置き去り
気が付けば 僕一人が置き去り
軽やかに走る皆の姿に 無言の重圧
慌てて僕も駆け出すけれど
僕はとても 遅いから
人よりとても 遅いから
気が付けば 僕一人が置き去り
貶されるのは 厭
嘲られるのは 厭
溢れる涙に 絶望は更に深くなって
僕を置いていかないで
僕を一人にしないで
深い孤独の洞窟で 祈るように叫んでる
いじけて ひがんで ひねくれて
僕には無理だと 不平を言って
ただ その場で泣くばかり
助けを求めて泣くばかり
気が付けば 僕一人が置き去り
深い孤独の洞窟で
僕一人が置き去り
ねえ 誰か
惨めな僕を 助けてよ。
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