パスワード
ニィ、と歪んだ 君の口元から零れる音
世界から孤立した 閉ざされた僕の心を破る音
僕に侵入する、パスワード。
何の為に?
僕にもっと近付くために。
何の為に?
僕をもっと知るために。
何の為に?
・・・僕を完全に壊すために。
完璧な伏線は 強固なカギさえ緩めて
簡単な言葉で 僕の心を破れるほどに・・・
気付いた時には 既に遅く
僕の心は 粉々に。
最初から 僕を壊すつもりだったのでしょう?
優しい言葉で 油断させて 欺いて
僕の想いを裏切って
「貴方だけを愛してる」
僕を壊し尽くした
僕を狂わせた
悪意に満ちた、パスワード。
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