ミコちゃんとの別れ Marchミコチャンが辞めた。今となって思い返してみると、最初から何だか歯車が噛み合っていないようだったのだけど、わりと優秀だったので何とかして留めておきたったが駄目だった。
おかげで結構勉強になった。前の問題の後に(インドネシアの男性論・参照)彼は家賃が払えずに引越し、我が家からさらに遠くの住人になってしまった。そしてよく遅刻をするようになった。
そして家族愛に満ちた彼は、家族が病気になると休み、または自主半ドンをした。
確かに事前に電話で連絡はしている。でも、その日の出勤時間に電話してきて「こういった事情でいけないんだけどどうする?」と言い放たれても・・・・。
「でも来れないんでしょう?」と聞くと「Yes」の答え。完全に主導権は彼にあった。
彼の家族は、妻と5歳娘・3歳の双子だから大変なのは解る。
しかし、その度お猿の予定もキャンセルや遅刻、シャハリを回してもらって事をしのいだり、友人の車に同乗させてもらったりで、その影響は小さなものではなかった。
シャハリも少し不満気だった。ある時運転しながら「私だって具合が悪い時もあった。妻が病気の日もあった。でも働いていた。私は言わないでいたから知らないだけなんだ」と言う。
たしかに専業主婦の奥さんがいて、無職の弟がいて、近くに母親が住んでいて、私に嫌な顔をされてまで、何故そんなに頻繁に「働いているミコ」が休まなければならないのか?
堪忍袋の尾がきれたお猿は、次の時の電話で「来れないんなら仕方ないけど。お給料は無給にするからその分減給させてね」と言うと、しっかり午後から出できた。・・・・・やっぱりなめられているのか?
キチンと我が家で働いてくれているシャハリやティニを思うと「こちら側の要求」を伝えない訳にはいかない。
第一、お給料は「労働」に対して「対価」を払うの物なのだから・・・・。
しかし何故か此方に落ち度が無くても、こういった話はこじれて、嫌な思いをしたりする。
逆ギレで脅されて退職金の上積みを要求されたり、何を話しても「僕はいい運転手だからそんな事はない」と話が全然前に進まない人等々、友人で大変な思いや怖い思いを経験している人を何人か知っている。
挙げ句の果ては、通訳をしてくれたインドネシア人の方の家にまで、悪戯電話の嫌がらせをした運転手もいたりする。
大袈裟だけど噂を入れればきっと本になるよ。
こういった問題は、本当に神経をすり減らす。仕事で労働問題を担当している方の苦労は大変なものだろう。
今回、ミコチャンは全てを納得した。「クビにされても僕は怨んだりはしない」と言う。(・・・当たり前だ!!)
ミコ曰く「ここでの仕事は問題無い。(・・・当たり前だ!!)でもお金が足りない。僕の頭の中にはいつもそのことがある。」そうなので、お猿も「我が家のお給料は安くないはず。私達もこれ以上は出せない。そんなにお金が欲しければ、社用車の運転手になればいいでしょう?でも長時間働くのが嫌で、社用車から家庭車の運転手に戻ったのでしょう?どちらが良いか自分でもう一度考えてみたら?でも私も困るから、辞めるときは1週間位前に教えてね。」と言うしかなかった(正確には言ってもらったのだけど(^^;))。
この1週間後、彼はツテを頼って新赴任韓国人の社用車の運転手の仕事をみつけたと言って辞めていった。
色々あったけど、悪い人ではなかったので素直に頑張っていれば良いと思う。
ミコを紹介してくれたAちゃんの運転手が、我が家と上手くいかなかった事を気にして謝ってきてくれた事が妙に嬉しかった。
通訳をしてくれたリリさんが私に言った。「ミコは全部良く理解しているよ!大丈夫。お金が無いのは、奥さんの家庭のマネージメントが悪いだけだよ!」の言葉が一番辛かった・・・・。あぁ、耳が痛い!!!