インドネシアの男性題名は何だか凄いけど、運転手のミコちゃんのお話。
結局電話があったのは更に1週間後。
すでに我が家では「電話もよこさんでこんな事するんやったら、辞めてもらいまひょ。」と話はついていた。
しかし電話口でものすごい勢いで言い訳をしている。全然ヒヤリング出来なかった。
「おいおい。ゆっくり話してくれ」とお願いして聞いてみると、何だか病気になっていたんだそうだ。
「なんで電話してこなっかった?」の問いには「電話番号は控えて帰らなかった」となんとも都合の良い話。
半信半疑だったけど運転手として優秀だったし、人柄は割と良いし、友人からある程度の素行も入手出来ていたし、何より運転手が変わる事に少々疲れていたので「伝家の宝刀のなまけもの」に出て貰う事にした。
「なまけもの」には仕事があるので、普段はお猿がまず出来るだけやって、ギブした時や必要な時に助けてもらう様に心がけていた。
でもここでは、女性を軽んじる傾向もあり「いざっ!」といった時にはお猿では役不足な事もある。
少し悔しかったりするが、話が前に進まないのなら仕方ない。
電話で「明日旦那の会社に行って下さい。旦那はインドネシア語でキチンと話が出来ないので、秘書さんに通訳してもらう事にしたから。」と説明したのに来なかった。
旦那や秘書さんは仕事の時間を割いてくれたのに・・・。私達はかなり失望した。
その日、偶然ミコを紹介してくれた運転手の友人Aちゃんと会った。彼女が「家の運転手がすごく気にしていて、事情はミコから聞いているらしい。でもね、採用の契約等が自宅だったのに、会社になんて行けないよ。ミコはなまけものがすごく怒っていて、英語でガンガン言われるんだって怖がっているらしい。」って言っていたらしい事を教えてくれた。・・・・・呆れて物が言えなかった。怒られるのが恐くて行けなかっただぁ?お前何歳だって感じ。
直接Aちゃんの運転手と話をしてみると「俺が奴でも恐いから行かない。(お猿注:お前さんもかい?)でも今日仕事帰りに、ミコの家に行ってニョニャの言っている事を説明するよ」と言ってくれたのでお言葉に甘えた。「ただ怒ったりしないし、会ってあなたと話がしたい。明日は必ず来るように」と伝えて貰った。翌日事情を理解したのか、数人の運転手に促せれたのか(どうも家に行ってくれたのは2〜3人いたらしい)彼は出社した。
甘いとも思ったけど最後通告として、減給と試験期間2ヶ月延長のペナルティを受け職場に復帰した。
それにしても情けない理由で約束をすっぽかすもんだ。まるで子供だ。子供の心をもったまま、そのまま大人になったのが「インドネシア人」なのかもしれない。最近本当にそう思うようになってきた・・・。