夢音・14
さて、今回は「LAREINE」です。えっと、「ラレーヌ」と読みます、はい(笑)
まずはこのバンドの特徴から。
そうですね、一言で言うと、「華々しい」というところでしょうか。何をやるにしても、華があります。
そして、究極にまで「音楽」に「ストーリー性」を組み合わせることを目指すバンドだということ。
この二つは、ラレーヌを最高に輝かせる、必要不可欠な要素だと思います。
ですから、彼らの楽曲を「楽しむ」には、複数のアクセスを同時に行うことが肝要です。
例えば、「姿を見ながら」聞く、「ストーリーを紐解きながら」聞く、といったところでしょうか。
勿論、面倒ではあります。
しかし逆に言うと、そういった多面的な捉え方をすることによって面白さが増す、という味わい深さを持っているということにもなるわけです。
普通のアーティストにはなかなか無い特徴だと思いませんか?
例を挙げましょう。・・・といっても、アルバムは1枚しか聞いてないのですが(笑)
「フィエルテの海と共に消ゆ」というアルバムがあります。
これは、ラレーヌのメジャーファーストアルバムなのですが、全16曲の中に壮大なストーリーが織り込まれています。
ここではあえてその内容にまでは触れませんが、このストーリーを楽曲を聞きながら追っていくという行為は、新鮮な驚き、面白さに満ち溢れています。
1曲1曲は普通の曲でしかない。しかし、それら16のカケラを集め、まとめあげることで1つの物語が見える。
そんな面白さなわけです。
勿論、私が推すわけですから、曲自体も素晴らしいものばかりです。
個人的に好きな曲では「憂いの花が綴る愛」「白いブーケ」「白い糸」などでしょうか。
基本的には、歌を大事にした、メロディアスで聴きやすい曲ばかりです。
ただ、難を挙げれば・・・視覚的にちょっと、拒絶反応を起こす人が多いかもしれない(笑)ということと、曲が歌謡曲っぽいので、嫌いな人は嫌いかも知れないということでしょうか。
でも、そんなデメリットを補って余りあるほどの魅力がラレーヌには詰まっています。
是非、彼らを本当の意味で「楽しんで」みてください。
きっと、新鮮な驚きを受けることでしょう。
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