嘘の太陽に壊されて
真夜中に蝉が狂い鳴く
僕は 耳を塞いで
聞こえないフリ 聞こえないフリ

ナニをしてるんだろう?
ナゼ立ち止まってるんだろう?
欺瞞と狂気に満ちた この場所で

蝉の命は儚くて
悲しいくらいに 生き急ぐ
目眩のする この暑さの中で
全てを捨てて狂い鳴く
月のない夜も
星のない夜も
たとえ嘘だとしても
目の前に太陽がある限り

ナニをしてるんだろう?
ナゼ立ち止まってるんだろう?
この命を捨てても 僕は僕であり続けなければならないのに
たとえ間違いだったとしても
気高い誇りがある限り

だけど僕は 聞こえないフリ
真夜中に狂い鳴く 蝉の声も
ウルサイくらい鳴り響く
本当の「僕」の悲鳴も




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