「想い」と「願い」
アナタを想うだけで 罪になる
それでも 僕は――
純白のアナタは 気紛れに微笑んで
汚れた僕は そのたびに狂ってしまう
叶わぬ想いは 宙を舞い ばらばらに砕け散って
その声が その香りが 焼きついて
何度でも 僕を壊す
ああ 卑屈な僕
微笑ってくれるだけで良い
ただ、優しく微笑ってくれるだけで良い
だからこそ 僕は側にはいられない
「アナタに 仕合わせが在ります様に」
そう願うなら 僕は側にはいられない
胸を焦がす想いは 僕を壊して
一つの矛盾を暴き出す
僕の想い≠僕の願い
ああ あさましい僕
重ならぬ 「想い」と「願い」を 同時に抱いて
たとえ罪であったとしても もう止まらない
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