その2
てなわけで粒です、
一話で終わらすつもりが長くなったので仕方なく二部に分けた粒です。
先程、我が弟、スキーから帰宅。駅まで車で迎えに行きました。
昨日今日と岐阜の方に滑りに行ってたわけで、俺が殴られていた時、スキーバスの中だったそうです。
弟に携帯メールで知らせるに当たって「恐喝されそうになって背負い投げくらった。頭打って鼻血たくさん出た。マジ。警察も呼んだし帰ってきたら腫れてる顔見てくれ」と端的な表現をしたため、弟はかなり心配していたようです。
車に乗り込んでから「傷を見せてくれ」というのでみせたら、「そんなたいしたことないやん。」ヲイ。それは暗がりの中だからみえへんだけやろうが。
今回は翌日の病院の話です。やっとタイトルの由来となったCTが出てきます。
翌日、12月20日。頭を打っている、ということでH医科大学病院に行ってた。昨日、横になっていた時に他の人から「大きい病院行ったほうがええで」と言われたときにまっさきに思い出したのがこの病院。同じく大規模な労災病院と同じくらいの距離にあって、労災病院は俺が生まれた病院だったのに、なぜこっちを先に思い出したのかと言うと、何を隠そう、私はこの6月、H医科大学の職員採用説明会に行ったのだ。確かに大学職員と言う志望業種には当てはまっていたのだが、どんなところかは知らず、ほとんど「家から近いから」という理由で受けに行ったようなもんだ。ただ、公務員の試験日と面接日が重なりそうだったので願書はださなかったが。今までひ弱ながらもでかい病気やケガなどとは無縁だったのでそういった公立病院や大学病院で見てもらうのは初めてだった。受け付けとかでかなり並ばされるんだろうなあ、との予想通り入ると、診察受付を待っている人、終えて会計を待っている人でいっぱいだった。手前の総合案内でやり方を聞いた。まず、申し込み用紙に名前と症状を書いて1番の窓口に提出するらしい。そして名前を呼ばれるまで待つ。そのやり方はまるで市役所みたいだった。大病院はどこもこんなもんかなあ。そこで提出する際に困った事が。ケンカで殴られた傷(つまり傷害でやられた傷)というのは保険がおりない可能性があるという。だから保険証の組合先に電話して確認を取ってくれ、と言われた。そこで早速組合に電話。テレカ残数6。場所は東京。絶対足りぬと思った俺は10円玉を探ったが4枚しかなかった。そこで100円玉の放出を決めた。
かかって「もしもし・・・」と電話して事情を説明する「少々お待ちください・・」といって音楽が流れる。この時点でテレカ全滅。あわてて10円玉を入れる。いっぺん取ったか、と思ったら。「もう少しお待ちください」といってやはり音楽が流れる。10円玉が底をつき、親分・100円玉(おつりは出ないよ)を投入。担当の男の人に事情を説明したら了解は取ったものの「被害届」みたいなもんを出してもらわないとアカン、と言われたので住所と名前を伝える、その時、「プー」という100円玉が切れる音を意識してなかった。プツッ・・・「あれ?」・・・最初からやり直し。また100円投入。電話代だけで300円もかかるとは・・・。
そこで了解を得た後、やっと受け付けてくれた。頬の腫れを見てもらうために外科も希望していたがまずは脳外科を紹介される。脳外科は同じ1階の端っこにあり、人も少なくあまり繁盛していなかった。の割には待たされた。「カネタさん」と呼ばれ、ようやく医者と対面。医者は将棋の羽生名人みたいな人だった。事情を説明したら、握力や視界などが落ちてないか、手の動きが鈍くなってないかというテストを行った。ちなみに握力右利きなのに右23.5左26でした。だいたいこれ、8分くらいの力です。その後、「CTスキャンとレントゲンを取りましょうということで先に別の建物の地下1階にあるCTスキャン室に行く事になった。CTスキャンとはX線で脳を輪切りにした写真をとることのできるアレです。僕も初めてなのでワクワクしてた。同時に脳を輪切りにするくらいだから痛みはないのだろうか、と不安にもなった。「脳の写真ってもらえるのかな?もしもらえたらHPの著者近影に載せておこう」と思いながら。その部屋は別の建物(仮にB号館とする)の地下1階にあるのに看護婦さんが連れてってくれた道のりは、A号館(脳外科のある建物)1階→同3階→B号館3階→B地下1階。なんで上がってるの?どうやら連絡通路があってこっちのほうが行きやすいらしい。看護婦さんに建物の紹介をされながらCTスキャン室に到着。中を見ると、おお、人間が寝る細いベッドとドーナツ型のスキャン機械があるじゃないか。靴を脱ぎながらいよいよ初体験に挑んだ。手を縛られ、頭も縛られた俺に「ウーン」と奴がゆっくりと近づいてくる。やがて俺の頭の真上で止まった。見ると、幅30センチのCTの中に1センチガラス張りの黒い部分があってそこの中にセンサーのような何かが動いていた。「ああ、コレがX線なんやな」俺の中を透過物体が突き抜けていく。当然ながら痛みはなかった。奴は10分ほど俺の脳を探っていたのだが、その間にちょっとやらしいことを考えていたので写真に出たら嫌やなあ、と思った。(でるわけないけど)、そして頭蓋骨レントゲン、肺のレントゲンはあるけど、頭は今までない。これは放射線科というところでやるそうな。ここは繁盛してた。名前が呼ばれ、部屋に入るとレントゲン装置とともになぜかぬいぐるみやディズニーのポスターが天井やら壁やらにいっぱい貼っていた。子供を退屈させないためだろうか。ここはうつぶせ、あおむけ、右横・・・など5箇所ほど写真をとられた。ここでもX線が脳を貫いたはずだが、当然痛みはなかった。
そして再び脳神経外科に戻り、
結果発表:「異常なし」
自分の頭蓋骨や脳のCTスキャン写真を見ながら先程の羽生先生が説明してくれた。入院の心配はない。俺はほっと胸をなでおろした。そして思い切ってこんな事を聞いてみた。
「この写真って、もらえるんですか?」この写真がHPのネタになるかもしれないのだ。先生は苦笑いしつつ、頭蓋骨のレントゲンなら一枚600円であげるけどねえ・・・」高。ということで泣く泣くあきらめた。
そして、先程の市役所もどきの窓口にて精算。「7500円になります。」え・・・・?
(保険が降りなかったら4万程度になるそうだ)
完
祖母さんに聞かれたら「ボールが当たった」という言い訳をしようと思ってるんやけど、今日20日現在、全く気付かれてない。祖母は視力が衰えたということがひしひしと感じられた。
今度こそ次の汚点は、もう作りたくない。![]()