。マズイですねぇ。

そんなこんなで、ほとんどはじめてだったんですね、何かにハマる、と言うのは。で、当時は黒夢なんてバンドは無名だったんで、自分で本屋とかCD屋とか回って調べ上げて。多分、普通に手に入る楽曲は全て手に入れたんじゃないでしょうか。
そんな当時から一番好きだったアルバムが、「Cruel」という作品。
これはもう、今聞いても最高です。
黒夢のあらゆる魅力が完全に詰まった名盤と言えるでしょう。
そもそも、私が思う彼等の魅力と言うのは、まず第一に「旋律」。これはなにもヴォーカルラインだけを指しているワケではありません。
ギターの旋律、そしてベースの旋律。
それらも、そこにあって当然のようなさりげなさと、必要不可欠であると言う存在感を兼ね備えているのです。
特に、ベースは必聴。好き嫌いは分かれるところですが、あのアグレッシヴ且つ繊細なベースは他の追随を許しません。
第二に「歌詞」。
ヴォーカル清春の詞の世界は、まさに彼独自のもの。ダークで、悲しくて、切なくて、儚くて・・・。そんな負の要素の強い世界観は、聴くものを圧倒します。
和泉が特に好きなのは、「Sister」という曲の詞です。何かもぅ、切なくてたまらないですよ。
そして第三に「ヴォーカル」。これは、完全な和泉の趣味です。
清春のあの独特の歌唱法。あれが最もいきるのが黒夢の楽曲だと思います。
今にも壊れそうな儚さと、刹那さ。
それらを表現させると、彼の右に出るものはいません。
その代表的な曲としては、「MISERY」や「if」などでしょうか。
また、ちょっと危険な色気のようなものを表現するのも優れていると言えるでしょう。「BABY GLAMOROUS」なんか、まさにその通りです。

現在活動休止中の黒夢ですが、未だに私はたまに思い出しては聴いています。
やはり一番の魅力は、聞き飽きない、というところなのかも知れませんね。
どの曲も、どのアルバムも、何度聴いても飽きの来ない、味わい深い作品い仕上がっています。
「SADS」も頑張っているようですが、この「黒夢」というバンドも、とてつもないバンドです。聴いたことの無い方、一度聞いてみてはいかがでしょう?ただし、彼らの毒気に当てられて、現在の私みたいになってしまっても責任は取りませんが(笑)



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